妖精ちぃたん☆のバンド「ちぃキス☆」がエクスタシーレコードからデビュー! 【デビューの軌跡インタビューVol.3/エクスタシーレコード代表・林光樹】「彼らの生の音楽と叫びは子供たち、世界にも伝わる」 | ニュース | Deview-デビュー

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2023/04/27 19:02

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妖精ちぃたん☆のバンド「ちぃキス☆」がエクスタシーレコードからデビュー! 【デビューの軌跡インタビューVol.3/エクスタシーレコード代表・林光樹】「彼らの生の音楽と叫びは子供たち、世界にも伝わる」

エクスタシーレコード代表・林光樹氏(C)Deview
エクスタシーレコード代表・林光樹氏(C)Deview

 SNS上での体を張ったチャレンジ動画がバズり、500万以上のフォロワーを持つ、秋葉原出身のコツメカワウソの妖精「ちぃたん☆」。ちぃたん☆は、コロナ禍により大打撃を受けたエンタメ業界に新風を巻き起こすべく、圧倒的な演奏力を持つ妖精の仲間たちとバンド「ちぃたん☆KISS〜愛のROCK BAND〜」(ちぃキス☆)を結成。そのバンドは、復活を果たした伝説のレコードレーベル「エクスタシーレコード」の新レーベル「EXTASY BEYOND」第1弾アーティストとしてのデビューを果たすこととなった。オーディション情報サイト「デビュー」は「ちぃキス☆」のデビューを追って取材を開始。その第3弾として、エクスタシーレコード代表・林光樹氏にインタビュー。「エクスタシーレコード」復活の経緯から、「エクスタシー魂」への想い、「ちぃキス☆」との出会いからその魅力について話を聞いた。

■ちぃキス☆×エクスタシーレコード【デビューの軌跡】

エクスタシーレコード代表・林光樹氏にインタビュー

――まずは、伝説のレコードレーベル「エクスタシーレコード」の復活に至る経緯からお聞きしたいのですが、そのきっかけは大変辛いものだったそうですね。

【林光樹】「エクスタシーレコードは、あまり知られていないんですが、X JAPANのYOSHIKIと、YOSHIKIの弟である僕と母が役員で、実家の呉服屋を定款と名称・商号を変更して作ったレコード会社なんです。本社は館山にあって、その時の事情で代表を3人で回していて、ここ何年かはお母さんが代表だったんです。しかし突然倒れてしまって、僕はすぐに家に帰って住み込みで懸命に介護をしていたんですが、昨年5月10日に亡くなりました。お母さんは亡くなる寸前までエクスタシーレコードのことを気にかけていて、私は共同代表として関わっていました。それはトラブルがないようにとか、母親としての想いだったと思うんです…」

――大きな喪失感の中、エクスタシーレコードが遺された。

【林光樹】「ここ数年、様々なことがあって気持ちが落ち込んでいたところに、最後にどん底まで落とされました。僕は、エクスタシーレコードを何となくそのままにしていたんですが、今ここにいる方(ちぃたん☆KISSのスタッフ)や声をかけてくださる方々がいて…。自分の中で、今後も生きていくのであれば、今までと違うことをしなければいけないと思って、先ずはエクスタシーレコードの名前でSNSを始めてみたんです」

――SNSはこれまでやってこなかったんですね。

【林光樹】「今まで人と繋がらないようにして生きて来たんです。僕が間口を開くことでウワーッとYOSHIKIファンの方とかが来てしまって、YOSHIKIに迷惑がかかってしまうというのもあるし。人とあまり連絡先も交換せず、もちろんSNSもやらずにいました。しかし、周りの方からの勧めもあって、じゃあと、自分の誕生日をきっかけにアカウントだけ作って。最初は名前も出したくなかったし、どうしようかなと迷った末に、エクスタシーレコードという名前でSNSを立ち上げたんです」

――そうして始めたSNSが大きな転機に。

【林光樹】「最初は知り合いの何人かしかフォロワーがいなかったんですが、仲間のアドバイスを聞きつつ続けていたら、エクスタシーレコードという名前に気付いたXやYOSHIKIのファンの方たちが少しずつ集まって。集まり始めたらウワー!って来て“お前は誰だ?”と。それぞれに答えるのも面倒なので、名前を明かして、名刺を出したら、1日で4000人ぐらい集まって来たんです。すごいことが起きたな、これがバズるということか、と」

――エクスタシーレコードの名の下に集まって来てくれた人たちが、光樹さんの背中を押したんですね。

【林光樹】「僕は生きているのも辛いときだったんですが、意外にも集まって来てくれた方々がすごく好意的だったんです。そんな方々と生涯初めてのSNSを通じてやり取りを始めたら、“エクスタシーレコードを復活してほしい”という声が非常に多くて。 それと“伝説のレコード会社だ”って言われて、マジか!?と。仲間に相談したら、そんなに皆が言うんだったら、復活を考えてもいいんじゃないか、という空気が広まって来たんですね。そして心を決めてからは、粛々と復活に向けて進めて来ました。自分がたまたま代表であり、100%株主でもあったので、1人でも仲間がいてくれる限り、自分が正しいと思うことならやってみようと思ったんです」

――エクスタシーレコード復活に際して考えたことは?

【林光樹】「一番最初にYOSHIKIがやっていた頃も、それこそヴィジュアル系とかがロック業界のなかでもハブにされるようなジャンル…ジャンルすらないときだったんです。そんななかで彼の、自分たちが一番イケている、自分たちがシーンを作るんだという意気込みはすごかったんです。周りには多分馬鹿にしている人もいたと思うんですけど、そのなかで本気で懸命に突き進んで行ったら、今、皆さんが知っているような姿にまで至った。僕はその時の流れと空気を知っているんです。だから、今やっていることもそれにちょっと近いかなと個人的に思っています」

――そのエクスタシーレコードの第1弾が「ちぃたん☆KISS〜愛のROCK BAND〜」である理由は?

【林光樹】「今回ちぃたん☆KISSを第1弾アーティストとして発表した時、“え!?着ぐるみ?”とかいろいろ言う方もいたんですけど、“べつに、Xも最初はそうだったよね?”っていう気持ちはあります。ちぃキス☆は、自分たちが信じるいい音楽を、ちゃんとエンタテインメントして、演奏が抜群にできているという前提でしたし、実際、素晴らしい技術と体力があるので、そこが伝われば分かってくれる人もいるはずだと思っているんです。YOSHIKIは“やる前から何が分かるの? まずは死ぬ気でやってみろよ”っていう言葉をよく言っていて、僕は身に染みてそれが当たり前だと思っているんです。このチームは本気でちぃキス☆を日本武道館までもっていこうといているし、とにかく真剣にやっていくということが大事だと思っています」

――林さんがちぃキス☆に感じている魅力とは?

【林光樹】「YOSHIKIのマネージメントをしていた事も含めて僕のことをよく知っている音楽プロデューサーがちぃキス☆を勧めてくれたんですが、まず妖精のバンドというのが単純に面白いと思ったんです。そしてこのバンドが誰よりも演奏が上手かったらめっちゃ面白いよねって思っていたら、実際に生演奏で嘘が無かったし、リズムは安定感があるし、ちぃたん☆のボーカルの音程も抜群に良かった。そして一番好きなのが、魂を叫ぶ感じ。人の琴線に触れる、ギリギリ出るか出ないかの叫び。これだけ揃っていたら、逆に何がダメなんだろうって思うぐらいだったんです。あとは世間の目とどう対峙するか、そして「多くの人に愛される作品」を生み出してシーンを作る事に全力で取り組む!。何を言われようが媚びない、曲げないことが大事。大変なことも多いと思うけど、それは僕らが頑張るしかないと思うんです。

そして、ちぃたん☆のことを調べたとき『生きていることだけで、おおむね成功ですっ☆』っていう言葉が出てきて。そのときの僕にはめっちゃ響いたんです。一番落ち込んでいたときは本当に死のうと思っていたぐらいだったので…マジかって思って(涙)。そのフレーズがすごく刺さり、救われました。」

――ちぃたん☆はエクスタシーレコードが持つ『魂』と共鳴するものを持っていたんですね。

【林光樹】「そんな妖精のちぃたん☆は子供たちのアイドルでもあるので、彼らの音楽を子供たちにも届けられるんじゃないかと思うんです。未来を作るのは子供たちじゃないですか。コロナ禍に入ってから、なんとなく日本全体が元気なくて、嫌なニュースばかり。子供たちがワクワクすることもあまりないけれど、ちぃたん☆だったら子供たちを元気づけることができる。今も充分出来ているんですけど、音楽の力でもっとすごいことができるよねって。音楽ってワールドワイドだから、世界まで行けるよね!って、こっそり思っているんです。癒しも叫びもあって、全部がカバーできている新しいエンターテインメントだと思うんですけど、大事なのは音楽を真剣にやる事。絶対に馬鹿できない演奏が出来ている事が重要だと思ってます。

一方で昔からエクスタシーレコードが言っていたのは、いかにいい音楽があっても、売れなかったら、多くの人に聴いてもらえなかったら、ただの自己満足、趣味になってしまうということ。どうしたらより多くの人に届けられるのかということは、僕らが考えないといけないなって思っています」

――最後にデビューを目指しているデビューのユーザーに向けてメッセージをいただけますか?

【林光樹】「僕は今『エクスタシー魂』という言葉を流行らせたいと思っているんです。『エクスタシー魂』とは、既成概念に囚われず、自分たちの信じる道を誰にも媚びずにただ突き進むこと。それをやり通すことができれば、近い将来、認められるに決まっている。皆さんに伝えたいのは、やってみたいことがあったら、一人でも賛同者がいたら「覚悟」を決めて突き進んでいくべきじゃないのかということ。やり続けていれば次のステージがあるけど、諦めた時点でラインが途切れてしまう。諦めなければ一生負けないんだと思います」

■林光樹(はやし・こうき)
大学在学時から2003年まで俳優(田辺エージェンシー所属)。現在は株式会社エクスタシーレコード代表取締役。1972年11月2日に故林千惠子(YOSHIKIの母)が設立した会社(呉服店)を商号変更して運営を開始。X(現:X JAPAN)、GLAY、LUNA SEA他、数多くの作品をリリース2022年。11月より【EXTASY UNLIMITED project】として再始動。

■ちぃたん☆KISS〜愛のROCK BAND〜
SNSで500万人以上のフォロワーを持つエンターテイナー(ちぃたん☆)が率いる本格的なメタルバンド「ちぃたん☆KISS〜愛のROCK BAND〜」昨年の12月に活動を始動したばかりのバンドだが、メンバー全員が妖精もしくは妖精と人間のハーフであるという異色の4人組メタルバンド。あてぶりなし。真剣に音楽を通じて愛と勇気と感動を伝える事をコンセプトに武道館でのワンマンライブを目指す。
尊敬する大先輩に敬意を表しX JAPANの紅をライブではカバーし、そのリリックムービーがエクスタシーレコードのスタッフの目に止まり、デビュー。

■林 光樹【EXTASY RECORDS official】Twitter
https://twitter.com/ExtasyrecordsCo/following

■ちぃたん☆KISS〜愛のROCK BAND〜 ライブ予定

●EXTASY UNLIMITED 2023〜 温故知新 〜Vol.00
公演日:2023年5月4日(木祝)
会場:なかのZERO 大ホール

●AMS FESTIVAL
5月20日(土)
山中湖交流プラザ

●ちぃたん☆KISS〜愛のROCK BAND〜初ワンマンライブ2Days!
“We are YURUKYARA (×)FAKE(×)STAR”
日程:2023/6/24(土)・6/25(日)
会場:池袋BlackHole

■ちぃたん☆KISS〜愛のROCK BAND〜
https://chiitan.love/kiss/

関連写真

  • エクスタシーレコード代表・林光樹氏(C)Deview

  • (写真左から)エクスタシーレコード代表・林光樹氏、ちぃたん☆、もあちゃん(C)Deview

  • 「ちぃたん☆KISS〜愛のROCK BAND〜」の・ボーカル・ちぃたん☆(C)Deview

  • 「ちぃたん☆KISS〜愛のROCK BAND〜」のベース・もあちゃん(C)Deview

  

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