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2023/09/07 19:04
右腕骨折の逆境を乗り越えたエステティシャン・加藤世理奈さんが「Miss Galaxy of Beauty 2023」日本大会グランプリに「夢を諦めないことを発信したい」
SDGsの達成をテーマにした日本発の世界的ミスコンテスト『Miss Galaxy of Beauty 2023』(ミスギャラクシーオブビューティー2023)日本大会が1日、東京・浅草花劇場で開催され、エステティシャンの加藤世理奈さんが日本グランプリを獲得した。
「持続可能な社会を目指す世界中の女性たちの中から、銀河のように美しく輝く女性を選出する」ことを目的に開催される『Miss Galaxy of Beauty 2023』。1891年日本で初めて開催されたミスコン『東京百美人』にあやかり浅草で開催された決勝大会には、地方予選から勝ち上がったファイナリスト12名が出場した。
この日のために自身を磨いたファイナリストたちは、オープニング審査、水着審査、スピーチ審査、イブニングガウン審査の4項目で個性を競い合った。グランプリに輝いた加藤世理奈さんは今年3月、自らの不注意により右腕を骨折。エステティシャンだった彼女は仕事を失い、収入も失った事で住む家まで失い、一時は親戚の元を転々とするホームレス状態での出場だった。
加藤さんは「骨折して、逆境の中でもミスコンでグランプリを獲得できました。世の中には怪我やハンディキャップを負っている人も多いと思いますが、それが原因で夢を諦めてしまわないように発信していきたい」とコメントした。
また『東スポ賞」を受賞した渡邊里緒さんは、超大型トレーラーの運転手という異色の経歴を持つ出場者。プレゼンターを務めた東京スポーツ新聞社の平鍋幸治社長は選考理由について「新聞を運んでもらってるのに選ばない訳にはいかないじゃない」と、冗談めかしてコメント。渡邊さんには副賞として東スポニンニクマシマシ餃子100個が贈呈された。
日本大会の演出は2.5次元舞台で活躍する宇治川まさなり氏が担当。審査員は元宮崎県知事 東国原英夫氏、タレントの発掘・育成で手腕を見せる野田義治氏、東京スポーツ新聞社社長平鍋幸治氏など6名が務めた。
■日本大会受賞者
【GRAND-PRIX】加藤世理奈(かとう・せりな)
【1st Runner up 2位】土井優華里(どい・ゆかり)
【2nd Runner up 3位】稲田舞(いなだ・まい)
【東スポ賞】渡邊里緒(わたなべ・りお)
【SNS賞】竹内結希(たけうち・ゆうき)
【congeniality賞】土井優華里(どい・ゆかり)
【Best Swimusuit賞】土井優華里(どい・ゆかり)