『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』で本格ドラマデビュー、イヌブラザー役の柊太朗「やっと大きな一歩を踏み出せた」 | ニュース | Deview-デビュー

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2022/04/01 08:01

デビュー

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』で本格ドラマデビュー、イヌブラザー役の柊太朗「やっと大きな一歩を踏み出せた」

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』イヌブラザー/犬塚翼役で出演中の若手俳優・柊太朗(C)Deview
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』イヌブラザー/犬塚翼役で出演中の若手俳優・柊太朗(C)Deview

 スーパー戦隊シリーズ第46作目『暴太郎(あばたろう)戦隊ドンブラザーズ』(毎週日曜 午前9:30〜テレビ朝日系)にて、イヌブラザー/犬塚翼役で出演中の若手俳優・柊太朗。本作が本格ドラマデビューとなる彼に、デビューのきっかけ、スーパー戦隊シリーズのオーディションや撮影現場について、さらには子供の頃の憧れのヒーロー像などについて聞いた。

【イヌブラザー/犬塚翼役 柊太朗インタビュー】

■『『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』への出演が決まり、やっと大きな一歩を踏み出せた」

――3月6日から『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』のオンエアが開始されましたが、放送をご覧になられた率直な感想は?

【柊太朗】「第1話に関しては、自分がまだ登場しない回だったこともあり、純粋に楽しみながら観ました。完成されたものをテレビで観ると、日曜の朝のスーパー戦隊シリーズに、自分が携わっている作品が今まさに放送されているんだという実感が湧いてきました」

――出演が決まった際の反響はいかがでしたか?

【柊太朗】「友達や家族の知人、親戚など、これまで関わってきてくれた、あらゆる人たちからいろんな言葉をいただきました。友達もみんな僕が芸能活動をしていることは知ってくれてはいたけど、やっと大きな一歩を踏み出せたというか、“これからもっと頑張るよ”!っていうのを、みんなに発表できたこともすごく嬉しかったです」

――今作が本格ドラマデビューとなる柊太朗さん。そもそもこの世界に入ったきっかけは?

【柊太朗】「最初は、高校生のときにABEMAの『恋する▼(正式表記はハート)週末ホームステイ』という恋愛リアリティーショーに参加したことがきっかけです。『恋ステ』が学校で流行っていて、友達に『出てみたら?』って言われて、その場のノリで応募したものが通って出ることになったんです。最初は、後先考えずに参加していたのですが、そこからいろんな方と出会ったりして、芸能界というものに興味を持ち始めました」

■「"芸能界"はテレビで観る世界で、別の次元のものっていうイメージだった」

――『恋ステ』に出演する前は、芸能界への興味はあったんですか?

【柊太朗】「地元が北海道だったので、自分には遠い世界というか、芸能界ってテレビで観る世界で、別の次元のものっていうイメージでした。そもそも学生時代は、将来どんな仕事に就きたいとか、どういう人になりたいっていような、将来のことをぜんぜん考えずに、ただただ漠然と過ごしていました」

――芸能界へ興味を持ち始めてからは、デビューを掴むまでどんな行動に出たんですか?

【柊太朗】「あまり先のことは考えずに、“まずは事務所に入るんだ!”と決めて、自分でいろいろと事務所を探すことから始めました。最初は、北海道と東京を行き来しながら事務所を探す感じになるかなと思っていたのですが、東京に来て最初にアタックした事務所さんが、僕のことを息子と思ってくれるようなすごくアットホームなところで、そこに所属することが決まって。手当たり次第に事務所にアタックしようって思っていたけど、まさかの1つ目で運命の出会いがあり、そこから上京してきました」

――そして、デビュー3年目にして掴んだ『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』。オーディションにはどのような思いで臨んだのですか?

【柊太朗】「『ドンブラザーズ』の1つ前のスーパー戦隊シリーズのオーディションも受けていたのですが、そのときはあまりいい結果が残せなかったので、苦手意識というか、自分にはまだ遠い存在だなって思っていたんです。でも、今回また受けるチャンスをいただいたので、僕自身まだまだですが、演技に関しては他の人よりも時間をかけてやろうと思って、いろいろと準備をして。事前に渡された台本に対して、マネージャーさんと一緒に試行錯誤しながら、1つの台本だけど3〜5パターンくらい、いろんな解釈をして臨みました」

――出演決定の報告はどのような感じで聞いたのですか?

【柊太朗】「最終オーディションから結果を聞くまで1週間ぐらい空いていて。いつ頃分かるとは言われてなかったけど、1週間も経ったしダメだったのかな?って思っていたら、マネージャーさんから『受かったよ』って言われて、嬉しいよりも先に“良かった〜!ってなりました。最終オーディションから結果を聞くまでの1週間は、抜け殻状態というか、ずっと気が気じゃないまま過ごしていました」

――ご家族のみなさんには、テレビ電話でご報告されたと会見でおっしゃっていましたが。

【柊太朗】「そうなんです。これまで、おんぶにだっこだった部分もあったので、やっと一人立ちすることができるのかなという思いもあって、本当に良かったなと。たぶん、家族のみんなも“良かった”と思ってくれていると思いますし、それだけじゃなくて、『謙虚にいけよ』というアドバイスもしてくれて。いつも地元に帰省して東京に戻ってくるとき、父から『いつも謙虚でいなさい』って言われるんですけど、今回もその言葉をかけられたので、その気持ちを忘れずに頑張っていこうって、改めて思いました」

――演じるイヌブラザー/犬塚翼という役柄に対しての第一印象は?

【柊太朗】「最初に変身後の姿を見たのですが、そのときは“なにコレ、小さくて可愛い!”っていうのが第一印象でした。でも、犬塚翼の性格やキャラクターを聞いたときに、“指名手配中の逃亡者”という役どころで、情報が少ない分、やりがいがありそうだなと思いました。彼にはどういう過去があって、なぜ指名手配になってるのか、どのくらいクールなヤツなのか、など自分で考えることが多いのは、やっていてすごく楽しいです」

■「キャスト同士はすごく仲が良いと思う」

――今回は5人が揃うことがあまりないそうですが、撮影現場はどんな雰囲気ですか?

【柊太朗】「僕が演じる役が逃亡者というキャラクターなのもあるのですが、本当にみんなとの撮影が少なくて、1人のシーンが多いんです。でも、キャスト同士はすごく仲が良いと思います。同世代のキャストはもちろん、最年少の(志田)こはくちゃんや最年長のひろさん(鈴木浩文)も気さくに話しかけてきてくれるし、本当の友達みたいな感覚でいられるのですごく気が楽なんです。ひろさんは演技経験も豊富な方なので、尊敬できますし、アドバイスも聞いたり、みんなと話し合ったり、試行錯誤しながらやれていて。合間は和気あいあいと楽しくやっているけど、本番など“やるときはやる!”っていうメリハリがある感じなので、すごくいい雰囲気だと思います」

――柊太朗さんは普段みなさんといるとき、どんなポジションなんですか?

【柊太朗】「うちには(樋口)幸平とひろさんの2トップのエースがいるんですけど(笑)。たまに、こはくちゃんに絡みに行って、こはくちゃんに撃退されたりしているのを、僕と(別府)由来くんが見ている感じ。たまに輪の中に入っていきますけど、基本的にみんなの絡みを見て楽しんでます」

――スーパー戦隊シリーズは、アクションやアフレコをはじめ、様々な経験ができる現場だと思いますが、新鮮だったことは?

【柊太朗】「アクションに関していうと、今までやってきた中でも運動量が桁違いに多くて。演技をするだけじゃなくて、身体を使ってどうやってわかりやすく動くかなど、細かい部分も意識しないといけないので、すごく難しいです。でも、今まで経験したことがない新鮮なことばかりで毎日が楽しいです」

――柊太朗さんが子供の頃に憧れていたヒーローは?

【柊太朗】「僕は『特捜戦隊デカレンジャー』『魔法戦隊マジレンジャー』世代で、その頃のレッド像というか、正義感あふれる、選ばれし力を持っている…みたいなものにすごく憧れていました。優しくて、正義感があって戦っているレッドが僕の中ではヒーローでした」

――今、まさに様々な経験をされている中で、役者という仕事の魅力や楽しさはどんなところで感じていますか?

【柊太朗】「全部が楽しいです。アフレコ1つとってもやったことがなかったですし、毎日新鮮なことを学べていて、今は吸収することしかないので、本当に楽しくて。目の前のことを精一杯やることでいっぱいいっぱいで、大変だと思っている暇もない状況。それと、僕が演じる犬塚翼と僕自身って、けっこう違うキャラなんです。僕はあまりクールでカッコイイ系ではないですし、そういう自分とはぜんぜん違うキャラクターを演じるのは楽しいです。やっぱり、自分とは違う人生を歩めるというのが、役者という仕事の魅力でもあり、好きなところです」

――最後に、今後の夢・目標を教えてください。

【柊太朗】「僕が憧れているのは、生瀬勝久さんや大泉洋さんのように、面白おかしい役もカッコイイ役もどっちもできるというか、余裕のある名脇役がうまい役者さんで。自分が作品を観ているときにも、そういう人に目が行ってしまうので、将来的には、主役を引き立てられるような演技ができる役者になっていきたいと思っています」

ヘアメイク/榎本愛子 スタイリング/金野春奈(impiger) 衣装協力/ニット\25,300(CULLNI)、パンツ\32,450(MUZE)、その他スタイリスト私物

【プロフィール】
柊太朗(とうたろう)●2000年10月27日生まれ、北海道出身。ユニ・エンタテインメント所属。
19年にAbemaTV『恋する▼週末ホームステイSeason7 北海道男子×東京女子』 に出演。CMや広告などに出演しモデルとしても活動。21年7月にはミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学vs不動峰(石田鉄役)にも出演。22年3月より放送開始のスーパー戦隊シリーズ46作品目『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(イヌブラザー/犬塚翼役)でドラマデビュー。趣味は釣りや小説を読むこと、絵を描くこと。

【番組概要】
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』
毎週日曜 午前9:30〜 テレビ朝日系

■イントロダクション
リア充な女子高校生・鬼頭はるかは、突然不幸のどん底に突き落とされた。
時を同じくして、街には人間の欲望を良しとしない謎の組織「脳人(ノート)」 が欲望を持つ人間の消去し始めた…。

不幸のどん底で消沈の鬼頭はるかの顔に突然謎のサングラスが装着され、異次元空間が見えるようになったその途端、異空間に吸い込まれ中年の男・桃井陣に会う 。
陣から「君には仲間がいる。まずは"桃井タロウ"を探し出し、彼の前で跪くのだ」と指令を受ける。

桃井タロウとはいったい誰? いったい何処に?
そして他の仲間とは?

鬼頭はるかは"桃井タロウ"や仲間たちを探し出し、人々を「脳人」の脅威から救えるのか?!

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