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2023/11/28 21:04

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ロミオ役に小関裕太&岡宮来夢、ジュリエット役に吉柳咲良&奥田いろは(乃木坂46)、2024年上演のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』キャスト解禁

ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』キャスト陣
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』キャスト陣

 2024年5月〜7月に上演されるミュージカル『ロミオ&ジュリエット』のキャスト及び公演情報が発表され、ロミオ役に小関裕太と岡宮来夢、ジュリエット役に吉柳咲良と奥田いろは(乃木坂46)が演じることが明らかとなった。

 ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』は、2001年にフランスで生まれ、世界20ヵ国以上で600万人以上を動員したメガヒット作品で、日本では小池修一郎演出により2010年に宝塚歌劇団によって初演。その大反響を追い風に、2011年に新たに誕生したのが、このミュージカル『ロミオ&ジュリエット』<日本オリジナルバージョン>。その後、上演の度に大きな注目を集め、2017年には演出を一新しさらなる反響を得て、2021年以来3年ぶり6度目の上演が決定した。

 本作の演出は、宝塚歌劇団での公演、そして日本オリジナルバージョンの上演を全て手掛けてきた、ヒットメーカー・小池修一郎。『エリザベート』『モーツァルト!』などの日本初演作は、いまや誰もが知る名作として常に上演が繰り返され、さらに『LUPIN』『ポーの一族』『るろうに剣心』といった“名作の世界初のミュージカル化”も成功を収めている。本作でも、迫力の歌とダンスで、若者の疾走感と感受性を巧みに表現し、2017年の新演出からは“近未来を思わせる、破壊された世界で起こる物語”という設定を据え、この世の荒廃と、その中でなお煌めく愛の純粋さと崇高さを、より鮮明に浮かび上がらせた。

 また、小池の演出作品を通じてキャリアを確立させた俳優は数多く、過去のロミオ役を翻っても、城田優、山崎育三郎、柿澤勇人、古川雄大、大野拓朗、黒羽麻璃央、甲斐翔真と現在の日本のミュージカル界を牽引する俳優たちが名を連ね、ジュリエット役の昆夏美、フランク莉奈、清水くるみ、生田絵梨花、木下晴香、葵わかな、伊原六花、天翔愛には、俳優として羽ばたくきっかけを生み出した。

 そして、2024年公演のロミオ役を務めるのは、小関裕太と岡宮来夢。小関は、子役として俳優活動をスタートさせ、舞台作品にも意欲的に取り組み、『ジャンヌ・ダルク』『キングダム』、ミュージカル『四月は君の嘘』と話題作に数多く出演。近年は映画・テレビと映像でも主演作が相次ぎ、今最も旬な俳優として注目を集めている。

 岡宮は、2.5次元作品を中心に活躍し、ミュージカル『刀剣乱舞』の鶴丸国永役で高い人気と評価を得ている。本作への出演は厳しいスケジュールが控える中、本人たっての希望でオーディションに挑み、実力はもちろんロミオ役を渇望するその熱意と情熱で出演を勝ち取った。

 そしてジュリエット役には、吉柳咲良と奥田いろは(乃木坂46)を大抜擢。吉柳は、若干12歳にしてホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞し、翌年にはミュージカル『ピーターパン』の10代目ピーターパンという大役にて女優デビューを果たした。同役を22年まで務め、近年は映画・ドラマと活躍の場を広げ、さらには映画『天気の子』『かがみの狐城』で声優も務めるなど、次世代を担う若手女優である。

 奥田は子役としてキャリアをスタートさせ、2022年にオーディションに合格し5期生として「乃木坂46」に参加。先輩・生田絵梨花の後を追い、念願のジュリエット役を手に入れ、本作で初舞台にして初ミュージカルという大きな一歩を踏み出す。

 そして、ベンヴォーリオ役には内海啓貴と石川凌雅、マーキューシオ役には笹森裕貴と伊藤あさひ、ティボルト役には太田基裕と水田航生と、いずれも魅力的で将来有望なキャストが集結。さらに、死のダンサー役を栗山廉(K-BALLET TOKYO)とキム・セジョン(東京シティ・バレエ団)、キャピュレット夫人役を彩吹真央、乳母役を吉沢梨絵、ロレンス神父役を津田英佑、モンタギュー卿役を田村雄一、モンタギュー夫人役をユン・フィス、パリス役を雷太、ヴェローナ大公役を渡辺大輔、キャピュレット卿役を岡田浩暉が演じる。

【ロミオ&ジュリエット キャストコメント】
■小関裕太 コメント
世界中にファンがいるこの名作に出演できることを光栄に思います。「ロミオ&ジュリエット」は、演劇界になくてはならない戯曲、という印象です。例えば、映像作品の現場などでも「これは現代のロミオとジュリエットです。」「ロミオとジュリエットでいうところの、このシュチュエーション」と説明されるほど、現代作品にも大きく影響があります。クラシカルな音楽とポップスが混ざり合った美しい楽曲たちを歌い上げることが、僕にとって挑戦だと感じています。
従来から伝わるこの「愛」と「悲劇」を全身で受け止め、作品と向かい合うこの期間を大切に育んでいきたいです。演出の小池修一郎さんとご一緒する中で、この挑戦にどんな意味が生まれていくのかワクワクします。走り抜いた先に見える景色は
どんなものになるのか?お客様とも一緒に歩んでいけたら嬉しいです。

■岡宮来夢 コメント
この度ロミオを演じさせていただくことになりました岡宮来夢です。役者としてロミオを演じることができること、本当に光栄に思います。そして「いつか小池先生演出の作品に出演する」という願いが叶うことは夢のようです。
スケジュール的にも大変になることは僕自身分かってはいるのですが、とにかくロミオを演じたい一心で、一度歌を聴いていただきたいと無理を承知でお願いし、オーディションに挑みました。選んでいただいた責任をしっかりと感じ、そして先輩
方から繋がったバトンの重みを励みに変えてこの大役に臨んでいきたいと思います。そして、僕自身楽しみながら、皆さまに認めてもらえるロミオを作っていきたいと思っています。
劇場でお会いできることを楽しみにしております!

■吉柳咲良 コメント
ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」は、とても華やかな舞台のイメージです。以前観劇させていただいたことがありますが、何より楽曲が素敵で強く印象に残りました。また、真っ直ぐさや危うさみたいなものが若さゆえにある感じも色々な年代に愛される理由なのかなと思いました。ジュリエット役に決まって、正直にいうと不安が大きかったです。自分との共通点も薄くて、私自身は”ジュリエットっぽさ”みたいなものからは程遠いところにいる人間だと思っているので、どんな風に作り上げていこうかな。と、日々考えながら過ごしています。
ピーターパンを卒業してから初のミュージカル出演となるので、またあの時とは違った、ジュリエット役として皆様に納得いただけるような姿をお届けできるよう誠心誠意挑みます。ぜひ楽しみにしてほしいですし、沢山の方に観に来ていただけ
たら嬉しいです。

■奥田いろは(乃木坂46) コメント
世界中で長い間愛され語り継がれているこの作品に関われる事、とても嬉しいです。私はミュージカルも舞台も経験がないのですが、小さい頃から歌ったり踊ったり演じることが大好きでミュージカルにも憧れがあったので、今回このような貴重
な機会を頂けたことに感謝しています!歴代公演ではグループの先輩である生田絵梨花さんがこのジュリエット役を演じていて、まさか私がバトンを受け取れるなんて思ってもいなかったので今でも夢みたいです。
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』を初めてみた時に世界観や音楽の美しさに見惚れたのを覚えています。純粋だけど芯の強さもあるジュリエットをどこまで自分に落とし込めるか、私自身がジュリエットをどこまで愛せるのかこれから始まる
お稽古が楽しみです。

【公演概要】
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
■東京公演:2024年5月16日(木)〜6月10日(月)新国立劇場 中劇場
■愛知公演:2024年6月22日(土)・23日(日)刈谷市総合文化センター
■大阪公演:2024年7月3日(水)〜15日(月・祝)梅田芸術劇場メインホール

原作:ウィリアム・シェイクスピア
作:ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出:小池修一郎(宝塚歌劇団)

出演:
ロミオ:小関裕太 / 岡宮来夢
ジュリエット:吉柳咲良 / 奥田いろは(乃木坂46)
ベンヴォーリオ:内海啓貴 / 石川凌雅
マーキューシオ:笹森裕貴 / 伊藤あさひ
ティボルト:太田基裕 / 水田航生
死:栗山廉(K-BALLET TOKYO) / キム・セジョン(東京シティ・バレエ団)
キャピュレット夫人:彩吹真央
乳母:吉沢梨絵
ロレンス神父:津田英佑
モンタギュー卿:田村雄一
モンタギュー夫人:ユン・フィス
パリス:雷太
ヴェローナ大公:渡辺大輔
キャピュレット卿:岡田浩暉
ほか

(C)ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』公演事務局

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