「大学に進学したい、だけど夢も追いかけたい！」という全国の高等学校・高等専門学校に在籍する生徒の意欲を大阪芸術大学とGIZAがサポートするヴォーカルコンテスト「すごいよ！キャンパスター ヴォーカルコンテスト VOL.7 」の決勝が8月27日、大阪hills パン工場にて開催され、グランプリには、冨田響葵（とみた・ひびき）さんが輝いた。

　決勝当日には、予選を突破した8名のファイナリストが会場に集結、それぞれの歌唱力やパフォーマンスで競い合った。その結果、eillの「ここで息をして」を力強いパフォーマンスとともに歌唱した、冨田響葵さんがグランプリに選出された。準グランプリには川田望由（かわた・みゆ）さん、GIZA特別賞には太田陽菜（おおた・ひな）さん、池田恵（いけだ・めぐみ）さん、川田望由（かわた・みゆ）さん、小松怜（こまつ・れん）さん、奨励賞には太田陽菜（おおた・ひな）さん、木村もも（きむら・もも）さんがそれぞれ選ばれた。

■グランプリ・冨田 響葵さんインタビュー

――グランプリ受賞の感想をお願いします。

「グランプリをいただけると思っていなくて、すごく混乱しています。とても嬉しいです」

――決勝で披露した楽曲について教えてください。

「今回はeillさんの『ここで息をして』という映画の主題歌にもなった曲を歌わせていただきました。自分の持っている最大限の実力を一番発揮できる曲は何かな？と考えた時に、最初にパッと出てきたのがこの曲で、絶対にこの曲を歌おうと思いました。この曲はブレスがとても難しい曲で、どこまで息継ぎをせずに歌えるかといった練習をしてきました。ビートの変化をいかに合わせられるかも意識して頑張りました」

――決勝のパフォーマンスはいかがでしたか？

「パフォーマンスで観客の皆さんや、カメラマンさんと一体化できるようなパフォーマンスをしたくて、そこで、目を合わせるといったパフォーマンスを考えました。そのパフォーマンスをしている時にすごく自分も盛り上がったし、皆さんも盛り上がってくれたのではないかなと思ったのでよかったです」

――今後の目標は？

「世界で活躍するアーティストになって、色々な問題などで苦しんでいる方がいらっしゃると思いますので、少しでもそういった方が前を向くきっかけの一人になれるような、そんな歌手を目指して頑張りたいです」