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2022/01/19 08:02
「テアトルアカデミーの顔」となるモデルを募集 福岡県出身の19歳・西岡萌さんがユース部門グランプリを受賞
有名雑誌に「テアトルアカデミーの顔」として登場する自社広告メインモデルを発掘するオーディション「第7回テアトルアカデミー モデルグランプリ」が開催された。ユース部門(12〜23歳の男女)とキッズ部門(3〜11歳の男女)、そしてシニア部門(40歳以上の女性)の3部門で募集が行われ、東京・大阪・名古屋・札幌・仙台・岡山・福岡の全7会場で2021年7〜9月に審査を実施。そのなかから、ユース部門の女性グランプリには、福岡県出身の19歳・西岡萌(にしおか・めぐむ)さんが選ばれた。
今回、広告の撮影や雑誌の取材のために福岡から飛行機でやってきた西岡さん。「東京は、今年9月に一度、劇団四季さんの『オペラ座の怪人』を観に来ただけなので、今回が2回目。まだ慣れていないけど、いい経験になります」と初々しく語る。
地元福岡では飲食店でアルバイトをしながらレッスン費を稼ぎ、演技レッスンを受けていたという西岡さん。「高校卒業を前にして将来を考えた時、元々『ハリー・ポッター』の映画が好きで演技の世界に憧れてましたし、母の本棚にあった『ガラスの仮面』を読んで自分でセリフを言ってみたら、演技するのって楽しいなって思ったんです。そんな母や家族も背中を押してくれています」と女優の道を志した。
夢に近づくチャンスを掴むべく挑戦した今回のオーディション。「オーディションでは自己PRと特技披露、台詞読みがありました。特技では吹奏楽のフルートを披露しようと思いましたが、そこではできないので、その場で思い浮かんだ歌を歌いました。自己PRでは、誰にも負けないぐらい女優になりたいんだっていう熱意をアピールしました。演技審査では、演技を人前でやるのが初めてなので、上手くやろうというより、台詞をはっきりと、なるべく大きな声で言うこと、身振り手振りをつけて表現することを意識しました」。
その結果見事、ユース部門の女性グランプリを獲得。しかし「モデルグランプリが同時に開催されているということを知らずに応募したので、締め切り日に慌てて写真を送ったら、後日“グランプリです”ってメールが来たので、私でいいのかな?って」とびっくりしたのだという。ただしその後、雑誌社などで撮影を行っているときに「あ、私モデルグランプリだったんだって。実感が湧いてきました」と教えてくれた。
福岡のスタジオでのレッスンが始まって2ヵ月ぐらいが経過したが「演技は思っていた以上に難しいなって感じています。私が入る前からいらっしゃる方も多いのでレベルが全然違うなって。井の中の蛙状態で落ち込んだりもしました」と言う。しかし「周りはレベルの高い方が多いので、挫折を挫折と思わないで、負けないぞ、延びるチャンスだ、と思って切り替えてレッスンに励んでいます」と、持ち前の「一つの事にハマると、ずっとそればかりになる一途な性格」を発揮して奮闘中だ。
「将来は舞台やドラマなど、いろんな場所で活躍できる女優が目標。様々な仕事のチャンスを掴みたいと思っています」と希望を語る西岡さん。憧れの女優は長澤まさみだといい「『MOTHER』も『コンフィデンスマンJP.』も観て、素晴らしかったんですけど、私が一番心を惹かれたのは短編の『戦争童画集〜75年目のショートストーリー〜』でした。一人でナレーションも全部演じていらっしゃって、短い時間で視聴者を引き込める演技力に感動しました」と女優としての目標に掲げている。
まつげが長く大きくキリっとした目が印象的な西岡さん。「この見た目で、人見知りで無口なほうなので、最初に会った人にはクールと言われるんですけど、しゃべり出したら“一番しゃべるよね”ってよく言われます(笑)」。なお自分としては「両端にできるえくぼ」がチャームポイントだそうだ。
最後に「今回モデルグランプリを獲れたことで、他の芸能スクールではあまりない華々しいスタートを切ることが出来たと思っているので、もっといろんなチャンスを掴んで、いいモデル、いい女優になれるように頑張ります」と意気込みを語ってくれた。
ユース部門の女性グランプリ・西岡萌さんは、nicola、Popteen、ポポロ、JUNONをはじめとした人気雑誌やweb等に、自社広告メインモデルとして登場する予定。