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2023/09/04 17:16

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日向坂46・齊藤京子、初の単独主演ドラマが決定 “パラサイト不倫”を描く禁断の恋に挑む「びっくりと嬉しいという気持ちでいっぱい」

日向坂46の齊藤京子が初の単独主演を務める、テレビ朝日系土曜ナイトドラマ『泥濘の食卓』ビジュアル(C)テレビ朝日
日向坂46の齊藤京子が初の単独主演を務める、テレビ朝日系土曜ナイトドラマ『泥濘の食卓』ビジュアル(C)テレビ朝日

 日向坂46の齊藤京子が、10月21日スタートのテレビ朝日系土曜ナイトドラマ『泥濘の食卓』(毎週土曜 よる11:30〜)で初の単独主演を務めることが決定した。

 日向坂46のセンターを務めた経験もあり、歌唱力で聴く人を魅了する一方で、バラエティー番組では、嘘のないストレートなコメントで時に共演者や視聴者を驚かせながらも、その素直で屈託のない姿に好感を与えている齊藤。お笑い芸人・ヒコロヒーと共にMCを務める冠番組『キョコロヒー』(テレビ朝日系)では、今年6月に初のゴールデン特番『大キョコロヒー』も実現させた彼女が、今回満を持してドラマ初単独主演に挑む。

 同作の原作は、2016年に『悪い夢だといいのにな』で「第75回ちばてつや賞」大賞に輝いた新進気鋭の漫画家・伊奈子氏による話題作『泥濘の食卓(ぬかるみのしょくたく)』。主人公の女の子がバイト先の店長と不倫をし、さらには店長の息子、そして店長の妻にまで近寄っていく…。純粋すぎるがゆえ、まっすぐな愛が狂気へと変わった想いが、愛する相手の家庭へと徐々に寄生していき、やがて泥濘へと引きずり込んでいく、かつてない『パラサイト不倫』を描くストーリー。

 齊藤が演じるのは、毒親に育てられたことで、「自分には何の取り柄もない」と思い込んでいる自己肯定感の低いスーパーの店員・捻木深愛(ねじき・みあ)。常に否定し続け、暴力を振るっていた父亡き後も抑圧の強い母と2人で暮らす深愛は、初めて自分を肯定し、優しくしてくれた店長に恋をして、不倫関係になってしまう。ところが、店長の妻の病が悪化したことをきっかけに別れを切り出され、突然、絶望のどん底に突き落とされた深愛だが、考えた末に導き出した答えは「私はやっぱり、店長と幸せになりたい」。愛する店長を元気にするために、店長の妻の病気を治そうととんでもない行動に出始め、やがてその行動はどんどんエスカレート。深愛の純粋すぎる想いが、店長一家を蝕んでいく…という役どころだ。 

 また、今回の解禁に合わせ、ドラマの世界を1枚で表現したビジュアルと、原作者・伊奈子氏が描いた齊藤と主人公・捻木深愛のスペシャル書き下ろしイラストも同時解禁された。ドラマビジュアルでは、齊藤演じる深愛が沼に浮かび、タイトルの『泥濘(ぬかるみ)』にちなんで、ドロドロした沼を表現。「夫も、息子も、妻も。彼女から、抜け出せない。」という意味深なコピーと共に、主人公がある家庭を泥濘へと引きずり込んでいく様子を1枚のビジュアルで表現している。

 さらに齊藤京子×伊奈子という勢いのある2人に加え、強力なスタッフ陣も集結。メイン監督を務めるのは、2014年にミステリーと人間ドラマを融合させた映画『バイロケーション』(2013年)でウディネ極東映画祭やストックホルム国際映画祭などへ出品され、国内外で称賛を浴びた安里麻里。メイン脚本は2014年に『隣のレジの梅木さん』で「フジテレビヤングシナリオ大賞」の大賞を受賞し、以降も『ラヴソング』(2016年)や『アイ〜私と彼女と人工知能』(2017年)、『アライブ がん専門医のカルテ』(2020年)、『PICU小児集中治療室』(2022年)など、恋愛から医療ものまで幅広く手掛ける倉光泰子が担当。

 なお、本日放送される『キョコロヒー』(毎週月曜 よる11:45〜 テレビ朝日系)では、齊藤の初のドラマ単独主演をお祝いするべく、『寝耳に水!齊藤京子主演決定スペシャル』を放送する。

【出演者・原作者コメント】
■捻木深愛(ねじき・みあ)役/齊藤京子(日向坂46)
 今まで何度かドラマには出演させていただいたことはありますが、単独で主演というのが今回初めてなので、ドラマ出演が決まったことは、びっくりと嬉しいという気持ちでいっぱいです。
 ドラマ、お芝居をやってみたいという気持ちがずっとあり、新年のブログで“今年はドラマに出られたらいいな、お芝居をもっと頑張りたいな”と書いていたので、本当に嬉しいです。不安な気持ちもありますが、ネガティブな気持ちはなくて、とにかく頑張りたいという前向きな気持ちがすごく強いです。
 ドラマの内容を聞いて、原作を読んだのですが、とても面白くて、主人公・深愛を演じられることが本当に嬉しくて、今から撮影がすごく楽しみです。
深愛は物事をすごく素直に捉えている部分など、自分にちょっと似ているところもありますが、もし現実にそういうことが起きたとしたら、そんなことはしないだろうなと思います。
 原作で読んでいたすずらんのスーパーだ!このシーンあそこだ!とか全部が見たことのある光景だと思うので、現場に行くこともとても楽しみにしています。
このドラマは深愛が、まっすぐにただただひとりの人を愛し続ける本当に純粋な恋愛の物語だと思います。
 私自身も初単独主演という形で、精いっぱい頑張りたい気持ちですので、是非楽しみにしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!

■原作者/伊奈子氏
 『泥濘の食卓』は自分の人生をかけて作ったものなので、ドラマ化されると聞いた時は、めちゃくちゃ嬉しかったです! さらに、主人公の深愛を齊藤京子さんが演じると伺い、さらに嬉しかったと同時に、彼女に不倫をさせて良いんでしょうか…!?と不安になりました。彼女のことをさまざまな場面で拝見し、知れば知るほどとても魅力的で、表現力も本当に素晴らしい方だと思いました。今は、「こんな素晴らしい方に不倫をさせていいんだろうか…」という気持ちと、「でもいろんな齊藤さんが見てみたい…!」という気持ちが戦いまくっています。清らかでダークなものとは無縁。でもその輝きは周りの人たちの人生を狂わせる――齊藤さんの深愛は本当にハマり役だと思います! ドラマの完成が楽しみです。
 さらに、ドラマの制作陣の方々は原作を隅から隅まで読みこんでくださっています。絶対に良いものを作ろうという心に満ちていて、打ち合わせのたびに嬉しくて泣けます。原作を読んでくださった方も未読の方も絶対楽しんでいただける作品だと胸を張っておすすめできるので、ご視聴いただけると幸いです!

関連写真

  • 日向坂46の齊藤京子が初の単独主演を務める、テレビ朝日系土曜ナイトドラマ『泥濘の食卓』ビジュアル(C)テレビ朝日

  • 原作者・伊奈子氏による齊藤京子と主人公・捻木深愛の2S書き下ろしイラスト(C)伊奈子/新潮社

  • 『泥濘の食卓』書影(C)伊奈子/新潮社

  

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