「東京ガールズコレクション（以下、TGC）」がプロデュースする、令和時代のスター発掘を目的に行われるオーディションプロジェクト『SBC湘南美容クリニック presents TGC AUDITION 2024』の最終審査が28日、都内で行われた。大手芸能プロダクション5社が参加し選択指名制度を導入した公開ドラフト会議で、プロダクション尾木から1位指名を受けた東京都在住の13歳・大平衣符夏さん（おおひら・いふか）が準グランプリに輝いた。

　『TGC AUDITION 2024』では、芸能プロダクションが完全ドラフト制で候補者を指名し、所属契約の権利を獲得。指名を受けた候補者は「TGC」の出演や、ファッション誌への掲載、メディアへの出演権など、デビューにむけての支援を受けられる。最終審査には、応募総数約6000人の中から勝ち抜いたファイナリスト29人が出場。公開ドラフトには、大手プロダクション5社が参加した。

大平さんを1位指名したプロダクション尾木所属の市川美織は「とてもハキハキとしたしっかりとした喋り方をしていましたし、コンテンポラリーダンスでとてもしなやかに自分の好きなダンスを披露されていました。芯の強さや柔らかさなど、素敵な姿を見ることが出来て、将来の成長をぜひ見守っていきたいと思いました」と指名の理由を語った。

　1位指名された5人から準グランプリに選ばれた大平さんは「グランプリを狙っていたので悔しかったんですけど、準グランプリになれて本当に良かったです」と若干の悔しさをにじませながらも笑顔を見せる。そして「雑誌やランウェイで活躍するモデルさんになることが今の目標です。後は女優さんにもチャレンジしたいと思っています。憧れの女優さんは小芝風花さんです。映画の『魔女の宅急便』を見て、一つ一つの表情が可愛かったり、演技が上手くて大好きです」と語った。

　なお、ドラフト1巡目では、アービングが岡山県在住の15歳・湯淺凜子さん（ゆあさ・りこ）、エイジアプロモーションが埼玉県在住の22歳・對馬みちるさん（つしま・みちる）、オスカープロモーションが埼玉県在住の21歳・渡辺華音さん（わたなべ・かのん）、プラチナムプロダクションが埼玉県在住の12歳・稲永陽菜さん（いねなが・ひな）、プロダクション尾木が東京都在住の13歳・大平衣符夏さん（おおひら・いふか）をそれぞれ指名。1巡目の使命を受けた候補者は、「東京ガールズコレクション」のランウェイに立つ権利が与えられる。

　なお準グランプリには大平衣符夏さん、「SBC湘南美容クリニック賞」には長崎県在住の17歳・山崎莉愛さん（やまさき・りあ）が選出された。