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2022/01/13 12:30
いわき市出身の女優・武田玲奈、福島の今を巡るショートムービー公開
福島県いわき市出身の女優・武田玲奈が、「地域の伝統・魅力等発信支援事業」への理解促進を目的としたショートムービー『ふくしまの伝統・魅力再発見』にナビゲーター役として起用。その動画の公開がスタートした。
平成30年度から開始され、4年目を迎える「地域の伝統・魅力等発信支援事業」は、福島県の伝統・魅力等の発信により福島県に対する国民の関心を高めることを通じて、復興の現状に関して正確な情報が発信される基盤を整備すること。そして風評被害の払拭や交流人口の増加を促進し、福島県における民間企業の事業基盤の安定化を図ることを目的として実施。
今回公開された動画は、「地域の伝統・魅力等発信支援事業」の支援を受け、自立自走に向け様々な課題解決に取り組んだ事業者を紹介。東日本大震災後「どのような背景と想いで復興に取り組んで来たか」「この支援によりどのような足掛かりを得たか」「これから目指すべき目標は?」といった代表者の想いを、武田玲奈が実際に現地を訪ね、聞き、体験し、動画視聴者に分かりやすく伝えていく。
武田は「生まれ育った地元、福島の力になりたいと思い、参加させていただきました!素晴らしい事業ばかりで、もっとたくさんの人に知ってもらいたい!と心から思いました。みなさんの福島の想いを応援しています!」と同郷人としての想いを語っている。
動画第1弾「Food Camp」篇(1月17日公開)では、生産者と料理人が協働し、収穫体験など畑の現場を体験してもらうことを目的に、その畑に1日限りの青空レストランをしつらえ、一流シェフがその場で採れた食材をコース料理に仕立てそれを味わう食のツアー「Food Camp」を体験。武田は郡山市・鈴木農場にて自ら収穫した生野菜を丸かじりし、思わず「あまいっ!」と驚き、珍しいイチゴ料理に大興奮するなど、採れたて食材のおいしさに感動。主催の孫の手トラベル社長との対談で「福島の素晴らしさを自信と愛を持って伝えたい」と地元への想いを語っている。
第2弾「相馬復興市民市場(浜の駅松川浦)」篇(1月24日公開)では、令和2年度より相馬市が整備した『浜の駅松川浦』を訪問。武田は、漁港が目の前にあり新鮮な魚が安価に販売されている松川浦のサービスである魚捌きを初体験。緊張気味だったものの、鯵の3枚おろしを見事に成功させる。また、震災後新設された漁港を見学し、漁師直伝の漁師飯作りにも挑戦。これまで訪れる機会が無かった相馬の魚の美味しさに感動し「季節によって旬のお魚を食べに来たい!」と、その魅力を実感した様子だった。