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2021/12/02 19:54
残すところあと3話、愛佳&佑太”元カップル”の恋の行方は!? 『顔だけ先生』綱啓永×矢吹奈子「カップル感は2人で決めた」
「意外と深い」「まさか泣かされるとは…」とSNSで評判の神尾楓珠主演、東海テレビ・フジテレビ系全国ネットの土ドラ『顔だけ先生』(毎週土曜 よる11:40〜)。予測不可能な展開と共に気になるのが、遠藤先生(神尾)と亀高先生(貫地谷しほり)の恋の行方。その一方で、矢吹奈子演じる三条愛佳と綱啓永演じる坂本佑太は、なかなか寄りが戻りそうにない様子。放送も残すところあと3話となり、″元カップル"の2人の恋の行方はどうなるのか? 12月4日(土)の第9話放送を前に、綱と矢吹が、自身の役どころや撮影に臨む想いを語った。
同作の主人公は、ルックスは抜群だが、「好きなことに全集中」がモットーで、教師らしいことは一切しない、“顔だけ”なポンコツ先生・遠藤一誠。問題が山積みのとある高校にやってきた、超自分至上主義者の非常勤教師ならぬ“非常識教師”が巻き起こす、オキテ破りの学園コメディーを描く。
第9話は12月に入り、恋の季節到来で見逃せない回になりそうだ。2年B組ではいい雰囲気のカップルがちらほら。そんなムードもお構いなしに菊玲学園では生徒会長選挙の開催が間近に迫っていた。最終的な候補者は坂本佑太(綱)と水原みずき(田幡妃菜)。顔が広く友人の多い佑太がリードの様子だが、迎えた選挙当日、想像だにしない出来事が起こる。
■坂本佑太役/綱啓永インタビュー
――坂本佑太について。
「クラスに2人ぐらいはいそうな明るくていい奴だなと思います。とても友達思いで、そこが佑太のいいところ。僕も学生時代、趣味でサッカーをやっていたり、クラスでワイワイしすぎて女の子に嫌われたこともあったり、佑太に近いところはありますね(笑)」
――佑太にとって愛佳とは?
「撮影する中で、台本に描かれていない部分もたくさんあるので、そういうところは僕らの想像で、『僕らってどれぐらい付き合っているんだろうね』など、矢吹さんとバックボーンを話し合って固めたりしました。別れてからも、『ここでは話してはダメだね』など、その都度話していて、2人の関係性の変化を引き立たせるようにしています。佑太がユーチューバーになるという将来の姿から愛佳から別れを切り出されたのは、ちょっとあんまりだなと思いましたね。『いやそれ、お前の妄想なんですけど!?』(第4話)というセリフがありましたが、佑太に共感してくれた方もいたみたいですよ(苦笑)。佑太は愛佳のことを今も好きなんだと思います」
――現場の雰囲気は?
「僕は学園ドラマがほぼ初めてなのですが、生徒が多いからやはり一つのシーンでもアドリブが多めで、教室のシーンは特にセリフのない人は、ほぼアドリブでお芝居しなくてはいけないんですよね。つじつまが合わないとお芝居ができないから、いつも一緒にいる ズッ友メンバー、愛佳(矢吹)、蓮(小宮璃央)、由希(あかせあかり)、大輔(櫻井海音)とは、常に話し合っています。空き時間にはみんなでスマホゲームの大富豪をやっていたり、たわいもない話をしたり、楽しくコミュニケーションを取っています」
■三条愛佳役/矢吹奈子インタビュー
――三条愛佳について。
「明るくて元気な女の子ですが、時々ツンデレになります(笑)。佑太をはじめとする、“ズッ友メンバー”といつも一緒にいて、どちらかというと“陽キャ”なグループなので、なるべく“イケイケ感”を出すようにしています。彼氏役の綱くんとは、『ここはこんな感じにする?』など、その都度話し合って、カップル感を出すようにしました」
――愛佳には共通点も?
「以前、監督さんとスタッフさんに、私のことを聞かれたときに、『自分自身が分からない』というお話をさせて頂いたら、そういう部分を愛佳に取り入れて作ってくださっていて。おかげでとても愛佳を近くに感じていますし、似ている部分も多いので思い入れが強いですね」
――3話で描かれた10年後、佑太と愛佳はYouTuberと看護師に。同棲中のやりとりは印象的でした!
「『女の子は将来を見据えていて、男の子は今を考えている』というセリフがあったのですが、愛佳と佑太の10年後はこの言葉にピッタリだなと思いました。男の子は今が幸せならいいと思っていても、女の子は先のことを考えて不安になる。男女の気持ちのすれ違いって難しいなって思いました(笑)」
――視聴者の方にメッセージを
「子供っぽいところもある遠藤先生が、気持ちに正直に思ったまま言ってくれる、心に響く言葉がたくさんあるので、そこは毎回見逃さないで欲しいと思います。ズッ友の関係性も観て欲しいですし、観てくださっている方も改めて友だちとの関係性を考えることができるのかなと思っています」