唐田えりか、「唐ちゃん・芋ちゃん」と呼び合う10代からの友人・芋生悠との映画初共演を喜ぶ「大切な作品になりました」 | ニュース | Deview-デビュー

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2023/12/02 20:43

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唐田えりか、「唐ちゃん・芋ちゃん」と呼び合う10代からの友人・芋生悠との映画初共演を喜ぶ「大切な作品になりました」

『朝がくるとむなしくなる』の公開記念舞台挨拶より。プライベートでも仲の良い芋生悠(左)と唐田えりか(右)(C)Deview
『朝がくるとむなしくなる』の公開記念舞台挨拶より。プライベートでも仲の良い芋生悠(左)と唐田えりか(右)(C)Deview

 俳優・唐田えりか主演映画『朝がくるとむなしくなる』の公開記念舞台挨拶が1日、渋谷シネクイントで行われ、共演の芋生悠、監督の石橋夕帆が登壇した。

 会社を辞め、コンビニでアルバイトとして働く希(唐田)は、肩身の狭い思いをしながら、単調な日々を過ごしている。ある日、中学時代のクラスメイト・加奈子(芋生)がバイト先にやって来る。何度か顔をあわせるうちに距離を縮めていく二人。この再会を機に、希の日常が少しずつ動き出す。人生に諦めを感じている女性が自分らしさを取り戻していく「再生の物語」。大人になってから少しずつ育まれる友情に静かに胸を打たれる、爽やかな感動作となっている。

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 実生活でも10代の頃から8年来の友人だという唐田と芋生。唐田は「以前からお友達だった芋ちゃんと共演できて、自分にとって大切な作品になりました」と語り、芋生も「芋ちゃん、唐ちゃんって呼び合っていて、なんか恥ずかしい(笑)。役柄としても再会があったんですけど、プライベートでもこの作品で再会できたり、夕帆さんと再会できたり、自分にとって特別な作品になっているます」と喜びを語った。そんな二人の仲の良さが作品の魅力にも反映されているが、石橋監督は「逆に、ボウリングのシーンではまだこの2人が(役の上で)仲良くないんですが、仲が良過ぎてダメ出しというのがありました」と明かした。

 本編ではナチュラルな演技が印象的だが「脚本の時点でリアルに想像できるというか、気負ってシーンに入るぞ!というのがあまりなくて。スーッと馴染むように入っていけるのは、やっぱり夕帆さんが書く本だからなと思いました」(芋生)「本当にただそこに居れたというか、現場の環境作りをしてくださったので、どこか芝居をしていない感覚になっていたような気がします」(唐田)と、2人共石橋監督の脚本と演出に感嘆。自然な雰囲気が脚本に落とし込まれていて、アドリブは意外と少ないというが、芋生は「居酒屋で二人で飲んだ後の道のシーンに関しては完全にアドリブです。モノマネみたいなことをしてるんですが、そこだけ唯一恥ずかしくて観れない」と笑った。

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 印象に残っているシーンについて3人共「加奈子の実家に行くシーン」を挙げる。芋生は「そのシーンは唐ちゃんが震えながら涙を流していて。それを目の当たりにしちゃうともらって私も泣いてしまって。でもそれだと違うねという話になって何テイクもやらせてもらって…最終的に一番いい形になった気がします」と振り返る。石橋監督は「涙が流れることは想定して書いていなかったんですけど、めちゃくちゃいいお芝居で。ここで唐田さんが出してくれたものが正解な気がするということでOKに」と明かす。唐田は「この流れで行きましょうと言っていただいた時、自分自身を信じてもらったような瞬間でもありました。そのシーンの加奈子からの『正しくなんて生きられないよ…』というセリフが自分にとって響く言葉だったので、そういうことも全部含めてすごく自分にとっても大事なシーンだったなと思います」と語った。

 最後に唐田は「まだ自分の立場から、どういうふうに言葉にしていいかわからないんですけれど、自分も加奈子みたいに人に、心に寄り添って大丈夫だよって言える人でありたいなと思いました。自分もこの作品に出て、すごく背中を押していただけたんですけれども、見てくださった方の背中を押してくれる作品でもあると思うので、観た方の日常のパワーになったらいいなと思います」と呼びかけた。

 映画『朝がくるとむなしくなる』は12月1日より、渋谷シネクイントほか全国順次公開。

関連写真

  • 『朝がくるとむなしくなる』の公開記念舞台挨拶より。プライベートでも仲の良い芋生悠(左)と唐田えりか(右)(C)Deview

  • 『朝がくるとむなしくなる』の公開記念舞台挨拶より。プライベートでも仲の良い芋生悠(左)と唐田えりか(右)(C)Deview

  • 『朝がくるとむなしくなる』の公開記念舞台挨拶より。唐田えりか(C)Deview

  • 『朝がくるとむなしくなる』の公開記念舞台挨拶より。芋生悠(C)Deview

  • 『朝がくるとむなしくなる』の公開記念舞台挨拶より。(左から)芋生悠、唐田えりか、石橋夕帆監督(C)Deview

  
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