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2022/08/24 18:01
黒羽麻璃央プロデュース『ACTORS☆LEAGUE in Baseball 2022』開催、和田琢磨チームが2連覇達成「去年に続き今年も接戦でした」
俳優・黒羽麻璃央がプロデュースするイベント『ACTORS☆LEAGUE in Baseball 2022』が22日、東京ドームで行われ、和田琢磨がキャプテンを務める【DIAMOND BEARS】が2年連続で勝利を収めた。
「コロナ禍であってもライブエンターテインメントの楽しさを、興奮を、観客の皆様と一緒に分かち合いたい!」という想いから、野球×エンターテインメントショーを黒羽が企画・プロデュースし、“ACTORS☆LEAGUE”プロジェクトが発足。昨年7月21日に第1弾として『ACTORS☆LEAGUE 2021』を東京ドームで開催し、大盛況となった。「ACTORS☆LEAGUE 2021」に続くイベントだ。2022年は野球だけでなく、5月2日に『ACTORS☆LEAGUE in Games 2022』が初開催、10月11日には『ACTORS☆LEAGUE in Basketball 2022』の初開催も予定されている。
当日は、黒羽がキャプテン、橘ケンチ(EXILE/EXILE THE SECOND)が監督を務める【BLACK WINGS】(以下、BW)と、和田がキャプテン、お笑いコンビNON STYLE の井上裕介が監督を務める【DIAMOND BEARS】(以下、DB)が対戦。
試合開始前には、昨年の試合のダイジェストなどを収めたオープニングムービーが流れ、「今年もみんなで野球やろうぜ!」というメッセージが映し出された後、バックスクリーン下のステージにオープニングアクトを務めるZIPANG OPERA(佐藤流司、福澤 侑、心之介)が登場。この日に配信が開始されたばかりの新曲「STREET THE SHIP」を含む3曲をパフォーマンス。そして福澤の「ACTORS☆LEAGUE in Baseball 2022、せーの!」をきっかけに3人で「開幕します!」と力強く開幕を宣言した。
続いて選手入場。黒羽がチーム名にちなんで「今日はカラスが熊を狩ります!」と相手チームを煽り、メンバーの阿部顕嵐、有澤樟太郎、井阪郁巳、丘山晴己、小西詠斗、近藤頌利、笹森裕貴、章平、立石俊樹、永田聖一朗、西川俊介、橋本祥平、平野宏周、廣野凌大、松田凌、八木将康が登場。一方、DBの和田も「鍋の具材になんかならねぇぜ! 今年も勝つ!」と対抗意識を示し、石橋弘毅、岩瀬恒輝、上田堪大、上田悠介、大見拓土、北川尚弥、北園涼、小南光司、椎名鯛造、高野洸、富田翔、鳥越裕貴、松井勇歩、松島勇之介、結城伽寿也、横山真史が登場した。BW監督・橘は「野球は全くわかりません。しかし熱い思いで悲願の初勝利に向けて盛り上げていきたいと思います」と意気込んだが、DB監督・井上は「世の中的にも外に出るのが厳しい状況の中、こんなにたくさんの方に集まっていただいて、本当に心から…何とも思ってませーん!」とボケて、DBメンバー全員がズッコケる団体芸で会場を沸かせた。
今回の解説者を務めるのは、俳優の三浦宏規。「今日は気合い入れて自前のスーツできました。僕はジャイアンツのファンクラブに入っています。野球が好きなのでガチの解説をしたいと思います」と意気込みを語ると、もう1人の解説者・お笑いタレントのおばたのお兄さんは「みなさん、今日は盛り上がっていきマーキノ!」と持ちネタを交えた挨拶をした。
先攻はBW。トップバッターの阿部が死球で出塁し、すかさず盗塁。犠打で3塁に進み、ワイルドピッチで先制。しかし1回裏、DBも先頭の鳥越が内野安打で出塁したのをきっかけに、内野安打で同点に追いつき、その直後ボークによって逆転に成功。2回裏にも2点、3回裏にも4点を追加し、リードを7点に広げた。
「1対8」で迎えた4回表、BWが反撃開始。ランナーを貯めて死球による押し出しで1点、内野安打でさらに2点を返して4点差。西川のタイムリー2ベースでランナー2人が生還し、一気に差を2点に詰める。
4回裏、DBが「助っ人カード」を使用。リリーフカーに乗って登場したのは、サントリー「ビアボール」の売り子をしていた高橋健介。ノーアウトランナー無しからのセーフティバンドという奇策が成功し出塁するが、後が続かず得点には結び付かなかった。
5回裏、DBの「代打」として解説のおばたのお兄さんが出場。内野安打で出塁し、2盗、3盗を決めてチャンスを演出するが無得点。6回表、レフトに猫が乱入する珍事件発生。高野が追いかけて捕まえると、中身は高橋健介だと判明するひと幕も。そんな中で5回、6回は両チームとも無得点。2点差で最終回へ。
7回表、2アウト2塁・3塁で打者はキャプテン黒羽。緊迫する場面だが、最後はキャッチャーフライで試合終了。DBが2点差を守り切り勝利を手にした。両チームが整列し、スペシャル審判の鈴木拡樹が「すごくいい試合でしたよ。今日はシャワーだけじゃなくて、ちゃんとお風呂に浸かろうか。お疲れさんでした」と選手たちを労い、「礼!」という掛け声でゲームセットを迎えた。
勝利したDBの監督・井上は「僕は正直何もやってないので。今回は運良く勝たせてもらいましたけど、また戦える時を楽しみにしています」とコメント。キャプテンの和田は「去年に引き続き、今年も接戦でした。最後の1球まで分らない状況でしたが、選手、お客さまが楽しんでくれていたのが分かりました。みんなで前を向いて力強く進んでいけば明るい未来があると思います。来年も開催できたら、ぜひ会場に来て大きな声援を送ってください」と力強いメッセージを送った。
惜しくも負けてしまったBWの監督・橘は「今回、監督として参加させていただきましたけど、めちゃくちゃ悔しかったです。自分が野球をできない不甲斐なさを感じましたので、バッティングセンターから始めたいです。でも、感動をありがとうございました」と感謝の気持ちを語る。そして、最後のバッターとなったキャプテンの黒羽は「BEARSが強い、強い!敵わんわ。でも、うちのチームも練習を含め、一生懸命やってくれました。敗因は最後に僕が打てなかったことです。BLACK WINGSのみんなには花まるをあげてください。悔しいです。3日は眠れないです」と悔しさを滲ませた。
各賞の発表のプレゼンターを務めたのはスペシャル審判の鈴木拡樹。「優勝チーム賞」がDIAMOND BEARSに送られ、個人賞となる「フェアプレー賞」は西川俊介、「ファインプレー賞」は和田琢磨、「ハッスル賞」は丘山晴己、「ビアボール賞」は有澤樟太郎に贈られた。「MVP」には鳥越裕貴が選ばれ、副賞のイーバイク“FLOW”の目録を受け取ると、「お母さん、やったよ! こうしてみんなと野球ができて嬉しいです。来年も野球がやりたいです!」と喜びを爆発させた。
最後は、企画プロデュースを務めた黒羽が「本日はご観戦、ご視聴いただきまして誠にありがとうございました。2年連続でこの場所に立たせていただけたこと、本当に嬉しく思っております。明るいニュースだけではないこの時代に、前を向く力を生み出せたことも嬉しく思っております。終わってしまう寂しさはありますが、全く来年のことなんて考えてなかったんですけど、今は来年のことを考え始めている自分がいます」と述べ、「このままでは終われない自分がいるので、来年やる際には、BLACK WINGSは1週間合宿しましょう(笑)。ACTORS☆LEAGUE がみなさんにとって胸がワクワクするようなコンテンツであるように精進して参ります」と締めくくった。
【イベント概要】
『ACTORS☆LEAGUE in Baseball 2022』
開催日時:2022年8月22日(月)
会場:東京ドーム
キャスト・スタッフ:
■BLACK WINGS
<監督>橘ケンチ(EXILE/EXILE THE SECOND)
<キャプテン>黒羽麻璃央
<チームメンバー>(五十音順)
阿部顕嵐、有澤樟太郎、井阪郁巳、丘山晴己、小西詠斗、近藤頌利、笹森裕貴、章平、立石俊樹、永田聖一朗、西川俊介、橋本祥平、平野宏周、廣野凌大、松田凌、八木将康
■DIAMOND BEARS
<監督>井上裕介(NON STYLE)
<キャプテン>和田琢磨
<チームメンバー>(五十音順)
石橋弘毅、岩瀬恒輝、上田堪大、上田悠介、大見拓土、北川尚弥、北園涼、小南光司、椎名鯛造、高野洸、富田翔、鳥越裕貴、松井勇歩、松島勇之介、結城伽寿也、横山真史
[ゲスト解説]三浦宏規 おばたのお兄さん
[オープニングアクト]ZIPANG OPERA(佐藤流司 福澤侑 心之介)
[総合演出]川尻恵太