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2023/07/18 19:21
つんく♂総指揮『TOKYO青春映画祭』グランプリ作品は「モーニング娘。になれなかった」BOWが監督
総合エンタメプロデューサー・つんく♂が総指揮を担当する、“青春”をテーマとした映画祭『TOKYO青春映画祭2023』が7月15日・16日・17日の3日間にわたって東京・原宿ベルエポックホールにて開催された。17日の最終日に行われた表彰式にて、グランプリには『いまさらキスシーン』(BOW監督)が選ばれた。
グランプリの『いまさらキスシーン』は、つんく♂総監修の「中2映画プロジェクト2023」の一篇として製作。「部活!勉強!そして恋愛! あらゆるものに心奪われながら 天才女子中学生は今日もひとり 国道4号線をひた走る! 超スピードで繰り広げられる中学生活と、恋に恋するハイティーンガールの恋愛模様。暴走するヒロイン、ひよりがたどり着くのは、ハッピーエンドか。それとも…」という個性派の作品だ。つんく♂も「見終わった後なんだかめちゃ喉が乾きましたもんね。すごい迫力でした」とコメントしている。なお同作は「最優秀監督賞」(BOW)、「アイドル賞」(原田真緒)とのトリプル受賞を果たしている。
監督のBOWは「私、高校2年生の時にモーニング娘。のオーディションを受けまして。何故かわからないんですけどその時はモーニング娘。にはなれなかったんですね」と告白。その後、東京ゲゲゲイのメンバーとなり、結婚・出産を経てグループを卒業するが「そこからつんく♂さんと出会えて、『青春映画祭で映画を作ってみない?』ということになって。監督なんて何をするのかわからない未知の世界でしたけれども、映画を作ればつんく♂さんに会えるなら、第二のアイドル人生がそこから始まるのならば」と本作に取り組んだ経緯を明かした。