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2022/03/10 17:40
「ベストオブティーン2022」北海道代表に甲斐原紗弓さん「製薬系や化粧品業界での開発で悩みを抱えている人の力になりたい」
世界的コンテストの地区代表選考会「ベストオブミス」の姉妹コンテストとして初開催される、全国の高校生の中から日本一を決める全国版ミクスコンテスト「ベストオブティーン」。その北海道代表に、高校2年生の甲斐原紗弓さんが決定した。甲斐原さんは北海道の代表として、5月5日に開催される「2022ベストオブティ―ン日本大会」に出場する。
■「ベストオブティーン」北海道代表・甲斐原紗弓さんインタビュー
――参加のきっかけについて教えて下さい。
「課外活動に興味があり,インターネットで探している時何回か記事を目にし、『社会や世界に何かしらの違和感を感じている方は是非挑戦してほしい』というメッセージに心を押され挑戦する決意をしました」
――北海道の代表に選ばれたときはどんな気持ちでしたか?
「選出していただいた時は驚きのあまり,数秒思わず固まってしました。高校生代表として自分で上手に発信する役割を担っていく重大さ、そしてこれからの新たな可能性に気が引き締まる気持ちと、期待感で心の中が溢れていました」
――あなたを一言で表すと、どんな人でしょうか?
「楽観的で好奇心がある人。気になることについて調べたり、迷いがあったりしてもできる限り行動に移すようにしています。挑戦の中で、いつも成功した経験ばかりではありませんが、苦しい時こそ前向きに捉えて困難を乗り越えていきました」
――小さい頃のあなたはどんな子でしたか?
「わんぱくな子でした。とにかく沢山のことに興味を持って行動していたそうです。今でも気になったことには挑戦する行動力は、そのまま残っているのだなと自分でも感じています」
――あなたの“心の美の秘訣”を教えて下さい。
「そのままの自分でいることです。着飾って自分を見せることも大切ですが、ありのままの自分自身を表現することは、自分にとっても心地よく楽しく過ごせると思うので、自分らしさという名の自然体でいつもいるようにしています」
――あなたのチャームポイントを教えて下さい。
「よく肌が白くて綺麗だねとおっしゃっていただくので少し照れくさいなと思いながらも嬉しいな思うので自分のチャームポイントにしました。『白色は何色にも染まらない』という言葉を耳にしたことがあり、純白のように澄んだ心と趣を自分色にしていきたいと思います」
――今までで一番頑張ったことを教えて下さい。
「小学校の6年生の時新体操をしていました。週5回以上、多い時は一日中練習していました。ありがたいことに大会に選出させていただき、経験が人一倍浅かった自分は、沢山の方に支えてもらいながら自分なりに精一杯努力し、仲間と共に目標を達成することができました。目標が実現した時には夢に出てきそうなくらい嬉しい気持ちで今でも忘れられない大切な思い出です」
――憧れている(目標にしている)人を教えて下さい。
「小池百合子さんです。コロナ禍で苦しい時も沢山の方が納得できる最善の策を示そうとしている姿、そしてリーダーシップに憧れました。私も沢山の方が納得できるリーダーを目指しつつ、心の広く豊かな素敵な人になりたいです」
――SDGsや社会貢献に対しての考えや実践していることを教えてください。
「私は社会や人に大きく貢献するような偉大なことはできませんが、沢山の人が実践出来る小さなことを日々実践するようにしています。例えばゴミの分別を丁寧にしたり、環境に優しい商品を意識的に買うようにしたり、一つの物を長く大切に使うようにしています。すごいと思わせる行動はできませんが、やれることをやらないことほどもったいないことはないと思うので、小さなことから少しずつ積み上げることが大きな力となり、献出来ることを伝えていきたいです」
――高校生だからこその、社会に伝えたいメッセージはありますか?
「私は昨年生徒会活動を一年間させていただきました。その経験の中で学ぶことも多く、特に印象的だったのは校則の改正や学校行事の変更です。これは多くの人の意見により実現しました。一人だと勇気が出ないけれど、みんなで力を合わせればより良い未来に私たちの力で変えることが出来るということを伝えたいです。また小さな力でも積み重ねると大きな力となり得ることも知らせていきたいです」
――将来の夢、今後について教えて下さい。
「将来これだ!というものには絞り切れていません。ですが理科の実験や学習で面白さを感じていたことにより、将来は製薬系や化粧品業界での開発で悩みを抱えている人の力になりたいと考えています。また社会貢献をしたいと考えているので食べることも好きなこともあり、地域に根ざした街づくりにも興味があります。まだはっきりと決まっていないので、この経験を通してじっくり考えていきたいです。」
――ベストオブティ―ン日本大会へ向けての意気込みをお聞かせください。
「ここまで来ることができたのは、自分の力だけでなく、沢山の方の応援があったからだと実感しています。この場で自分の力を最大限発揮し、感謝の気持ちを伝えるのはもちろんのこと、今度は私自身が誰かの支えとなれるよう精一杯頑張りたいと思います。自己成長するだけでなく明るく笑顔で周りに元気を与えられるような人になりたいです」
『ベストオブティーン』北海道代表・甲斐原紗弓さん
学年:高校2年
誕生日:10月24日
身長:155cm
血液型:A型
趣味:運動すること,謎解き,ダンス,料理
今年初めて開催される「BEST OF TEEN」は高校生であれば参加できるダイバーシティ型のミクスコンテスト。応募条件に人種・性別は不問で写真審査も行わない。世界や地球レベルで物事を考えて、絶え間なく変化する今この瞬間に、何ができるのかを追求し、できることに限りがあっても自分の可能性を信じ続けられる高校生リーダーを創造する。今年は県大会を勝ち抜いた18名の高校生が日本大会に出場。ファイナリストは自分を魅力的に魅せるための立ち居振る舞い、社会で生き抜く力や、ファイナンスに関する学び、日本文化や地域活性などについてのレッスンなどを受ける。2ヵ月のビューティーキャンプの末、ファイナリストの中から「Next leader」1名が決まる。