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2022/07/20 07:01

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第45回ホリプロタレントスカウトキャラバン実行委員長インタビュー、白石哲也氏「真っ白な原石感のある子に出会えたら」

『第45回ホリプロタレントスカウトキャラバン』メインビジュアル
『第45回ホリプロタレントスカウトキャラバン』メインビジュアル

 第1回グランプリの榊原郁恵(「榊」は「木へんに神」が正式表記)をはじめ、深田恭子、綾瀬はるか、石原さとみ、足立梨花、小島瑠璃子、井上咲楽らを輩出した「ホリプロ」伝統のオーディション『ホリプロタレントスカウトキャラバン』。45回目を迎える今回は「ピュアガールピュアボーイ」をテーマに、性別やジャンルは問わず幅広く募集している。オーディションサイト『Deview/デビュー』では、今回の実行委員長を務める白石哲也氏にインタビュー。2年ぶりの開催となるホリプロタレントスカウトキャラバンへの想い、今回のテーマで求めている人材や、審査のポイント、完全非公開での募集についてなどを聞いた。

 ホリプロ入社以降、平山あや、石原さとみ、綾瀬はるか、中尾明慶、新山千春、鶴見辰吾、ガールズユニット821(ハニー)など、様々なタレントのマネジメント業務を担当してきた一方で、近年はスカウトや新人開発業務にも力を入れているという白石氏。「17年間マネージャーをやっている中で、ホリプロに入ったからにはいつかスカウトキャラバンの実行委員長をやりたいという思いがずっとありました。去年、チーフ(副部長)に昇格したタイミングで実行委員長の話があったのですが、コロナの状況などもあり、会社とも相談して慌ててやるよりは準備期間を経てやろうということになって。さらには、昨年、外部と組んで実施した次世代俳優発掘オーディション『ホリプロ☆ネクスト』で責任者をやった関係で、自分自身としてもより新人開発やスカウトに興味を持ち、満を持して、今年実行委員長をやらせていたくことになりました」と開催にあたっての想いを吐露。

 次世代スター候補の原石を発掘するため、2002年生まれ〜2013年生まれの男女を対象に志望ジャンルは問わず、幅広く募集している今回のホリプロタレントスカウトキャラバン。自薦はもちろん他薦も大歓迎で、「クラスで一番の推しの子募集」というテーマのもと「周りにいる一番の推しの子」を推薦してほしいという。

「ガールズユニット『821(ハニー)』が誕生した4年前のホリプロタレントスカウトキャラバンのときに、私は実行委員ではなかったのですが、自分のキャリア的にも色々と挑戦していきたいという時期でもあったのでSNSを中心にスカウト活動をやっていたんです。そのときにご縁があったのが米倉れいあ、リコ、ほかにもファイナリストに残った子もいて。自分の中で達成感みたいなものがすごくあったんです。ただ、それと同時に、ローティーンで将来性がありそうな子でも早くから事務所に所属している現実をみて、声がけしても次の段階に行けない悔しさみたいなものもあって。それであれば、今のホリプロに足りていない、若年層に早くからアプローチしたいと思い、今回の募集年齢を8歳からにしました」と、例年よりも低い募集年齢を設定した理由を明かす。

「今回のタイトルに関しても、ローティーンに目を向けるということで、“純粋=ピュア”ということに加え、ホリプロタレントスカウトキャラバンの歴史上、“ピュアガール”というテーマのときに、深田恭子や石原さとみ、吉柳咲良などを発掘してきたという実績と、新たな風で今回は男性も募集するということで、“ピュアガール ピュアボーイ”にしました」と今回のテーマについて語る白石氏。そして「ホリプロタレントスカウトキャラバンの原点に戻ると共に、実行委員のメンバーに20代の若手が多いこともあり、新しい要素も入れていきたいと思っていて。今回は、ホリプロの公式Instagramでホリプロタレントスカウトキャラバン出身タレントのメッセージ動画や、TikTokでも各タレントがなぜホリプロに入ったのか…というような軌跡を動画にして、若い世代に訴求するものを投稿しています。タイトルを『ホリプロ若手女子社員(推し探し中)』として、新入社員含めた若手社員にブランディングを任せ、ホリプロを楽しんでもらえるような動画を投稿したりして、応募に繋げられたらと思っています」と新しい試みについても言及。

 性別、国籍不問、海外在住者でもOKのほか、志望ジャンルに関しても、役者、モデル、グラビア、アイドル、歌手、バラエティー、インフルエンサー等ジャンルを問わず幅広く募集。「若い世代をターゲットとしたときに、きっとその年齢では将来何をやりたいのか、決まってないことも多いのではないかと。もちろん、即戦力となる高校生や大学生からの応募もありがたいのですが、こちらで“女優のみ”など、ジャンルを絞ってしまうことで間口が狭くなってしまうのは避けたいという思いと、今の時代、芸能人になりたいというより、SNSで有名になりたいという人も多いと思うので、そういった人にも気軽に応募してもらいたいという思いもあって、ジャンル不問にしました」

 求める人材については「テーマの“ピュアガール ピュアボーイ”にある通り、まだ何の色にも染まっていないような、真っ白な原石感のある子に出会えたらいいなと思います。私がいる部署は役者が多いですが、今の時代、“役者”という1つの仕事だけにとらわれる時代でもないですし、影響力のあるインフルエンサー的な人材やキャラクターとして面白い子、モデル体型の子でも、ホリプロにはいろんな部署があるので、その方の素質に合わせて活動していけるのではないかなと思います」と、合格者はその人自身の素質に合わせて活動していくことになるという。

 また、今回の募集では自己PRや志望動機などの細かい項目の記入は必要なく、名前・生年月日・年齢・居住地・身長・写真などの基本情報をLINEで送るだけでエントリーが可能。より自分の魅力をアピールしたい場合は、1分以内のPR動画を提出(任意)。「気軽に応募してほしいので、提出項目は例年よりもかなり省きました。写真だけでは自分の魅力が伝わらないという人も多いと思うので、PR動画は任意で提出ということにしました」と述べ、「PR動画に関しては、歌やダンスなどの特技披露でも良いですし、声が魅力的に伝わるような動画や、編集に凝った動画でもOK。中途半端に『自分は〇〇が好きです。頑張ります』というような淡々としゃべる動画よりは、自分の魅力が一番伝わるものを送ってほしいです。私たちが“この子に会ってみたい”と思わせるような動画を送ってもらいたいです」とコメント。

 審査のポイントに関しては、「まずは写真が1つのポイントにはなってくると思いますが、ビジュアルだけでなく、全体的な雰囲気や年齢、バランス、PR動画や応募の際にLINEで送ってくるちょっとした文章など、総合的に判断して審査します。コロナ禍で全員に会うのは難しいので、ある程度、書類審査をした上で、9月に主要都市での地方予選、それに加えて、地方予選に参加できない方向けにオンライン面談も実施する予定です」

 今回のオーディションは予選や決選など、選考過程においてSNSやWEB、テレビなどへの露出は一切行われない、完全非公開で実施される点も大きなポイントだろう。「今、いろんなオーディション番組がある中で、今回のホリプロタレントスカウトキャラバンは完全非公開にしました。オーディションの過程をSNSなどで発信されることに対して抵抗がある子や、オーディション受けていることを友達にバレたくないといった子たちに対しても、ちょっとだけ勇気を出してオーディションを受けてもらえたらと。同じように完全非公開で実施した4年前のホリプロタレントスカウトキャラバンは、それもあってとても多くの方が応募してくださったので」と完全非公開に踏み切った理由を説明。

 そして最後に白石氏は、「“芸能界で活躍する”というのを一番に置いていない人でも、ちょっとした憧れや興味、有名になりたいという人の応募をお待ちしております。さらには、そういう人が近くにいたら、他薦も歓迎しているのでぜひ後押ししていただき、エンタメの世界に足を一歩踏み入れてもらえたら嬉しいです。たくさんのご応募お待ちしております!」と呼びかけた。

『第45回ホリプロタレントスカウトキャラバン ピュアガール ピュアボーイ オーディション』の応募締切は、2022年8月28日(日)23:59まで。書類審査通過者を対象に、2022年9月上旬〜10月上旬の間で随時オンライン審査・全国対面審査が行われ、その後、10月中に講師によるレッスンを通じた最終審査が合宿形式で行われる予定。オーディション合格者には、ホリプロとの専属契約(※複数名の可能性あり)のほか、賞金100万円、育成レッスンなど特性にあった活動のバックアップが約束されている。なお、推薦で合格した場合は、推薦者にも賞金が用意されている。

関連写真

  • 『第45回ホリプロタレントスカウトキャラバン』メインビジュアル

  • 『第45回ホリプロタレントスカウトキャラバン』実行委員長・白石哲也氏(C)Deview

  • 『第45回ホリプロタレントスカウトキャラバン』実行委員長・白石哲也氏(C)Deview

  • ホリプロ所属タレント(上段左から)綾瀬はるか、石原さとみ、高畑充希、井上咲楽、(下段左から)関水渚、鈴木亮平、竹内涼真、日向亘

  

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