Instagramのフォロワー数503万超、グラビア・オブ・ザ・イヤー殿堂入りを果たしている人気グラビアアイドル・森咲智美。自身がプロデュースし、取締役に名を連ねるメンズエステサロン「CLASS GINZA-PREMIUM BODY LOUNGE-」（東京・銀座）が今年3月1日でオープン1周年を迎えた。経営者として確かな実績を上げながら、タレントとしてもグラビアからモデル、MC、女優業へと活動の幅を広げる森咲に、仕事に対する想い、この先の目標、そして彼女の背中を追う後輩たちへのメッセージを聞いた。

■森咲智美インタビュー

――エステサロン「CLASS GINZA-PREMIUM BODY LOUNGE-」オープン1周年おめでとうございます。

「ありがとうございます。ゼロから始めたサロンだったので、最初は不安でしたが、順調に1年を過ごすことができて、目指すところには達しているかなと思います。経営上の困難は無くはないんですが、ありがたいことに、お客様の感想や口コミも良いものが多く、私を含めスタッフさんの励みになっています」

――口コミサイトで、5点満点の4点台後半を叩き出しているのはすごいと思います。

「現場のスタッフさんたちが頑張ってくれているお陰だなと思っています。よーいドンの開店時からいて下さるスタッフさんも、この1年の間に増えたスタッフさんも、今とてもいい形で一致団結して同じ目標に向かって歩めています。本当にスタッフありきのCLASS GINZAだなと思っています！」

――この1年を振り返って、発見したことや学んだことは？

「経営について言えば、まだまだ勉強しながら同時進行でやっているところなんですが、今一番感じているのは、やっぱり“人対人”のお仕事だということ。芸能の世界では、タレントである自分を中心に、周りのマネージャー陣がサポートしてくれていました。それを今のお店に置き換えると、スタッフさんがいて、お客様がいてくれて、それを経営者側である自分がサポートする側であると。支える側の気持ちも少し分かるようになりましたし、出来る限りのことをやってあげたいという気持ちも芽生えたのは、新しい発見ですね」

――サポートについて考えることもまた楽しい？

「毎日が楽しいです！　お店に行くたびに新しい発見があって、スタッフさんたちが、今すごく前を向いてやってくれているとか、今日はちょっとノッていないんだなということにも気付けますし。新しいことを始めたいという意見があれば、そこに向けて技術的なサポートをしていきたいと思っています。私も毎週ミーティングに参加しているんですが、私の仕事はSNSを中心にしたPRだと思っていますので、SNSの使い方をアドバイスをしたり、スタッフと常にコミュニケーションは取っていると思います」

――タレントが店を出すとなると、名前貸しに終わることも多いと思うんですが…。

「私自身も出資していますし、取締役として会社に入っているので、そういうタレントさんより気持ちは強いかなと思っていますし、自分のこだわりも経営に活かしています。元々いろいろなエステサロンに行くことは好きだったんですが、そこでいいと思ったものは取り入れてもらうようにしたりして、見方が変わりました。ああ気持ちいいな、だけじゃなくて、この施術はいいなとか、細かい部分を気にするようになりました」

――男性の美容への意識が高まりつつある中で、その先鞭をつける形になったのでは？

「まだまだこれからだと思うので、ぜひこの機会にちゅるちゅるのモテ肌ボディになってもらえたらなって思います！　番組の共演者の方でも“なんでそんなに肌、綺麗なんですか？”っていう方は脱毛していらっしゃいますし、男性の間にも広がっているなというのは感じています。うちのサロンでもVIO脱毛プラスリンパマッサージのセットがすごく人気なんですが、今お得な2周年キャンペーンをやっているので、美容に関心が無かった方、これから行きたいなと言う方、一回行ったけどまた行きたいかもしれないという方にも気軽に来てほしいと思います」

――経営者として、これまでの芸能活動の経験が活きていると思いますか？

「私は、人生で経験したことで無駄になることは無いと思っているんです。エステサロンで言えば、SNSを頑張ってきたお陰でSNSの使い方をアドバイスできるようになりましたし、“こういう見せ方がいいんじゃないですか？”とか“投稿のときはこうしてくださいね”というPR作業でお力添えが出来ていると思います。エステの技術については、熟練のスタッフさんが揃っているので完全にお任せしています。お店をバックアップすること、外に向けて広げていくことが自分の役割だと思っています」

――1周年を経て、2年目、3年目に向けての野望は？

「オープン当時から言っていた、2店舗目、3店舗目は視野に入れていて、今軍資金を貯めつつ、改善すべきところは改善しています。今、せっかく実地で経営やプロデュースを学ばせていただいているので、培った経験で幅広い分野のプロデュース業ができたらいいなと思っています。エステサロンだけでなく、広く美容系を手掛けたいですし、商品化もやってみたい。そしてインタビューしていただいた初期からずっとお話ししている、下着や水着のプロデュースは、私が根本的にやりたいことでもありますので、そこに近づいていると感じています」

――やはり貪欲ですね。以前から常に満足できないたちだとお聞きしています。

「今でもグラビアでどこまでいけるかな…って満足していませんし、芸能のお仕事においても、もっともっとやれることをやっていきたい。経営者とタレントの二刀流で、どちらも力を抜かずに100％でいきたいと思っています」

――現在も、タレントとしてトップレベルをキープするために相当な努力をされているのでは？

「これまで主に美容系に投資をしていたんですが、30歳になって、内面的にも投資して中身も実のあるヤツにならないとなって思っています。何かを習いに行ったり、健康の部分でもまだまだやるべきことがあるなと。今まで“イエーイ！”って勢いでやってきただけなんで（笑）。足りてなかった部分も見えて来ていますし、まだまだ勉強不足なので、楽しみながら頑張ります！」

――この1年を見ても、さらにお仕事の幅が広がっているように感じます。

「以前のように“ザ・グラビア”だけじゃなくて、CMやドラマに出演させていただく機会が増えたので、チャンスをものにしなきゃと毎回思っています。今まで一プレイヤーとしてやってきましたが、グラビアアイドルたちを見守るMCの立場のお仕事も何本かあって。自分がグラビアでやってきたことは今後もプライド持って、ご時世と付き合いながらやって行きたい思います。あとは、女性票をもっともっと増やしていきたい。女性から見ても憧れられるようなカッコいい女性になりたいって思っています」

――所属事務所・リップには、森咲さんの背中を追っている後輩たちもたくさんいます。
「自分はあまり語るほうではないので…。私が頑張っている姿を見て、自信を持って前向きになってもらえたらいいなと。一貧乏アイドルから始まった私が今頑張れているのも、いろいろあったけど辞めなかったから。だからみんなにもチャンスはあるよって伝えたいですし、いろいろな道を拓いていけるようなグラビアアイドルでありたいので…もっと頑張ります！」

――デビューでも事務所の募集を掲載させていただくのですが、この世界を目指す人にメッセージいただけますか？

「やりたいと思ったら、迷わずがむしゃらに突き進める子、熱意のある子が強いんじゃないかなって思うし、そういう姿を私も応援したいので、ちょっとでも興味があれば、一歩踏み出す勇気があってもいいんじゃないかな。私が上京したのが24歳でちょっと遅めなんですけど、もっと早く来ていても良かったなと思いますし、やりたいと思ったら即行動するほうがいいと思います。あとは何でも武器になるのがこの業界。私も心配性だからこそ貪欲になれているんだと思うと、自分をちゃんと大事にしてあげることが成功への秘訣じゃないかなって思います。皆さん、前を向いて一歩踏み込んできてくれたら嬉しいです」

現在、森咲智美が所属する芸能プロダクション「リップ」がオーディション情報サイト「Deview」の特集「初めての特別オーディション2023」にて新人を募集中。森咲智美のようにグラビアから幅広い活躍を目指す人はチャレンジしてみてはいかがだろう。

■プロフィール
森咲智美(もりさき・ともみ)
生年月日／1992年8月12日
出身地／愛知県
サイズ／T160 B89 W58 H88