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2022/12/26 12:01
18歳高校生の俳優・片田陽依、映画『イルカはフラダンスを踊るらしい』で映画初主演
ドラマ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』にレギュラー出演中の18歳高校生の俳優・片田陽依が、2023年公開の映画『イルカはフラダンスを踊るらしい』にて初主演を務めることが、TikTokLIVEの映画配信番組「シネレコ!」にて23日に発表された。
『イルカはフラダンスを踊るらしい』は、東京で演劇をすることを夢見る田舎の女子高生・井川サトが、将来の夢と介護の現実に葛藤しながら、認知症のおばあちゃんが施設に入ってしまう前に、仲間と一緒におばあちゃんの夢だったハワイ旅行に連れて行こうと計画するオリジナルストーリー。
現在社会問題になっている「ヤングケアラー問題」をテーマとしながら、この問題の当事者世代である若い世代に届くよう、「介護」という重いテーマでも気軽に見られるようPOPで楽しい映画を目指し制作された。
主演を務める片田陽依は「本作のオーディションを受けるにあたり初めて台本を読んだとき、大好きな祖母が認知症とパーキンソン病を患い、辛い思いを抱えながらも祖母と向き合うサト、優しい祖母の言葉の数々、困難を乗り越えて生まれる家族の絆にとても感動しました。初主演という事で作品に『参加する』というよりは『皆さんと一緒に良い作品にする』という強い気持ちで挑ませていただきました。ぜひ公開を楽しみにしてください。たくさんの方に届くことを願っています」とコメントしている。
■『イルカはフラダンスを踊るらしい』あらすじ
高校生の井川サト(片田陽依)は、今日も放課後遊びの誘いを断り自宅に直行する。ヘルパーの清美(萩原萠)と入れ替わりで認知症のおばあちゃんのシズ(福井裕子)の介護があるからだ。今日もおばあちゃんはバナナをフライパンで焼いたりと家事がうまくいかない。ある日、おばあちゃんの病状が悪化、胃瘻の治療を行う可能性がありそれをすれば寝たきりになると言う。それはおばあちゃんを施設に送る事になるのだがサトは難色を示す、しかし田舎を離れず生きていくのは両親であり上京するつもりのサトがどうこう言えるはずもない。そんな中、シズが寝たきりになってしまう前に思い出を作ろうと、サトは国内での擬似ハワイ旅行を企画する。家族、友人を巻き込んだ計画は成功するのか。
■片田陽依プロフィール
2004年11月20日生まれ18歳高校3年生。奈良県出身。2021年デビュー。現在放送中のドラマ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」にレギュラー出演中。ほか近年の主な出演作に、741名が参加したオーディションの中からメインキャストに選ばれた映画私の卒業プロジェクト「あしたのわたしへ」角野朱莉役、EX「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」10話前田真利菜役、AmazonOriginalドラマ「結婚するって、本当ですか」大原泉役、山脇辰哉企画脚本の映画「明けまして、おめでたい人」など。今後の待機作に映画「推しが武道館いってくれたら死ぬ」玲奈役、映画私の卒業プロジェクト「18歳、つむぎます」で音楽参加、映画「17歳は止まらない」モモ役などがある。ワタナベエンターテインメント所属。