設立38年のアマチュア写真団体・湘南女性写真研究会が主催する「2022年度 第36回ミス湘南コンテスト」が4月29日に開催され、11名の第36代ミス湘南が誕生。準グランプリには横浜市在住の26歳、ショーダンサーとして活動中の松尾春佳さんが選ばれた。

　松尾さんは幼少期をカタールとロンドンで過ごし、ICU(国際基督教大学)を2018年に卒業。現在は横浜市在住。「幼少期からモーニング娘が大好きで、卒論はモーニング娘のヒットの変遷について英語で書きました。在学中はHOOTERS GIRL(歌って踊るウェイトレス)のアルバイトをして、2016年度のMISS HOOTERS JAPAN CONTESTではファイナリストにも選抜していただきました。現在のメインのお仕事は、六本木のショーダンサーです。他には、Instagramでの動画クリエイターとして、ホテルやエステや飲食店の1分PRをナレーション付きで投稿しています」。

　ミス湘南に応募したのは「人に見られることで、綺麗になりたい！活動の場を増やしてお仕事の幅を広げたい！という想いから」。「私は自分の外見に満足しておらず、綺麗になりたいと日々願っており、努力をしている最中です。InstagramでのエステPRのおかげで、以前の自分と比べたら垢抜けましたが、もっともっと変わりたいと感じています。綺麗になればなるほど、お仕事の質やリピート件数が上がることを実感しています」と向上心を見せる。

　ミス湘南としての今後の抱負については「ダンスや声、動画等『動』の表現力には自信があります。しかし『静』の魅せ方は力不足だと感じています。そのため、ミス湘南を通じて静止画でも人を魅了できる力を身につけ、パフォーマンスの幅を広げたいと考えています」と語り、「ミス湘南を通して日本のビキニガールの新しい文化を世界に広めます！ワールドクラスのビキニガールになることが私の夢です！私は海外にも友人や応援してくれている方達がいるので、そういう方々にも活躍を見てもらえるように、この1年間のミス湘南の任期を通じて成長します！いつか、世界的に有名なブランドのイメージモデルとなり、誰もが知っているランウェイを歩けるようになりたいです！皆さんに『春佳を推して良かった！』と喜んでもらえるように頑張ります！」と意気込んだ。

　松尾春佳さんの「ミス湘南の活動を通じて、日本のビキニガールの新しい文化を世界に広めたい」という力強いメッセージが、審査員の高い評価を獲得。宣材写真を担当したカメラマンも「六本木の現役のダンサーということもあり、動き的には、力強く、ダイナミックな動きが出来る子です。今までにいなかったタイプの子ですね。まさに、ショーダンサーの動きです。表現力は抜群です。今年のこの中でもトップクラスでしょう。撮影会では沢山のカメラマンを集められる子だと思います」と絶賛した。

　なお今回、グランプリには八嶋乃々華（やしま・ののか）さん、ベストフォトジェニックには中森れん（なかもり・れん）さんが選ばれた。今後、ミス湘南は一般公開の水着大撮影会、伊豆撮影会、浴衣撮影会、沖縄撮影会等の撮影会に出演しするなどの活動を行っていく。