長澤まさみ、上白石萌歌、上白石萌音、浜辺美波、福本莉子らを輩出した「東宝シンデレラ」オーディションが、東宝創立90周年プロジェクトとして6年ぶりに開催される。なお今年は男性部門の「TOHO NEW FACE」オーディションが同時開催される。

　初代シンデレラに沢口靖子、4代目に野波麻帆、5代目に長澤まさみ、7代目に上白石萌歌、8代目に福本莉子。2011年第7回では、審査員特別賞に上白石萌音、山崎紘菜、ニュージェネレーション賞に浜辺美波など、第一線で活躍する俳優を多数発掘してきた「東宝シンデレラ」オーディションが6年ぶり9回目となる開催が決定。

　さらに、かつて1946年から60年代後半にかけて俳優発掘のためのオーディションとして開催され、三船敏郎、平田昭彦、宝田明、佐原健二、岡田真澄らの名優を輩出した、「東宝ニューフェイス」の歴史あるタイトルを引き継ぎ、男性オーディションとして表記を新たにした「TOHO NEW FACE」オーディションが始動する。

　「東宝シンデレラ」および「TOHO NEW FACE」オーディションの応募期間は4月7日〜7月18日まで。応募資格は満10歳から満22歳まで（2022年7月18日時点）の女性・男性。オーディション公式サイトの応募フォームにて、Web書類と1分程度の自己PR動画で1次審査にエントリー。

　7月の1次書類審査を経て、8月から全国6都市（札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡で2次審査を実施。9月に東京と大阪で3次審査実施後、10月にシンデレラとNEW FACEの2グループに分かれ、都内で4次審査となる合宿審査を行う。最終審査として11月6日に都内にて、「東宝シンデレラ」「TOHO NEW FACE」グランプリ＆受賞者発表会の開催が決定している。

　今回のオーディンション告知ポスターと映像には、上白石萌歌、上白石萌音、浜辺美波を起用。彼女たちがデビューするきっかけとなった2011年の第7回「東宝シンデレラ」オーディション以来、実に11年ぶりに3人の共演が実現している。

　「東宝シンデレラ」オーディション最大の特長は受賞後に東宝作品に出演できること。近年では上白石萌歌が『羊と鋼の森』（2018年／橋本光二郎監督）、上白石萌音が『君の名は。』（2016年／新海誠監督）や上演中の舞台「千と千尋の神隠し」、浜辺美波が『君の膵臓をたべたい』2017年／月川翔監督）への出演を果たしている。

　東宝の映画、演劇への出演から、今やあらゆる分野で活躍中の先輩たちのように、映画、演劇、ミュージカル等で活躍を夢見る、未来の「シンデレラ」「NEW FACE」を募集する。