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2023/09/03 15:08
“なぞかけ”が得意な東大生・清水悠華さんがミス日本東日本代表に「やりたいことはまずやってみるのがモットー」
「日本らしい美しさで社会をより良くする」ことを目指して開催される「第56回ミス日本コンテスト2024」の東日本地区大会が24日、新宿・京王プラザホテルで開催され、2024年1月22日に開催予定の本大会に出場するファイナリスト8人が決定した。東日本代表の一人、長野県出身の20歳・清水悠華さん(東京大学前期教養学部理科二類2年)は、東京大学出身で前年度の2023ミス日本「ミス着物」に輝いた寺嶋琴さんの姿を追ってミス日本にチャレンジ。「将来はWHOで活動したい」と夢を語った。
清水さんは自己PRで「私は幼い頃から全ての人を幸せにできる医師になりたいと思っておりました。ところが、中学の時、宝塚の舞台を観劇した時、体中の血液が沸騰するほどの感動を覚え、タカラジェンヌになりたいと思い、医師と宝塚の2つの夢を目指しました。この時の努力や支えていただいた方々とのつながりは私の基盤です。現在は社会学の研究をし、将来はWHOで活動したいと思っております」とアピール。
そして「実は私、落語やなぞかけも大好きです」と切り出し、「この大会とかけて『香炉峰の雪』と解く。その心は、どちらも『みす(ミス/御簾)』でしょう。『香炉峰の雪は簾を撥げて看る』は機知に富んだ女性も表しますので、この大会にぴったりだと思いました」と得意のなぞかけを披露した。
今回清水さんがミス日本にチャレンジした理由について「東京大学に推薦入学した一期上の寺島琴さんが2023年の『ミス日本ミス着物』に選ばれたのを聞いて、父が“挑戦してみたら”と勧めてくれました。それと宝塚受験で培った面接力も出せるんじゃないかと思いましたし、勉強会にも参加できるということで挑戦しました」と明かす。
宝塚受験にも挑んだがごとく、興味を持ったことにはどんどんチャレンジする性格だといい「いろんなことに興味があって、最近は日本舞踊を始めたり、歌舞伎を観に行ったり、和洋いろいろ取り入れてみたり。語学にも興味があって、サンスクリット語など、なかなか普通の人は触れないようなことも経験したいという気持ちがあって、やりたいことはまずやってみるというのがモットーなんです」だと教えてくれた。
実際今回ミスコンテストに参加してみて「感動です」と目を輝かせる。「メディアでしか触れていなかった世界に自分が足を踏み入れているということにすごく感動して幸せです。あとはモデルや女優やってらっしゃった方などと控室でいろいろお話しさせていただけて、さらに私の探求心が燃えてきて、もっと知りたいという気持ちが湧いてきました。そういうジャンルが違う方々と仲良くなれて、交流ができたことも、すごく楽しかったです」と、今回のチャレンジの成果を感じているよう。
今後、勉強会、本選会と続いて行くが「ミス日本の3つの美を意識して、さらに自分を高めていって“美しいね”って言ってもらえるような人になりたい」と期待に胸を膨らませる。そして今回のファイナリストの中でこれは負けないという所について聞くと「なぞかけです!」とキッパリ。「私は社会学をやりたいんですが、根本的なところから突き詰める考え方と、考え方の転換の回路を持っている部分は負けません」とアピールした。
ミス日本コンテストは「日本らしい美しさ」磨き上げ、社会で活躍することを後押しする日本最高峰の美のコンテスト。3つの美(内面・外見・行動)を掲げ、これを備えた女性を数多く輩出している。今回行われた東日本地区大会は、来年1月に行われるミス日本コンテスト大会に出場するファイナリストを決定するための大会で、東西2地区に分かれて行われる大会の「東日本」エリアの代表を選出する。
■「第56回ミス日本コンテスト2024」東日本地区代表に選ばれた8名
●椎野カロリーナさん/愛知県出身/26歳/モデル
●安藤きらりさん/東京都出身/22歳/慶應義塾大学商学部商学科4年
●吉田真理恵さん/東京都出身/20歳/早稲田大学スポーツ科学部スポーツ科学科2年
●丸山蘭奈さん/長野県出身/21歳/日本女子大学文学部英文学科3年
●有馬佳奈さん/鹿児島県出身/21歳/東京大学前期教養学部理科一類2年
●早川知里さん/沖縄県出身/26歳/日本医科大学付属病院研修医
●清水悠華さん/長野県出身/20歳/東京大学前期教養学部理科二類2年
●安井南さん/神奈川県出身/19歳/日本大学生物資源科学部応用生物化学科2年・女優