武田真治や小池徹平、三浦翔平、菅田将暉などを輩出した若手俳優の登竜門『第35回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』のBEST30および『第1回ジュノン・スーパーライバー・コンテスト』ファイナリスト10人のお披露目イベントが20日、都内で行われ、第31代グランプリで、現在放送中の『ウルトラマンデッカー』で主人公・アスミ カナタ／ウルトラマンデッカー役を演じる若手俳優・松本大輝が応援に駆け付けた。

　『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』は、「あなたの隣のすてきな男子、推薦してください」というキャッチフレーズで、1988年にスタートして以来、武田真治、原田龍二、袴田吉彦、伊藤英明、小池徹平、溝端淳平、三浦翔平、菅田将暉、黒羽麻璃央、犬飼貴丈、飯島寛騎、井手上漠などの数々のスターを生み続け、芸能界への登竜門として知られる、メンズオーディションの草分け的存在。

　第35回の今年は、応募総数15,447人から、エントリー選考によりBEST1000、全国6都市で行う地方予選・リモート選考でBEST150を選出。月刊誌『JUNON』誌上、公式アプリ『JUNON TV』、ライブ配信サービス『SHOWROOM』での人気投票結果の合計で、BEST150からBEST75、BEST30とサバイバル形式で候補を絞り込んできた。この日お披露目された30人は引き続き数々の人気投票を経てBEST10に絞り込まれ、敗者復活の5名を加えた15名で、11月27日（日）開催の最終選考会に臨む。

　BEST30の候補者たちが並ぶ中、『ジュノン・スーパーボーイ』の先輩である松本大輝がスペシャルゲストとして登場。4年前の自身のお披露目会について「すごく緊張しちゃって、自分が何をやったのか覚えてなくて…」と振り返りつつ「同じ北海道出身の飯島寛騎さん（第28回グランプリ）が、地元のトークですごく優しくフォローしてくださって。だから僕も今日、そういうことができたら」と語り、「今自分が出せることをすべて出してもらって、楽しく愉快にやっていただけたら」とエールを贈った。

　BEST30からの「コンテストで一番大変だったことは何ですか？」という質問には「僕が北海道出身ということもあって、お披露目会やコンテストで毎回東京に来る移動が大変だったかな」と回答。「グランプリを獲る前と後で、松本さんの中で変化はありましたか？」という質問には「僕自身コンテストを受けているときは、俳優の道に進むことは考えていなくて、トレーナーの仕事をしようと思っていたんですけど、コンテスト中に“俳優として生きていこう”という気持ちが固く強くなっていきました」と真摯に答えた。

　続いて松本が見守る中、BEST30が自己PR、特技披露に臨んだ。モノマネや弾き語り、リフティング、アクロバット、空手の型、ジョジョ立ちなど個性あふれる技でアピールした参加者たち。松本は「4年間の間に動画配信がもっと流行っていて、そういうのを観ているんだろうなっていうコが増えていて。僕が出た時と比べても、どんどんジュノン・ボーイも進化しているな、誰がファイナルに行ってもおかしくないと思うような個性的なコが増えているなと思いました」と語った。

　「飯島寛騎さんをはじめ、たくさんの先輩を見てどんどん憧れて。間近で見るとすげえカッコいいなって思って、俳優になりたいという気持ちが固まっていきました」と振り返る松本。最後にBEST30に向けて「コンテストって個人戦だと思うんですけど、ファイナリストっていう大切なチームが出来たので、チームの皆で協力して、すごく緊張しているコがいたら声をかけてあげたりしてあげると、したほうもされたほうも笑顔になるし、みんなハッピーになると思うので、ファイナルに選ばれたら助け合って、“いいファイナリストだったねって”言えるように頑張ってほしいなと思います」とアドバイスを贈った。