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2023/02/01 18:28
オーディションで選ばれた二人の「アニー」がフルバージョン上演に意気込み「楽しみな気持ちと嬉しい気持ちが込み上げて仕方ありません」
丸美屋食品ミュージカル『アニー』の2023年制作発表記者会見が1日、都内で開催され、オーディションで選ばれたアニー役の深町ようこ(11歳)と西光里咲(10歳)をはじめ、ウォーバックス役の藤本隆宏、ミス・ハニガン役のマルシア、グレース役の笠松はる、ルースター役の財木琢磨、リリー役の島ゆいから出演者が出席した。
今年日本テレビが日本版の上演をはじめて38年となるロングランミュージカル「アニー」。2020年からのコロナ禍による公演中止や、短縮版での上演を経て、今年は二幕のフルバージョンでの上演が決定。藤本は「そういう期間を無駄にせず、プラスにする試練を与えられた。お客様が入って舞台に立つことができることを有難さを胸に、一瞬たりとも気を抜かずにやり遂げたい」と真摯に語った。
この日はお馴染みのアニーの衣装を着た主演の二人もお披露目。「チームバケツ」の深町は、初めて観たミュージカルが「アニー」とあって思い入れは深く、「アニーに決まったときは最初すごくビックリして“やるぞ!”って気合が入ったんですが、その後、だんだん楽しみな気持ちと嬉しい気持ちが込み上げて仕方ありませんでした」と満面の笑顔。
「チームモップ」の西光は、以前別のミュージカル作品で深町と同じ役を演じた経験があり、「アニーのオーディションでようこちゃんが先に呼ばれた時には“自分はもうダメだ”と思った」と明かし、「その後に自分の名前が呼ばれて信じられなくて。こうして今、アニーの衣装を着て、ここにいられることがとても幸せで、感謝の気持ちでいっぱいです」と感慨深げに語る。
取材陣から「アニーと自分が似ているところは?」と聞かれると、深町は「笑顔と、明るくてケロッとしているところ。いい意味でずるがしこいところ」、西光は「絶対にあきらめない、強い心を持っているところ」と好対照な答え。「どんなアニーを演じたいか」については「初めて観たお客様も以前観たお客様も、最後に笑顔で帰っていただけるような」(深町)「そこにいるだけで空気がパッと明るくなる、向日葵みたいな」とその想いを語った。
丸美屋食品ミュージカル『アニー』は、4月22日〜5月8日まで東京・新国立劇場 中劇場にて上演される(夏にツアー公演を予定)。