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2023/09/21 19:25
モデル歴30年目の高垣麗子、引っ込み思案で不器用・二度の離婚・シングルマザー…“キラキラしていない日常”のなかで見つけた『好き』を綴った著書発売
『プチセブン』専属モデルとして1994年にsモデルデビューし、モデル歴30年目を迎える高垣麗子の著書『わたしの好きのかたち』(光文社)が21日に発売された。
モデルといえば、華やかで余裕があって素敵な暮らしを送っているというイメージを抱かれがちだが、高垣は「私は職業がモデルなだけでごく普通のひとりの母であり、シングルマザーで働く女性」と言う。
本著では、そんな彼女が好きなコト・モノ、プライベートでの様々な出来事、親になって経験できたことや新たに広がった世界について、ありのままを書き綴っている。高垣の様々な面がぎゅっと詰まった短編集のような仕上がりは、どこから読んでも楽しく、ちょっとした空き時間に目を通すことが出来る。
人見知りで不器用だったという10代についても「14歳のころ、道でスカウトされたことをきっかけにモデル業をスタート。引っ込み思案でこれといった趣味もなく、むしろ背が高いことをコンプレックスに思っていた当時のこと。カメラの前で笑えない、オーディションでは自己紹介で泣いてしまうなど自己嫌悪に陥る日々」(本文より引用)と全然キラキラじゃない裏側を明かしている。
モデルという仕事との葛藤や、二度の離婚、シングルマザーになったときのことなど、包み隠さず語る一方で、コーヒー、柴犬、カメラ、ひとり時間、娘の存在など、『好き』の引き出しを増やしていく。そんな彼女の『好き』がちりばめられた本書から、自分の“好き”を発見するヒントが見つかるかもしれない。
さらに、巻末には6歳の愛娘・なっちゃんが描きおろしたイラストや、ママとしての高垣について語ったページも。「おっちょこちょい」「ママはお風呂でバスソルトを開けられない」という可愛らしい一面や、「ママと一緒に寝る時、なっちゃんは嬉しい。隣にいるから」という思わず涙がこぼれそうなエピソードまで明かしている。
なお、著書発売を記念して10月1日、ブックファースト新宿店にてサイン本お渡し会を実施。名前をその場で書き入れ、2ショットチェキ撮影も行う。
■著者メッセージ
誌面やSNSで発信している私も本当の私ですが、もっともっと内面のそのままの私を発信してみたいと思ったのはちょうど一年半ほど前のこと。人生って、誰もが皆んな色々ある。どんな時でも自分の“好き”に目を向けて、ちゃんと大切にしていきたいと思っています。自分の好きは生きていく上で強みになると思うから。そして、改めてご自分の“好き”と向き合うきっかけになったらなお嬉しいです。
(おわりに より一部抜粋)
■高垣麗子プロフィール
1979年、東京都中野区生まれ。『プチセブン』専属モデルとして1994年にモデルデビュー。以来29年間、ファッションモデルとして女性誌を中心に数々の媒体に登場。『STORY』ではカバーモデルを務めた。ハッピー感のある笑顔やライフスタイルは多くの支持を集める。食べることが大好きで、発酵食品マイスターなどの資格を持つ。2017年に女児を出産。