タレントで俳優の川口葵が16日、タワーレコード渋谷店にて、1st写真集『あおいのすがお。』（講談社）の発売記念イベントを開催、イベント前に囲み取材を行った。

　3年半前に上京した当時から、自分の写真集を出すのが夢だったという川口。写真集が出せると聞いたときのことについて、「近所の薬局にふらっと買い物に行くぐらい普段通りの休日を過ごしていたんですけど、その時マネージャーさんから“ありがたいことに写真集決まったよ”っていう連絡をいただいて、思わず立ち止まったのを覚えています。すぐお父さんやお母さんに報告したのを覚えています」とリアルに振り返った。

　写真集の撮影は、沖縄本島と宮古島で行われた。「空港に着いてすぐは台風の影響でちょっと雨が降っていたんですけど、撮影が始まる頃にはそれが嘘みたいに晴れて。海が綺麗すぎて海水の中の地面まで見えました。こんなに綺麗なところで自分の写真集を撮影していただけるなんて、本当に幸せだなって心から思いました」。

　今回の写真集では、ベッドやバスルームで大人セクシーなランジェリー姿を見せるなど、「自身最大セクシーカット」に挑戦。「友達は“セクシーすぎて見るのが恥ずかしい”って言ってました。自分で見るのもちょっと恥ずかしいですけど、写真集だからできることなのかなと思って挑戦させていただきました」と自信を見せる。露出の高いカットを撮影するために「お風呂上がりに腹筋を中心に筋トレしました。そして毎日保湿を心がけました」と努力したことを明かした。

　2023年を振り返り「“年内には写真集を発売したい”というのを一つの目標に、一つ一つのお仕事を頑張らせていただきました」と真摯に語る川口。来年の目標を聞かれると「これも上京する前から言ってるんですけど、ドッキリを仕掛けられたくて（笑）。虫を食べたり、泥水に飛び込んだり、なんでもしたいので、とにかくドッキリで暴れたいなっていうのが来年の願望です」と語り取材陣を驚かせる。そのうえで「もう少し大人になった自分を出した、2冊目の写真集やカレンダーを出したい」とも語った。

　3年半前に上京し『幸せボンビーガール』（日本テレビ）で注目された川口だが、写真集を出すという目標を果たした今の自分から、上京当時の自分に言ってあげたい言葉を聞くと「不安だらけで上京して、この先どうなっていくのかなとか、お仕事とか貯金とか大丈夫かなとか、心配事がいっぱいあったのを覚えています。芸能界の一線でお仕事をされている方はみんな写真集を出されていましたし、当時の私は桐谷美玲さんなどの写真集イベントに行く側だったので、自分がいつかそうなれたらいいなって、うっすらと思い描いていました。だから、当時の私に“3年半後には自分が写真集を出しているよ”って言ってあげたいですね」と笑顔を見せた。