「東京ガールズコレクション（以下、TGC）」のプロデュースにより、令和時代のスター発掘を目的に行われるオーディションプロジェクト『DUO presents TGC AUDITION 2022』の最終審査が20日、都内で行われた。大手芸能プロダクションが参加する完全ドラフト制のオーディションで、東京在住の中学1年生・佐藤七海さん（さとう・ななみ／13）がプラチナムプロダクションからの1位指名を受けた。

　『DUO presents TGC AUDITION 2022』では、芸能プロダクションが完全ドラフト制で候補者を指名し、所属契約の権利を獲得。指名を受けた候補者は「TGC」の出演や、ファッション誌への掲載、メディアへの出演権など、デビューにむけての支援を受けられる。最終審査には、応募総数約6300人の中から勝ち抜いたファイナリスト32人が出場。公開ドラフトには、大手プロダクション6社が参加した。

　プラチナムプロダクション1位指名を受けた佐藤さんは、特技はテコンドー、趣味はフィギュアスケートというアクティブな13歳。「選んでいただいたことを後悔させないように、 朝比奈彩さんのように凛としていてかっこよく、 皆に憧れてもらえる存在を目指して頑張りたいです」としっかりとした口調で語った。

　プラチナムプロダクションを代表した登壇した筧美和子は「佐藤さんはランウェイを歩く姿、 お話しされる姿、 特技のテコンドーを披露される姿、 それぞれ全然違う印象があったのが特徴的でした。 すごく凛としていて落ち着いているな、 という印象でした」と語り、「モデルとしての活躍はもちろん、 演技や音楽など興味のあることはどんどん事務所に相談してもらい、 チャレンジしていってもらいたいなと思います」とエールを送った。

　なお、ドラフト1巡目の結果、インセントが徳島在住の高校1年生・山本奈津美さん（やまもと・なつみ／16）、エイジアプロモーションが愛知在住の中学3年生・鈴木爽さん（すずき・あきら／15）、サムデイが神奈川在住の中学2年生・新沼凛空さん（にいぬま・りあ／14）、プラチナムプロダクションが東京在住の中学1年生・佐藤七海さん（さとう・ななみ／13）、プロダクション尾木が東京在住の小学5年生・美音さん（みおん／11）、ユニバーサルミュージック合同会社が神奈川在住の大学2年生・Rian（20）をそれぞれ指名。1巡目の使命を受けた候補者は、「東京ガールズコレクション」のランウェイに立つ権利が与えられる。

　そのほか、準グランプリに山本さん、「DUO賞」に滋賀在住の高校3年生・田中紗吏杏さん（たなか・さりあ／17）が選出された。