King ＆ Princeの平野紫耀が主演を務める、TBS系金曜ドラマ『クロサギ』（21日スタート　毎週金曜　後10：00）の追加キャストとして、金井勇太、永瀬莉子、冨手麻妙、木村文哉、前川泰之が出演することが7日、発表された。

　原作は黒丸・夏原武による漫画『クロサギ』シリーズ。13年に全42巻で完結したシリーズを原作とした完全版としての新作となる。本作では22年の現代を舞台に、今の日本でリアルに起こっている詐欺に「クロサギ」が喰らいつく。

　「詐欺」が誰にとっても身近な脅威となっている現代の日本で、「クロサギ」がどのように暗躍するのか。さらに、原作完結前のドラマ化作品では描かれなかった、主人公・黒崎高志郎（平野）vs家族を奪った最大の宿敵の直接対決も今作の見どころとなる。

　坂東彌十郎演じる御木本の部下の垣根（かきね）を演じるのは金井。垣根は黒崎の最大の宿敵である御木本の腹心として、裏社会でさまざまな詐欺に関わっている。次世代を担うバイプレイヤーとして数多くの作品に出演している金井が、本作では御木本の腹心として、黒崎vs御木本の戦いにどう関わっていくのか注目だ。

　氷柱の親友・三島ゆかり（みしま・ゆかり）を永瀬が務める。ゆかりは氷柱と同じ政和大学法学部の3年生で、氷柱の友人であり良き相談相手でもある。永瀬は、ファッション雑誌『Seventeen』の専属モデルとして活躍する傍ら、女優としても経験を重ねており、本作がTBSドラマ初出演となる。

　東京中央署知能犯係の巡査部長・伊達はるか（だて・はるか）を冨手が演じる。伊達は神志名将（井之脇海）と桃山哲次（宇野祥平）と共に、さまざまな詐欺事件を追う女性刑事。事件を追う刑事3人の息の合った演技にも注目だ。

　山本耕史演じるシロサギ・白石陽一を影でバックアップする部下・榎木（えのき）には木村。木村がTBSの連続ドラマにレギュラー出演するのは本作が初。黒崎や白石とのコミカルなやりとりも見どころの一つだ。

　そして、黒崎の亡き父・黒崎浩司（くろさき・こうじ）役を演じるのは前川泰之。これまでに日曜劇場『半沢直樹』（2013年）や金曜ドラマ『アリスの棘』（14年）などのTBS連続ドラマに出演し、存在感を放ってきた。本作で演じる浩司は、黒崎が15歳の時、詐欺被害に遭ったことで黒崎の人生を大きく狂わすことになるのだが、その詐欺事件の真相は果たして。

　さらに、きょう7日よりドラマ公式ホームページ内で登場人物たちの人間関係が描かれた相関図が公開された。物語に描かれる、様々なキャラクターの複雑に絡み合う人間模様も要チェックだ。