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2022/12/14 19:01
兵庫県出身の20歳大学生・吉岡恵麻さん、ミス日本ファイナリストに「美しい言葉を使えるアナウンサーになりたい」
『第55回ミス日本コンテスト2023』の開催告知&ファイナリスト紹介記者発表会が12月5日に行われ、2023年1月23日に行われる本選大会に臨むファイナリスト13名が紹介された。そのなかの一人、兵庫県出身の20歳・吉岡恵麻さん(よしおか・えま/関西学院大学社会学部 社会学科2年生)は、日本語の魅力に触れ「美しい言葉を使えるアナウンサーを目指しております」とアピールした。
自己紹介の冒頭「永らへば またこの頃や しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき」と和歌を引用した吉岡さん。そして「この歌は“長く生きていれば、辛い今もきっと乗り越えられるときが来る”という意味です。10歳の頃、アメリカへテニス留学に行きました。慣れない環境の中、辛い気持ちになったときは必ずこの和歌を思い出し、心の支えにしていました。そして千年前の人の言葉が私を励ましてくれているということにロマンを感じ、もっと古典を知りたいと思うようになりました」と、古典に惹かれたその想いを説明。
そして「古典文学をたくさん読んだ今、美しい日本語に触れ、言葉の力に魅了された私は、将来美しい言葉を使えるアナウンサーを目指しております。人に寄り添える、そんなアナウンサーになりたいです」と将来の夢について語った。
合わせて「SDGs」に対する取り組みにも言及。「私が取り組んでいるのはSDGsの12番『つくる責任 つかう責任』です。私は食べることが好きなのですが、いつも地産地消を意識して食材を購入しております。例えば淡路島産の玉ねぎ、とっても甘くて美味しいので、ぜひ皆さん購入なさってください!」と兵庫県出身らしくアピールした。
ファイナリストたちは、2023年1月22日に都内で前日審査(社交力審査)、翌23日に京王プラザホテルで最終審査(振袖・ドレス・スポーツウェア審査、審査員質疑応答など)に臨み、23日のステージで結果発表が行われる。
■第55回ミス日本コンテスト2023ファイナリスト
1.木本佳那子(きもと・かなこ/26歳/宮崎県出身/会社員)
2.吉岡恵麻(よしおか・えま/20歳/兵庫県出身/大学生)
3.越村麻里(こしむら・まり/21歳/兵庫県出身/大学生)
4.稲川夏希(いながわなつき/21歳/東京都出身/大学生)
5.上村さや香(かみむら・さやか/23歳/東京都出身/大学院生)
6.光齋あかり(こうさい・あかり/19歳/兵庫県出身/大学生)
7.東莉子(ひがし・りこ/24歳/鹿児島県出身/大学院生)
8.寺嶋琴(てらじま・こと/20歳/神奈川県出身/大学生)
9.竹田聖彩(たけだ・せいあ/19歳/愛知県出身/大学生)
10.野田萌々子(のだ・ももこ/21歳/香川県出身/大学生)
11.東海林杏朱(とうかいりん・あんじゅ/17歳/東京都出身/高校生)
12.小川聖奈(おがわ・せな/21歳/神奈川県出身/大学生)
13.北原海葵(きたはら・みき/23歳/神奈川県出身/会社員)
1950年に初開催されたミス日本は、「日本らしい美しさ」を掲げ、社会で活躍することを後押しする美のコンテスト。容姿だけでなく心の持ちようや社交性など幅広い人間性を審査し、将来、日本に元気や活力をもたらすような人物に成長することを願い、選抜や育成を行う。同大会からは、女優やタレントだけでなく。芸術家、音楽家、学者、医者、映画監督、会社経営者、財団代表、政治家、女将、主婦など、分野を問わず、活躍する女性を輩出している。