話題のドラマ『silent』（フジテレビ系）に出演中の俳優・鈴鹿央士が18日、都内で行われたファースト写真集『omen-前兆-』（ワニブックス）発売記念取材会に出席した。

　ファースト写真集『omen-前兆-』は、デビュー直後の撮影にも慣れていないときから現在まで取り続けた写真と、地元・岡山県で撮影した撮りおろしを1冊にまとめ、3年間の成長と俳優としての表現の幅を感じられる写真集。

　本作のお気に入りカットとして鈴鹿は、海辺で祖母と腕を組む写真をチョイス。「2人で散歩しながら撮っているような写真で。中でも1番気が抜けた、オフの瞬間が撮られています。幸せな時間だった」と撮影を振り返った。

　一方、クールなイメージの写真は、写真集の最後の撮影で、カメラマンと一対一で対峙して撮られたものだという。鈴鹿も「その空間に二人しかないという特別な瞬間があって。いい撮影方法だったと思います」と自信を見せる。

　また、カメラマンからのムチャ振りも。「浜辺に行ったら“あれ、海行かないの？”って盛り上がってしまって。脱ぐつもりはなかったのに、シャツを脱いでのカットも撮りました」とその顛末を明かし、「トレーニングもしていないので、引き締まっても割れてもいなくて…。ただヒフがさらされるだけ…」と自虐的に語った。

　今年は4月期『クロステイル〜探偵教室〜』（フジテレビ系）、7月期ドラマ『六本木クラス』（テレビ朝日系）、現在放送中の『silent』（フジテレビ系）と1年を通じて出演作が続いた鈴鹿。「この3年間いろんな出会いがあって、人生で一番幸せだったんじゃないかと思う。3年って短いようで、いろいろな経験をさせてもらったと実感しています」と充実の芸能活動の充実ぶりを語った。