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2023/11/30 18:02

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20歳以上からの『芸能界デビューへの挑戦』にチャンスはあるか? 武器となるのは社会経験と培った人間力

20歳以上でも歓迎! 芸能プロ新人オーディション特集2023
20歳以上でも歓迎! 芸能プロ新人オーディション特集2023

 芸能界デビューを志望する人の“悩み”のなかで上位を占めるのはやはり「年齢のタイムリミット」。芸能プロダクションの募集年齢は10代〜20代前半であることが多く、「20代半ばを過ぎたらデビューはもう無理…?」と焦るケースが多いようだ。そこでオーディション情報サイトの『デビュー』は“20歳以上の志望者からの応募も歓迎!”と、幅広い年齢からの応募を受け付けている芸能プロの新人オーディションを特集。募集を行う芸能プロダクションの新人開発担当者に、「20歳以上の応募者を審査する際に、特に注視しているポイント」「エンタメ業界での『20歳以上の新人』のデビューの現状について」「20歳を過ぎてからの応募者の『強み』」「普段から心がけておくべきこと」などについて話を聞いた。

【PART1】20歳以上からの『芸能界デビューへの挑戦』にチャンスはあるか?

 芸能界を見渡すともちろん10代の新人が続々誕生しているものの、20代半ばから30代で“遅咲きのデビュー”を果たす人も多く見られる。果たして、業界での「20歳以上の新人」のデビューの現状はどうなっているのか、各社にその空気感を聞いてみた。

「30歳前後で清潔感があり、芝居のできる人を対象としたオーディションが多いと感じています。10代の若さはもちろん武器ですが、経験を重ねたからこそできる表現や個性は求められていると感じています」(オフィスニグンニイバ)

「数年前から特に30代、40代のニーズが以前より増えてきている気が致します。ドラマ、映画の主要な役柄についても、キャラクター重視の場合はポッと出の方も起用されております。 CM等の広告の場合も、若年層より多少の演技経験は注視されるものの、ドラマ、映画より短いオーディションを切り抜けられれば、仕事に結び付く可能性が高いと思います。 そして年齢問わず、そのCMが話題になれば、他のジャンルへのその方自身のプロモーションになります」(ヴァンセット・プロモーション)

「昔から言われ続けていますが、映画・ドラマ・CM、すべての業界で求められているのは新人です。20代、30代でまだ知られていないということはチャンスとも考えられます。自分が短所だと思っていることが長所になります」(アフロディーテ)

 20代から30代の新人であっても、映画、ドラマ、CMなどの現場で新鮮な顔触れを求めるオーディションの機会は十分にあるようだ。ただし、その場に立てるようになるためには、年齢なりの心構えや覚悟が必要となる。

「年齢は関係ないと思います。ただ、夢を追うには、人生としての時間が必要なのは確かで、20代、30代となると、そこに残された時間が10代より少ないので1回のチャンスで手にする強さがないと難しいと思います。また、人間力や経験値などが年齢の分だけ表現に反映されてるかも求められます。その辺りの乏しさがあると、若さを理由には出来ずに厳しい判断をせざるを得ないです」(チーズfilm)

「20代も20歳前後だと未経験でもポテンシャルなどへの期待で起用される場合もありますが、20代後半だとそれなりの経験は求められてくると思うので、やはり年齢が進めば進むほど難しい部分もあるのではないでしょうか。実際に就職していたほぼ未経験の21歳をスカウトしましたが、最後は本人の覚悟かな、と思います」(PKP)

「年齢が若い方がチャンスが拡がっているとは思いますが、何か始めるのには年齢よりもむしろその人の腹の括りみたいなものが必要なのかなと思いますね。必ず成功するんだ!売れてやる!!有名になってやる!!なんでもいいとは思いますが、絶対に逃げない。絶対に負けない。そんな気持ちと共に向かっていく姿勢が必要なのかなと」(MONOPOLIZE)

 ただ「年齢の問題」にして焦るだけではなく、強い意志や覚悟、経験に基づく視野の広さ、柔軟性などがチャンスを広げることになるのかもしれない。

「長い目で見れば、30代以降のオーディション募集が意外と多いので、20代から始めたとしてもチャンスはいくらでもあると思っております」(ワンエイトプロモーション)

「現在ではSNS等での自己発信により注目される場合も多いので、自己プロデュース力のある人はデビューにもつながる可能性が早いと思います」(トライアングル)

「現在のエンタメは何で売れるかわからず、色んなジャンルからのアプローチが必要なのかな?と思います」(レイ・グローエンタテインメント)

 続いて、年齢を重ねたからこその『武器』について考えてみよう。

■「20歳を越えてからの『武器』は「社会経験」「人間力」」

 20歳を越え、年齢を重ねたからこその『武器』について各社に聞くと、「社会経験」「人間力」といった言葉が聞かれた。

「社会人経験があると現場でのコミュニケーションであったり、事務所とのコミュニケーションであったりが円滑にいくことが多いため、その点は強みかと存じます」(ワンエイトプロモーション)

「年齢は関係ないと思います!社会経験があるからこそ活かせる場面もたくさんあります。全ての経験が無駄にならないのがこの業界の面白味でもあります」(麗タレントプロモーション)

「社会人ならその企業に勤めた経験が生かされるし、バイトならバイトリーダーを経験することも強みだと思います。コミュニケーションの現場にいることが経験になります。20代から芸能に挑戦している方は実は多いです」(レイ・グローエンタテインメント)

「10代と比べての一番の強みは長く生きている人間力の差です。芸能界は学校、職場、家庭など様々なことに向き合ってきた貴方の人間力が生きる世界です」(アスタリスク)

「大学まで同じスポーツを続けている方は、それを極めていることで、十分特技としてプロモーションに使用でき、正しく強みになると思います。また飲食業等、不特定多数の人間を相手にサービスを提供する接客業のアルバイトをしている方は、毎回の現場で「初めまして」が多い芸能界に向いていると思います。そしてそれを楽しめるのは人生経験が未だ少ない10代よりある程度人との距離感、空気感を読めるようになっている20代以上の方が圧倒的に有利に思えます」(ヴァンセット・プロモーション)

「特技・趣味が仕事に結びつく例も多々あるので、更に磨きをかける事をお勧めします」(トライアングル)

 一見、芸能の仕事とは関係が無い社会人経験やバイト経験、スポーツ経験や趣味の活動なども、その人の魅力を高める武器として生きるのが、芸能界という場所のようだ。

「人間力ができてきている年齢かと思います。何歳になっても魅力的な人はそうだと思います。人生の経験値を見せてください」(4C)

「人生においての経験値しかありません。また、自分で色んなことを判断する力があると思います」(チーズfilm)

「年齢を重ねたことで得た人生経験や知識は、演技やパフォーマンスにも活かせることがあると思います」(ゴールデンミュージック)

「経験のすべてが武器になると考えています」(オフィスニグンニイバ)

「募集年齢を広く設けている事務所は、少なからずその様な方への門戸を開いております。俳優は0歳〜90歳代で活動している方もいる職業ですので、ご自身の判断だけで、年齢に線を引いてしまうと、後悔が残る場合も多いと思います」(ヴァンセット・プロモーション)

 「もう年齢的に無理」と自らチャンスを放棄するか、今回の言葉の数々を信じて気持ちも新たにチャレンジするか、それが人生の分岐点になるかもしれない。そのきっかけはデビューの特集『20歳以上でも歓迎! 芸能プロ新人オーディション特集2023』にある。

関連写真

  • 20歳以上でも歓迎! 芸能プロ新人オーディション特集2023

  • アーティストボックス所属:梨衣名

  • アイエス・フィールド所属:櫻井淳子

  • アスタリスク所属:村上航

  • アフロディーテ所属:小田島渚

  • ヴァンセット・プロモーション所属:脇崎智史.JPG

  • オフィスニグンニイバ所属:藤原新太

  • ゴールデンミュージックプロモーション所属:松居直美

  • チーズfilm所属:手島実優

  • トライアングル所属:田中シェン

  • PKP所属:佐藤瑠雅

  • ファインモーション所属:浦えりか

  • 4C所属:深澤恒太

  • ブルーエール所属:木村優良

  • MONOPOLIZE:木竜麻生

  • レイ・グローエンタテインメント所属:山田菜子

  • 麗タレントプロモーション:中村匡志

  • ワンエイトプロモーション所属:吉岡美穂

  

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