東宝創立90周年プロジェクトとして6年ぶりに開催された「東宝シンデレラ」のグランプリ発表会が6日、東京・イイノホールで行われ、埼玉県出身の10歳、白山乃愛（しろやま・のあ）さんがグランプリに選ばれた。

　初代シンデレラに沢口靖子、4代目に野波麻帆、5代目に長澤まさみ、7代目に上白石萌歌、8代目に福本莉子が輝いた『東宝シンデレラ』。2011年第7回では、審査員特別賞に上白石萌音、山崎紘菜、ニュージェネレーション賞に浜辺美波など、第一線で活躍する“シンデレラ”を数多く生みだしてきた。

　第9回目の開催となる今回は、今年4月から募集を行い、7月の1次審査を経て、8月から全国6都市（札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡）で2次審査を実施。9月に東京と大阪で3次審査実施後、10月に都内で4次審査となる合宿審査が行われ、演技・ダンス・歌唱とったレッスンを受けた後、ファイナリスト10名が決まった。

　グランプリの名乗りを受けるとビックリした表情を見せた白山さん。プレゼンターを務めた上白石萌歌からトロフィーを贈呈されると、喜びの涙をあふれさせた。受賞後の取材では「キラキラした素敵な女優さんになりたい」と語り、憧れの女優として「長澤まさみさん！演技が上手いし、全部が好きです」と、シンデレラの大先輩の名前を挙げた。

　なお同じステージにて、ミュージカル賞に大阪府出身の14歳・山戸穂乃葉（やまと・ほのは）さん、審査員特別賞には大阪府出身の12歳・西川愛莉（にしかわ・あいり）さんが選出された。