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2022/10/26 19:55
宮本武蔵役・横浜流星と佐々木小次郎役の中村隼人が決闘の地・巌流島に乗り込む 舞台『巌流島』製作発表会見をオンラインで全世界配信
舞台『巌流島』のオンライン製作発表会見が26日、物語のクライマックスの舞台である決闘の地、関門海峡に浮かぶ「巌流島(船島)」で行われ、俳優の横浜流星、歌舞伎俳優の中村隼人、演出の堤幸彦氏が出席した。
主演の宮本武蔵役・横浜流星は「武蔵と小次郎が世紀の一戦を行った巌流島に実際に立ち、同じ空気を吸っているのかと思うととても感慨深いですし、必ず役作りに影響してくると思うので、来ることが出来て良かったです。今回小次郎を演じる中村隼人さんは舞台の世界の大先輩なので、胸を借りる気持ちでぶつかっていきたいです。脚本では新解釈ということで、武蔵の闘う意味や葛藤を濃く書いていただいているので、史実を大事にしながらも自分にしかできない宮本武蔵を演じたいです。それぞれの生き様や生々しい殺陣など見所はたくさんありますので、スタッフ・キャストの皆さんと一致団結して最高に熱い作品に出来たらと思います」とコメント。
佐々木小次郎役を演じる中村隼人は「今日戦いの舞台である巌流島に降り立ち、厳かな雰囲気とパワーを感じました。今回歌舞伎公演以外での大規模な舞台に出ることは初めてなので、テレビや舞台など様々な場所で活躍されている方々が集まっていて楽しみです。本作は新解釈ということもあり、武芸者としての葛藤を色濃く出すことができる作品になっています。沢山の都市で、数々の名優が演じた佐々木小次郎を演じさせていただきますが、自分が持てる全てを出したいと思っています」と意気込む。
そして演出の堤 幸彦は「今日の巌流島は天候も晴れていて、きっと実際の戦いの時もこんな感じだったのだと思いますので、この空気感・熱を舞台で再現できればと思っています。史実では一瞬で勝負がつくと言われていますが、新解釈なのでそうはさせません。かなりしつこく決闘させます。基本は2人の汗と血と涙の力強さを表現しつつ、映画を見ているように背景が自由自在に変わる最新型のテクノロジーを駆使してお見せできたらと思っています」と演出プランを語った。
舞台『巌流島』は、戦いの裏に隠された人間ドラマ、決闘の真実をとらえ、関門海峡に浮かぶ「巌流島(船島)」で繰り広げられた大勝負の壮絶な戦いを、壮大かつ画期的なアクション時代劇として描く。舞台化にあたり、新解釈、新設定をもとに新たに脚本を作り上げ、オリジナル作品として上演される。2月10日に東京・明治座で開幕し、金沢、新潟、秋田、名古屋、神戸、高松、福岡の全国8ヶ所で上演される。














