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2022/01/25 21:01
アニメ『ヒロアカ』バーニン役・河内美里の所属事務所が新人を募集「コミュニケーションを取りながら、やりたいことを尊重して協力してくれる事務所です」
2022年、新しい年がスタートし、様々な作品や企画でこれからのエンタメ界を担うであろう“ネクストブレイク”が起用されている中、新人開発に積極的な芸能プロダクション各社が今年プッシュする期待の所属タレントを紹介。本人のインタビューおよび担当マネージャー・スタッフの取材とともにクローズアップする。中学生から芸能活動をスタートさせ、女優・歌手活動を活発化させるなか、2020年に新たな事務所「オムニア」に移籍した河内美里は、アニメ『僕のヒーローアカデミア』バーニン役で声優としてデビュー、ラジオパーソナリティにも挑戦するなどさらに活動の幅を広げている。そんな河内に、現在の仕事のやりがいと今後の目標、現事務所について、これから事務所所属を目指す芸能界志望者へのメッセージについて聞いた。
【オムニア所属:河内美里インタビュー】
――芸能のお仕事を目指したきっかけについて教えてください。
「家族で宝塚歌劇団を観に行って、ここに入りたい!と思って勉強を始めたのが、芸事に興味を持った一番最初のきっかけですね。そして、通っていたバレエスクールの先輩が、芸能事務所の大規模なオーディションで賞を取って所属して、すでにお仕事をされていたんですね。その姿を見て“こういう道もあるんだ”って思って、自分も同じオーディションに応募したことがきっかけで芸能活動が始まりました」
――自分にとってのターニングポイントとなったお仕事は?
「お芝居をこれからも続けていきたいと思うきっかけになったのは、初めて主演を務めさせていただいた『遥かなる時空の中で6 幻燈ロンド』という舞台です。モデルや女優など様々な仕事を経験してきた中で、舞台に立って、お客様に何かを届けるということは有意義だなとやりがいを感じて、もっともっと突き詰めていけたらいいなと思ったことを覚えています」
――そして、2020年に現事務所のオムニアに移籍します。オムニアと言う会社の印象は?
「事務所の皆さんとお話ししていて、タレントのやりたいことを尊重して協力してくれる会社だなと思います。自分のやりたいこと、進みたい方向、その時にやってみたいお仕事などを相談しながら道を作って行けるのかなと感じました。やっぱり芸能界も人と人でお仕事をするので、そういうコミュニケーションはすごく大事だなと思っています」
――そうした中でメディアミックス作品『ROAD59-新時代任侠特区-』にヒロイン・結津万華夜役での舞台出演が決定。そこから声優のお仕事へと繋がっていきます。
「オムニアは、一つのお仕事から“次にこういうところに挑戦してみようか”と、一緒に道を開いてくれるんです。元々声のお仕事にも興味があって、挑戦出来たらいいねという話をしていたタイミングでご縁があって。長く続けているといろんな出会いがあり、どこで何が繋がるか分からないので、一つ一つのお仕事を大事にしたいなと改めて思います」
――声優に挑戦してみていかがでしたか?
「舞台や映画、ドラマは、自分の身体や表情も含めた全部で表現できるものだったのが、アニメは絵があって自分は声だけしか当てることができないというのが、最初は難しいと思って構えていました。でも、お芝居をすること、観て下さる視聴者の方に臨場感や距離感を伝えるのは、舞台でお芝居をしているのと根本は変わらないなと感じています。声優としては新人で、まだまだ模索中なんですけど、楽しんでやらせていただいています」
――『僕のヒーローアカデミア』のバーニン役についてはどうお考えですか?
「私は舞台では、小柄で女の子らしいキャラクターを演じることが多いんですが、バーニンはすごく強くて力もある女性ヒーローで、舞台では絶対に出来ないキャラクターだったので、とても嬉しかったです。やりがいも感じましたし、チャレンジだなと思いました。『ヒロアカ』という長く続いている人気作品に関わることの責任も感じているので、オンエアで初めて自分の声を聴いたときには、もっとこういうふうに伝えられたなって反省することもたくさんありました」
――実際の反響はいかがでしたか?
「『ヒロアカ』を元々ご覧になっている方々には、人気の高いキャラクターなので、皆さん“キャストは誰なんだろう?”って予想されていて、情報解禁の時は“すいません、河内です”みたいに思ってたんですけど(笑)。反響も大きくて、“バーニンだ!”って言っていただけているのは有難いです。現場では三間音響監督をはじめスタッフの皆さんと“緊張感を与えたいからこういうお芝居をしてください”などディレクションをいただきながら役を作り上げています。初めてマイク前でお芝居をする現場だったので、周りのキャストさんに助けていただきながら収録しています」
――今後やってみたい仕事も広がったのではないですか?
「声のお仕事に挑戦する前から思っているんですが、ディズニー映画の声優を担当して、主題歌を歌うことにすごく憧れがあります。元々宝塚のように世界観が完璧に作られたものが好きですし、ディズニーのプリンセスみたいな世界観も大好きなので、自分でキャラクターに息を吹き込んで、そのうえ歌も歌えたらいいなという野望を持っています」
――活動の幅を広げることになったオムニアはどんな事務所ですか?
「一言というと、アットホームですね(笑)。まだ芸能のお仕事をしたことがない方でも、気軽に相談できたり、話を聞いてくれる事務所なので、それがいいところだなって思っています」
――現在、デビューでオムニアの新人募集の情報が掲載されています。今まで多くの経験をされてきた先輩として、背中を押してあげられるメッセージをお願いします。
「こういうご時世だから、芸能界でやれることは少ないんじゃないかって不安に思うこともあるかもしれません。でも、飛び込んでみればその中には可能性はたくさんありますし、人によって道程は違いますが、一つ一つの仕事を積み重ねていけば、きっと何かに繋がって行くので、迷っている方はまず飛び込んでみてほしいです。オムニアには相談に乗ってくれるマネージャーさんや先輩もいるので、そういう方に話を聞いてもらいながら、自分に自信を持って頑張ってもらえればなって思います」
◆担当マネージャー・スタッフからのイチ押しポイント◆
「まじめで可愛いくて、お仕事に対してちゃんと向き合ってくれる、安心できる存在です。スキルが十分にあるので、河内さんが一番輝けるお仕事に向けて一緒に頑張りたいと思っています」
【プロフィール】
河内美里(かわうち・みさと)●1997年10月11日生まれ、千葉県出身。
【主な出演作】
2021年舞台『ROAD59-新時代任侠特区-』(ヒロイン・結津万華夜役)
2021年アニメ『僕のヒーローアカデミア』(バーニン役)
2021年舞台「アサルトリリィ・御台場女学校編」(河鍋薺役)
2021年 7th デジタルシングル『抗えない』