アイドルグループ「スリジエ」が、新型コロナウイルスの影響で何度も延期されていた3rdワンマンライブ『スリジエ〜桜祭〜』を8日、横浜・KT Zepp Yokohamaにて開催。東のスリジエEAST、西のスリジエWEST、そして候補生が集結。2年の延期を経て培った表現力を遺憾なく発揮し、大きなステージで美しい花を咲かせた。

　2020年5月23日に開催予定だった3rdワンマンライブ。新型コロナウイルスの感染者急増を受け、延期に次ぐ延期を経てようやく実現したワンマンのステージで、メンバーはこれまでためてきたエネルギーを爆発させた。ワンマンならではの階段状のステージを効果的に使った演出で、最初期からの代表曲「トレジャーハンター」、新曲「メイビージュエリー」そしてラストの「未来インビテーション」まで全23曲を披露した。

　ライブの中では新たに大人っぽくクールなダンス＆ボーカルユニット「G☆2☆L」の結成も発表。今回の公演を持って卒業とともに「G☆2☆L」専念発表した初期メンバーの青葉桃花は、最後にマイクを取り「本来であれば2年前にこのライブやっていたんですよね。2年前だったら、違うメンバーが立っていたのかな。初期からずっと一緒にいたメンバーと…正直一緒に立ちたかったなという気持ちもあるんです」と感傷的な想いを語る。

　しかし「2年後じゃなければ、このレベルアップは出来ていなかったんじゃないかな、ある意味2年後でラッキーだったなと思っています」と顔を上げ、「袖からメンバーの姿を見ていて、ああ、なんかすっごいカッコいいなって思っていて、これなら安心してスリジエを任せられるなって思いました。これからも変わらずスリジエの応援、宜しくお願いします」と、スリジエの未来を託せるメンバーたちの背中を押した。