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2023/12/06 16:02

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20歳以上からの『芸能界デビューへの挑戦』【2】 書類審査・面接審査で注目するポイントを芸能プロダクションの新人開発担当者に直撃

20歳以上でも歓迎! 芸能プロ新人オーディション特集2023
20歳以上でも歓迎! 芸能プロ新人オーディション特集2023

 芸能界デビューを志望する人の“悩み”のなかで上位を占めるのはやはり「年齢のタイムリミット」。芸能プロダクションの募集年齢は10代〜20代前半であることが多く、「20代半ばを過ぎたらデビューはもう無理…?」と焦るケースが多いようだ。そこでオーディション情報サイトの『デビュー』は“20歳以上の志望者からの応募も歓迎!”と、幅広い年齢からの応募を受け付けている芸能プロの新人オーディションを特集。募集を行う芸能プロダクションの新人開発担当者に、「20歳以上の応募者を審査する際に、特に注視しているポイント」「エンタメ業界での『20歳以上の新人』のデビューの現状について」「20歳を過ぎてからの応募者の『強み』」「普段から心がけておくべきこと」などについて話を聞いた。

【PART2】20歳以上を対象にしたオーディションの審査で重視されるのはどこ?

 前回の記事で「20歳以上からの芸能界への挑戦」にもチャンスがあり、「20歳以上」だからこそ武器に出来るものがあることが分かった(下記リンク参照)。では実際にオーディションに臨んだ時に、どこが審査されるのか、どんな部分を磨き伸ばしておけばいいのかについて取材した。

 まずは20歳以上の応募者を審査する際に、特に注視しているポイントについて聞いた。

「書類審査の場合、10代に関しては可能性に注視しておりますが、10歳以上の方に関しては、夢を追い求める、求め続けている必然性を一番の審査ポイントにしております。エントリーシートに書ける限り、熱意をぶつけて欲しいです。面接審査についてですが、だれでも最初は新人で未経験です。出来ないことを出来るようにするのがプロダクションの役割だと思っております。どうして芸能界に入って活躍したいのか、夢を語って欲しいです」(アスタリスク)

「書類選考では、22歳からはルックスに加えて何かしらの芸能に通ずる特技、スキル(殺陣ができる、英語ができる等)があるかどうか。もしくは芸歴を見ます。ただ、例えば25歳であったとしても圧倒的なルックスやスタイルがあれば、スキルがなくてもモデルとしていけるでしょうし、トータルバランスだと思います。面接審査については全年齢共通で、応募写真とかけ離れていないか等は見ます。また、大人であれば最低限の礼儀やコミュニケーションがとれるか、とういう点は見ます」(アーティストボックス)

「書類審査では、20歳以上の方は先ず気持ちが大切です。簡単に考えている人が多いので。面接審査では上記の【気持ち】の確認と現在の技量の確認」(アイエス・フィールド)

「書類審査では、応募写真の第一印象と志望動機の内容を注視しております。また演者として役立つ特技をお持ちの場合は、そこにも注目いたします。20歳以上の方には10代には持ち辛い落ち着きを、また10代の方には年齢以上の自立した思考力を求めております。面接審査では、その方の全体的の雰囲気を感じ取り、生い立ち等を伺いながら、弊社の雰囲気に合致して頂けるか否かを判断させていただきます。20代以上の方は学生であってもアルバイト面接等の経験があると思いますので、会話の中で多少の社会知識等も審査させていただます」(ヴァンセット・プロモーション)

「書類審査では個性重視ではありますが、美意識やセンスを注視しております。また、20歳以上だからこその経験談や覚悟もチェックしております。面接審査では、時間を守ること。きちんと挨拶ができること。美意識。個性。協調性をみています」(オフィスニグンニイバ)

「書類審査では、自分なりに自分のプレゼンを考えられた資料、文章が記載されているか。大人としての人生経験や客観性など、人格としての深さを手に入れられているか。面接審査では遅刻しないこと。挨拶ができること。嘘をつかずに、肩肘張らずに本音で話せているか。自分のことばかり考えていないかを注視しています」(チーズfilm)

「書類では写真はもちろんの事、履歴書の文章能力も判断の一つにしています。面接では目指す目標に対して現在努力している事を必ず聞くようにしています。10代も20代も同じく、自分の進みたい道であるのにも拘わらず、何も準備をしていない人は受かる率は低いと思います」(トライアングル)

「書類審査では、志望動機をしっかり書いているか10代はある程度は素材で見ているが20代は礼儀や常識がある程度身についているかを文章や写真で審査いたします。面接審査では10代は感性、人柄を重視、20代は礼儀・作法、言葉使い、コミュニケーション力を見ます」(レイ・グローエンタテンイメント)

「書類では、10代よりも20代の方が“何をしたいか”という部分を注視しています。例えば29歳の新人の方で演技をやっていきたいとなると、スタートが周りよりもかなり遅れてしまうため、将来いつ目を出せそうか、という部分に着目することが多いです。面接では、20代のほうがコミュニケーション能力を注視しています。また、年齢に比例して自身のこと(将来どうなりたい、自分の個性など)がわかっているかどうかもよく見ています」(ワンエイトプロモーション)

 20歳以上の場合は、書類選考では10代のようなビジュアル面の素材感や可能性以上に、夢を目指し続けている気持ちや覚悟、文章から受け取れる思考力や客観性、そして芸歴などの経験値が判断される。また面接審査では、礼儀や常識、社会的な知識、落ち着きなども審査される。年齢が高いほど、教育に時間をかけるというより、即現場に対応できる大人のふるまいも要求されるということだ。そうした意見を心に留めながら、デビューの特集『20歳以上でも歓迎! 芸能プロ新人オーディション特集2023』の募集情報に応募してみてほしい。

関連写真

  • 20歳以上でも歓迎! 芸能プロ新人オーディション特集2023

  • アーティストボックス所属:梨衣名

  • アイエス・フィールド所属:櫻井淳子

  • アスタリスク所属:村上航

  • アフロディーテ所属:小田島渚

  • ヴァンセット・プロモーション所属:脇崎智史.JPG

  • オフィスニグンニイバ所属:藤原新太

  • ゴールデンミュージックプロモーション所属:松居直美

  • チーズfilm所属:手島実優

  • トライアングル所属:田中シェン

  • PKP所属:佐藤瑠雅

  • ファインモーション所属:浦えりか

  • 4C所属:深澤恒太

  • ブルーエール所属:木村優良

  • MONOPOLIZE所属:木竜麻生

  • レイ・グローエンタテインメント所属:山田菜子

  • 麗タレントプロモーション所属:中村匡志

  • ワンエイトプロモーション所属:吉岡美穂

  

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