綾瀬はるか、石原さとみらを輩出したホリプロの伝統オーディション『第46回ホリプロタレントスカウトキャラバン』や、北川景子､北村匠海 ､永野芽郁らが所属するスターダストプロモーションによる大型企画『第3回スター☆オーディション』など、芸能事務所の大型オーディションが目白押しの今夏。オーディションサイト『デビュー』では、“オーディション”を経て芸能界デビューを果たした、先輩スターの【オーディションエピソード】を紹介。今回は、『non-no』専属モデルとして活動する一方、俳優としてもドラマ・映画等、幅広く活躍し、8月上演の劇団時間制作10周年記念公演『哀を腐せ』では主演を務める岡本夏美にインタビュー。芸能界に憧れたきっかけや、当時オーディションで心がけていたこと、この仕事の魅力・楽しさなどを語ってもらった。

【エヴァ―グリーン・エンタテイメント所属／岡本夏美インタビュー】

――芸能界に憧れたきっかけは？

【岡本夏美】「当時愛読していた雑誌（「ラブベリー」）の専属モデルに会えると思って、オーディションに応募しました」

――現在の所属事務所に所属を決めたきっかけを教えてください。

【岡本夏美】「たくさんの事務所と面談させていただいて、事務所の方の熱意を受けて、両親と相談して決めました」

――応募書類では、特にどんなことをアピールしましたか？

【岡本夏美】「初めて書く書類で、かつ小学生だったので、ありのままの姿だったと思います。書類の写真も当時小学１年生の弟が撮ってくれたものでした。背伸びしてない等身大の、ありのままの自分を見てもらえたのだと思います」

――面接審査でアピールしたことは？

【岡本夏美】「10年以上前であまり覚えていないのですが、ただただ楽しんでやっていたと思います」

――合格を掴み取るために、どんな努力や準備をしていましたか？

【岡本夏美】「努力の仕方も準備の仕方もわからない小学生だったので、怖いもの知らずで、何事も楽しもうとすることはできていたと思います」

――所属事務所はどんなところですか？

【岡本夏美】「割と自由になんでもやらせてもらえるのが魅力的だなと思います。タレントも事務所の方も一緒になって悩んだり、喜んだりできるところも素敵なところだと思います」

――事務所に所属してみて、一番驚いたことは？

【岡本夏美】「当時は至る所に芸能人の方がたくさんいたのが毎回毎回びっくりでした」

――初めての仕事で印象に残っていることはどんなことですか？

【岡本夏美】「本当に初めてのお仕事は雑誌の撮影でしたがあまり覚えていなく…楽しかったと…！（笑）。女優としては映画の撮影が初めてでしたが、初めてにしては堂々と楽しんでやっていたと思います」

――この仕事の魅力とは？

【岡本夏美】「自分の人生だけでは出逢わない感情や愛おしくてたまらない瞬間に立ち会えることだと思います。あとは、ファンの皆さんが応援して下さることが一番素敵で奇跡みたいだなと感じます」

――逆に大変だなと感じていることは？

【岡本夏美】「体調管理はとても大変です。メンタル的なものや、忙しさで体調を崩しやすいので、日々自分のペースを確認しながら過ごしています」

――マネージャーさんやスタッフさんからのアドバイスで、心に残っている言葉はありますか？

【岡本夏美】「初舞台の『春のめざめ』では、舞台上で大きく表現するためのアドバイスとして、演出家の白井晃さんに『足幅をもっと大きく開いて立ちなさい』と言われたのは新感覚で驚きました」

――これまでで一番影響を受けた方はいますか？

【岡本夏美】「稲垣吾郎さんです。昔共演させていただいたことなどを細部にわたって覚えていてくださってその懐の大きさやお気遣いに感激しました」

――今後の目標を教えてください。

【岡本夏美】「私自身が表現したい、皆様にお届けしたいと思う作品を丁寧に沢山やっていきたいです」

◆担当マネージャー・スタッフからの推薦コメント◆
「ドラマ、映画、舞台、モデル、バラエティと幅広く活躍。今年は舞台に3本出演が決定しており、２作品で主演を務めます。学生から、アイドル、あざと女子、OL、お嬢様、母親役など、ユニークな作品から社会派作品まで様々な役に挑戦し、役や作品によって変貌を遂げることができるのが彼女の魅力だと思います」

【プロフィール】
岡本夏美（おかもと・なつみ）●1998年7月1日生まれ、神奈川県出身。エヴァ―グリーン・エンタテイメント所属。『non-no』専属モデル。
2011年『ラブベリーモデル・オーディション』でグランプリを受賞し、専属モデルとしてデビュー、2013年ドラマ『夜行観覧車』（TBS）でドラマ初出演を果たし、女優デビュー。
近年の主な出演作に、ドラマ/映画『賭ケグルイ』シリーズ、ドラマ『きれいのくに』（NHK）、映画『ハニーレモンソーダ』、ドラマ『夫を社会的に抹殺するための５つの方法』（TX）などがある。
劇団時間制作10周年記念公演『哀を腐せ』（8月17日〜27日：東京芸術劇場シアターウエスト）にて主演を務める。