「東京ガールズコレクション（以下、TGC）」のプロデュースにより、令和時代のスター発掘を目的に行われるオーディションプロジェクト『DUO presents TGC AUDITION 2022』の最終審査が20日、都内で行われた。大手芸能プロダクションが参加する完全ドラフト制のオーディションで、東京都在住の小学5年生・美音さん（みおん／11歳）がプロダクション尾木からの1位指名を受けた。

　『DUO presents TGC AUDITION 2022』では、芸能プロダクションが完全ドラフト制で候補者を指名し、所属契約の権利を獲得。指名を受けた候補者は「TGC」の出演や、ファッション誌への掲載、メディアへの出演権など、デビューにむけての支援を受けられる。最終審査には、応募総数約6300人の中から勝ち抜いたファイナリスト32人が出場。公開ドラフトには、大手プロダクション6社が参加した。

　現在小学5年生の美音さんの趣味はダンスと歌、特技はピアノ弾き語りで、合気道は8段の腕前。今回、初のオーディション挑戦で夢への第一歩を掴んだ。美音さんを1位指名したプロダクション尾木所属の市川美織は「出てきた瞬間から『かわいい！』という印象でした。 身長も私と同じくらいで、 昔の私を思い出すようなかわいさだったことも魅力でした。 将来がすごく楽しみだなと思いました」と期待を寄せた。

　「市川さんより全然可愛くないですけど…」と謙遜しつつ、「広瀬すずさんのような皆から愛される女優になりたいので頑張ります」と意気込みを語る美音さん。その言葉を聞いた市川は「やはり人柄というものが愛される魅力に繋がると思うので、 美音さんの謙虚さもありつつ、 芯の強さも見える、しっかりとしたありのままの姿でいてください！」と目を細めた。

　なお、ドラフト1巡目の結果、インセントが徳島在住の高校1年生・山本奈津美さん（やまもと・なつみ／16）、エイジアプロモーションが愛知在住の中学3年生・鈴木爽さん（すずき・あきら／15）、サムデイが神奈川在住の中学2年生・新沼凛空さん（にいぬま・りあ／14）、プラチナムプロダクションが東京在住の中学1年生・佐藤七海さん（さとう・ななみ／13）、プロダクション尾木が東京在住の小学5年生・美音さん（みおん／11）、ユニバーサルミュージック合同会社が神奈川在住の大学2年生・Rian（20）をそれぞれ指名。1巡目の使命を受けた候補者は、「東京ガールズコレクション」のランウェイに立つ権利が与えられる。

　そのほか、準グランプリに山本さん、「DUO賞」に滋賀在住の高校3年生・田中紗吏杏さん（たなか・さりあ／17）が選出された。