25歳で脱サラし俳優を目指した南雲祥彦「自分で自分に失望しちゃうと思って」 | ニュース | Deview-デビュー

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2022/08/10 12:01

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25歳で脱サラし俳優を目指した南雲祥彦「自分で自分に失望しちゃうと思って」

ヴァンセット・プロモーション所属:南雲祥彦(C)Deview
ヴァンセット・プロモーション所属:南雲祥彦(C)Deview

 『研音ガールズオーディション』や『ホリプロタレントスカウトキャラバン』そして「東宝シンデレラ」など、芸能プロ主催の大規模オーディションが続々開催される2022年。オーディションメディア39年の『デビュー/Deview』が、芸能プロダクション137社の新人募集の大特集『夏の特別オーディション2022』を開催中だ。2021年開催の『夏の特別オーディション』をきっかけにヴァンセット・プロモーション所属となった南雲祥彦は、一度就職をし、社会人を経験したのちに25歳で俳優の道へと進んだ。彼が俳優を目指した経緯、所属事務所ヴァンセット・プロモーションとの出会い、俳優としての夢や目標について話を聞いた。

【ヴァンセット・プロモーション所属/南雲祥彦インタビュー】

――芸能界に興味を持ったきっかけは?

「昔から映画やドラマを観たり、本を読んだり、物語の世界が好きで、自分もその世界に入ってみたいなって思うようになりました。その後次第に演劇と触れ合うようになって、芝居って楽しいなって思うようになりました。母が『牙狼-GARO-』が大好きで、シリーズを全部見ているぐらいなんでうすが、僕もその影響を受けて観るようになって。この事務所には『牙狼ーGOLD STROM-翔』にレギュラー出演されていた脇崎智史さんが所属していらっしゃるので、ぜひ入りたいと思いました」

――芝居に触れるようになったのは?

「高校で演劇部に入り、高校演劇大会では関東大会まで行きました。芝居が楽しくて続けたいと思ったので、大学でも舞台表現の学科に進みました。当時は“プロの俳優になれたらいいな…”ぐらいだったので、大学を卒業してから一般企業に就職しました。でも25歳という年齢になって、いい節目だなという想いもあって、チェレンジするだけならタダなって思ってオーディションに応募しました。オーディションを探しているうちにデビューさんを知って、そこでいろいろなプロダクションを調べているうちに、ヴァンセット・プロモーションを見つけました。『牙狼』の脇崎さんをはじめ、『仮面ライダーセイバー』に出演していた高野海琉さんもいらっしゃいますし、体育会系のさわやかな青年を求めているということだったので応募しました」

――体育会系だったんですか?

「身長もあったので(183cm)、中学ではバスケットボールをやっていました。あと大学では、舞台創造の学科の中で和太鼓をやっていました。サークルのようなものでしたが、アメリカ公演も行うような、学校を上げてバックアップする団体でした。アメリカは特に和太鼓に根強い人気があって、皆さん気軽に観に来てくださって、ブラボーって歓声を上げてくれるんです」

――ヴァンセット・プロモーションのオーディションで印象的だったことは?

「明治記念館というキレイで大きな会場で開催されていたので緊張しました。試験会場に入ったとき、社長のオーラが凄くて、普段受けている会社の面接とは全然違うなって思って。自分がどこに来ているのかということを自覚させられて、キュッと引き締まりました。でも面接が始まると気さくに話してくださいましたし、僕が応募したプロフィール写真についてもいじってくださって。僕はちょっとおどけた写真を送っていたんですが、“べつにそんなのいらないよ、普通に撮ってくれたらいいんだよ”ってたしなめてくださって」

――面接ではどんなことをアピールしたんですか?

「演劇部にいたので、いろんな役を演じることができますとアピールしました。見た目が真面目なので、会社員とか真面目な役が多かったんですけど、自分的にはおどけた役とか、悪い顔をする役とか、いろんな部分を見せたいと思っていました」

――所属してから演技の現場を経験してみていかがですか?

「アマチュアの劇団なら知り合い同士で仲のいい役を演じるんですけど、プロの現場は今日会ったばかりの人と親友を演じたりするので、役への臨み方が違うなというのが驚きのポイントでした」

――ヴァンセット・プロモーションに所属して、どんなバックアップを受けていますか?

「かつ舌や、人との接し方の改善ですかね。これまで現場で人の意見を尊重し過ぎて、ペコペコしてしまっていたんですけど、自分の意志や意見を持って接するように指摘していただきました。もちろん監督の意向を無視するとかではなく、自分はどうしたいのかという気持ちを持って現場に臨むようになったのが一番の成長ポイントだったかなと思います。そんな風に自分では気付けないことを指摘していただいて、別人レベルに成長したと思います。友達からもいい意味で“雰囲気変わったな”って言われるようになりました」

――演技の面でも実践的な指導を受けているそうで。

「今はリピテーションというメソッド演技を学んでいます。また事務所の先輩の俳優・橋本(禎之)さんは殺陣の師範でもあるので、直接殺陣を学んでいます。自分は身長があるので、変な姿勢をすると目立ってしまうので、もっと腰を落としてと指導されています。現役の俳優さんから様々なノウハウを学ぶことが出来て楽しい環境です」

――この先の俳優としての目標を教えてください。

「目の前の一番の目標は台詞付きの役をいただくこと。その後は、スタッフ全員で人の心に残る作品を作るのが好きなので、名作や大作と呼ばれるような作品に自分の名前を連ねたいです。様々な役を演じてカメレオン俳優と言われるような俳優を目標にしています」

――以前の南雲さんのように社会人経験のあるデビューのユーザーもこのインタビューを読むのですが、エールを送っていただけますか?

「何が正しいのか、決まっていないのが人生だと思うので、どうすれば自分が後悔しないかを考えてほしいと思います。後悔しない道が芸能界に入るということであれば、ぜひここで一緒に頑張りましょう。社長が個人個人に対して指導してくださるので、一緒に成長していければいいなと思います」

――25歳という年齢から動き出すのは、皆さん不安で勇気がいることだと思いますが、ご自身の経験から背中を押す言葉をいただけますか?

「自分としては踏みだして良かったです! 今更やるのか?っていうのは大きな問題でしたが、そこからサラリーマンとして職を続けていくと。安定した収入はあると思うんですけど、自分で自分に失望しちゃうなって思って。正解なんてないだろうって思ったんです。実際、社会人を経験していて良かったと思います。メールの書き方や偉い人との接し方など学ぶことが出来たので」

◆担当マネージャー・スタッフからの推薦コメント◆

真面目さと誠実な人柄に周りからの信頼も厚く、
演技への向き合い方も、ヒントを与えるとより良い改善をスピーディーに
行えるところが、彼の最大の長所だと思います。

【プロフィール】
南雲祥彦(なぐも・よしひこ)●1996年1月3日生まれ、千葉県出身。ヴァンセット・プロモーション所属。【CM】NTTドコモ、【映画】『トラガール』

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