グランフロント大阪・うめきた広場「ウメダ☆アイスリンクつるんつるん」のリンク開きが26日に行われ、フィギュアスケート選手であり女優としても活躍中の本田望結が初滑りを行った。

　「ウメダ☆アイスリンクつるんつるん」は、今年8年目。西日本最大級の「都市型仮設アイスリンク」は、冬の風物詩としてすっかり定着。毎年初滑りを行っている本田は今年、黒の大人っぽいドレスを身にまとい、自身の楽曲である「Dilemma」に合わせ、華麗な演技を披露。リンクを囲んだ観客からの拍手を浴びた。

　今年8年目の初滑りについて「8年目…あっという間ですね。初めてここで滑らせてもらった時、フィギュアってやっぱり屋外で滑ることって中々ないので、外で風を感じながら滑るというのがすごく新鮮で楽しかったことを覚えています。毎年、ここで新しいプログラムを披露させていただいて、『つるんつるん』が開催されると「もう冬だなぁ。もう１年経ったんやな」と感じられるので、今年もここで皆さんにお会いできてすごくうれしいです」とその想いを語る。

　現在17歳となった本田は「自分の身長がめちゃくちゃ伸びていますし、今までの『つるんつるん』ではもっと暗くてライトアップされている時もあったりして、毎年同じじゃない感じがあります」と8年間を振り返り、「『つるんつるん』がオープンして、皆さんがスケートを楽しんで下さるのが待ち遠しいですね」と笑顔を見せた。

　普段とは違う「屋外で滑るスケート」について「外で風を感じながら滑るっていうのが普段なかなかないので楽しいですし、目の前に使っている大阪駅があるっていうのが不思議な感じです」と語り、「きっと皆さんもお買い物をして、気軽に滑ることが出来るんじゃないかなと思います」とリンクをアピールした。