前田拳太郎と柏木悠（超特急）がＷ主演を務める、9月26日スタートのTBS系ドラマストリーム『君には届かない。』に田中偉登、松本怜生、百瀬拓実が出演することが明らかとなった。成績優秀なイケメン男子・ヤマト（前田）と、至って平凡な陽気男子・カケル（柏木悠）の関係を温かく見守るクラスメイト役として、ドラマを盛り上げる。

　TBS深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」10作目の本作は、みか氏による累計発行部数75万部を突破した同名コミックが原作の“ぴゅあキュン”ボーイズラブストーリー。幼馴染の相反する２人が惹かれ合うも伝えられないもどかしさと葛藤を、少女漫画のような繊細なタッチで描いていく。スタイル抜群で成績優秀、女子の憧れの的である高校生・ヤマト役を前田が、成績はイマイチの明るい平凡な高校生・カケル役を超特急・柏木が演じる。

　今回発表された出演者は、ヤマトとカケルの関係を温かく見守るクラスメイトたち。カケルの良き理解者であり、ちょっとおちゃめで時にムードメーカーな藤野孝介役に田中偉登、鋭い観察力で２人の関係にいち早く気づき２人に寄り添う保坂唯役に松本怜生、保坂と共に２人の関係を見守り、みんなを和ます癒しキャラの天宮颯一郎役に百瀬拓実が決定。田中、百瀬はＴＢＳ連続ドラマ初出演となる。

　学校を舞台に撮影しており、撮影現場は今回発表の３人と前田・柏木の笑い声が常に絶えず、カメラが回っていない間も実際の男子高校生の休み時間のようににぎやかだという。ヤマトとカケルの“ぴゅあキュン”シーンに加え、注目の若手俳優たちが戯れる“わちゃわちゃ”としたシーンにも注目だ。

【役柄・コメント紹介】
■藤野 孝介（ふじの こうすけ）役／田中偉登
▼役柄：
ヤマトとカケルのクラスメイト。カケルと仲が良く明るい性格。コミュニケーション能力が高く、みんなの潤滑油的存在。クラスの中心にいるわけではないが、みんなと分け隔てなく話せる人物。カケルを合コンに誘ったり、恋愛相談に乗ったりと親身にアドバイスをする。カケルの良き理解者であり、ちょっとおちゃめで時にムードメーカーな存在。ヤマトとカケルがぎくしゃくしているとすぐ気づくなど、周りを見ている反面、２人の関係が恋愛方向に行っていることには気づく様子がない。
▼コメント：
今回初めてボーイズラブな恋愛をテーマにした作品に関わらせていただきましたが、原作や脚本を読んで、そして撮影を通して「恋愛」というのは悩ましくて美しいものだなと感じました。ただそこに同性という壁があり、素直になれない不器用な２人が生み出すムズムズするような感覚がまたこのドラマに生きる人たちを美しく焦れったい感じにしているなと思います。
原作で感じた「このシーンいいよね」という瞬間もドラマにはしっかりと詰まっていますので、原作ファンの方にも心から楽しんでいただけると思います。
そして、僕が演じる藤野孝介がこの作品を鮮やかにする１色になっていればいいなと思います。
是非、テレビの前でご覧の皆さんもこのムズキュンにたくさん悶えてください！

■保坂 唯（ほさか ゆい）役／松本怜生
▼役柄：
ヤマトとカケルのクラスメイト。思ったことがすぐ口に出てしまう性格で、マイペースな一面も。
一見チャラチャラしているが、実は他人の気持ちを理解し、寄り添い後押しすることができる器の大きい人物。鋭い観察力でヤマトとカケルの関係にいち早く気づき、ふたりの背中を押すキーパーソン。
▼コメント：
初めて原作と台本を読ませていただいたとき、主人公２人にひたすら「頑張れー！」と思いながら読んだのを覚えています。
僕が演じさせていただく保坂唯は、そんな２人のクラスメイトで、普段は人をからかうのが好きな金髪のお調子者ですが、いざという時に他人の気持ちをいち早く理解し後押しすることができる、少し底の見えない不思議な人物です。
この作品は登場人物一人一人にすごく個性があり、色があるので、自分もその一人として精一杯、保坂の色を出し切りたいと思います！
そして皆さんには、華やかな学校生活の中心で恋をするヤマトとカケルを応援しながら、楽しんで観ていただけるとうれしいです！

■天宮 颯一郎（あまみや そういちろう）役／百瀬拓実
▼役柄：
ヤマトとカケルのクラスメイト。物腰が柔らかく、周りを見てバランスをとる気が利くタイプ。素直な性格で、思ったことをまっすぐ表現する人物。マイペースな保坂を止められる唯一の存在。ヤマトのことは近寄りがたく不愛想だと思っていたが、合コンをきっかけに次第に打ち解けていく。
▼コメント：
台本を初めて読んだとき、天宮君は自分となにもかもが真逆すぎて笑っちゃいました。天宮君はふわふわニコニコ、かといって鈍感なわけではなくきちんと周りを見られる、そんな役柄です。
役が決まったときは部屋で１人でしばらく口角が下がらなくなるくらいうれしかったのを覚えています。
役作りで髪も染めて、長かった襟足もばっさり切りました。あとは高校生役なのですらっとした見た目でいるために、ドラマが決まってからお酒をやめています。
個性豊かな男子たちの青春、友情、恋、たくさん詰め込まれた作品です。
毎週新鮮な展開に振り回されてください！

【番組概要】
『君には届かない。』
地上波放送：9月26日（火）深夜25時3分　スタート
毎週火曜深夜24時58分〜25時28分（※放送日によって放送時間が異なる）
地上波放送後、「TVer」「TBS FREE」にて無料１週間見逃し配信

■スタッフ
製作：『君には届かない。』製作委員会
制作プロダクション：TBSスパークル
原作：「君には届かない。」（MFC ジーンピクシブシリーズ/KADOKAWA刊）
著者：みか
脚本：開真理
プロデュース：阿部愛沙美
配信プロデュース：今井夏木　杉山香織
監督：泉正英　棚澤孝義　林雅貴

■出演
ヤマト（大原 倭斗）：前田拳太郎
カケル（芦屋 架）：柏木悠（超特急）

藤野 孝介：田中偉登
保坂 唯：松本怜生
天宮 颯一郎：百瀬拓実

【あらすじ】
幼馴染のヤマト（前田拳太郎）とカケル（柏木悠）。ヤマトは容姿端麗、成績抜群でよく女の子に呼び出されては告白されていた。一方のカケルは、成績はイマイチだけど明るく平凡。クラスの友達からはどうして一緒にいるのか不思議だと言われるが、２人は小さなころから一緒で、ヤマトはカケルを心配して補習にもいつも律儀に付き合っている。確かにヤマトは無愛想で人見知りで口下手で話しにくいかもしれないけど、本当は優しくて頭が良くて何でもできることをみんなに知ってほしいとカケルは日々思っていた。
そんなある日、告白を断ってばかりのヤマトに、もしかして好きな人でもいるのかとカケルが聞くと、ヤマトは「･･･カケル」とだけつぶやき･･･！？ カケルはまさか自分のことではないだろうと返事をするが、ヤマトにしてみたらそれは精一杯の告白だった。そんな、カケルには届かないヤマトの気持ちが向かう先は──