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2021/11/27 14:10
アップアップガールズ(2)、念願の最初で最後のZeppTokyo単独ライブ 鍛治島彩作曲の「しあわせの半径」初披露
アップアップガールズ(2)(以下、アプガ(2))が26日、東京・Zepp Tokyoでワンマンライブ『アップアップガールズ(2) Welcome to にきちゃんぱれーど』を開催した。
アプガ(2)は、大きくステップアップしていくための必須課題として以前からZepp Tokyoでのワンマンライブを目標に掲げてきた。Zepp Tokyoが2022年1月1日で営業を終了することもあり、この公演はアプガ(2)念願の最初で最後のZepp Tokyoワンマンライブとなる。
今回のライブは、メンバーがコンセプトからセットリスト、衣装までをセルフプロデュース。また本公演を成功させるために、10月からクラウドファンディングを実施し、ライブ制作費、ライブ映像収録費、Blu-ray制作費、ライブ写真集制作費を募集し、11月中旬に目標金額を達成。まさしく、ファンとともに作るZepp Tokyo公演でもあった。
ステージの幕が開くと、高萩千夏、吉川茉優、鍛治島彩、中川千尋、佐々木ほのか、森永新菜、島崎友莉亜、新倉愛海のメンバー8人が、リーダー・高萩千夏がデザインを担当したゴージャスな新衣装でステージに登場。ライブは、ディスコチューン「ぱーれぇ〜」からスタート。サーカスのテント小屋をイメージしたカラフルなステージセットで、ミラーボールがキラキラ輝く賑やかなパーティを楽しんだ。続いて、サクライケンタが楽曲提供した「強がりライライライ」を歌唱。デビューシングルの「Sun!×3」で、明るく元気いっぱいなパフォーマンスを見せ観客をヒートアップさせた。
高萩が「ついにZepp Tokyo来たよー!」「最初で最後、アプガ(2)にとってほんとに特別なZepp Tokyoです。みなさん、最後まで一緒に楽しんでいきましょー!」と声を上げると、観客は大きな拍手でメンバーの気合いに応えた。鍛治島は「皆さんを一瞬でハッピーにできる」とエコーをたっぷりかけた鼻リコーダーで「幸せなら手をたたこう」をムーディーに奏で、「魔法のステッキで今日も頑張りたいです」と会場を一つにした。
ライブに戻ると、つんく♂が楽曲を手がけたクールなナンバー「かかって来なさい」、かわいいポップソング「愛について考えるよ」、未来を掴む思いが詰まったつんく♂曲「We Are Winner!」を立て続けに披露。
ユニットコーナーに入ると、高萩、吉川、鍛治島の初期メンバー3人が、キレキレのダンスパフォーマンスを見せ、大人セクシーな雰囲気の「Stop Kidding Me」でかっこいい歌を響かせた。中川、佐々木、森永、島崎、新倉のメンバー5人は、11月16日に発売した1st EPに収録された「ハイライト」で、アクロバティクな動きやリボンとフラッグを使ったパフォーマンスを見せ、観客を思いっきり楽しませた。
白い衣装にチェンジしたメンバー8人がステージに揃うと、大森靖子が手がけた「世界で一番かわいいアイドル」をラブリーに歌唱。弾けるポップチューン「ハッピースLOVE◇(◇はハートマーク)」、楽しくキャッチーな「らびっちゅ◇」とかわいい女の子感を爆発させていく。
勢い付いたアプガ(2)は、シンガーソングライターのももすももすが楽曲提供した「セメテセメテ」でエモさをたぎらせ、「ワッチャウッ!!」で熱量を爆発させる。アプガ(2)のキラーチューン「二の足Dancing」では鍛治島の特技の鼻リコーダーが炸裂。そして、つんく♂が手がけた「Be lonely together」でメンバー8人は、スケールの大きいど迫力のパフォーマンスを見せ観客を圧倒した。
MCコーナーで、メンバーが個々にライブの感想を語っていく。
中川は「今日を開催するにあたって、クラウドファンディングを実施しました。支援してくださったみなさん、ほんとにありがとうございました。今日のライブを絶対成功させたい、最初で最後のZepp Tokyoのライブということで、私たちはすごい熱い気持ちでやってきました。今日のライブが、みなさんにとって絶対に忘れられない思い出になってくれたら、私はとってもうれちーこちゃんな気分になれます(笑)。私たちは、これからも上を向いてどんどん進んでいきたいです!」と感謝とこれからの思いを口にした。
鍛治島は「ほんとに夢見てたZepp Tokyoに間に合ってよかったです。ほんとにギリギリセーフ、滑り込みセーフです! 私は、アイドルとしての武器はほぼ無いです(笑)。でも、私が一番自信を持って言える武器は、みなさんの愛なんです。私はみなさんがいたからここまで来れました。そして、メンバー8人揃ってステージに立つことができてます。8色揃ってます。すごくうれしいです。そして、私はみなさんに見つけてもらえてほんとにうれしいです。私は、みなさんにとって最高の掘り出し物になれるようにがんばっていきたいと思います。みなさんが人生を振り返ったとき、『あいつ、めちゃよかったやん!』と思ってもらえるような鍛治島になります! 輝きます!まだまだ楽しんでいきましょう!」と楽しくエモくライブの感想を語った。
高萩は「今日は、実はアプガ(2)が初めて単独ライブをした日で、私がリーダーに就任した日でもあるんです。特別な日に目標にしていたZepp Tokyoでワンマンライブができてほんとにうれしいです。ここまで来るのに時間がかかってしまいましたが、その分、考えられないくらいの楽しい時間になったと思います。でも、楽しいことのためには、辛いことや乗り越えなきゃいけない壁がいっぱいあります。そんな壁を、みなさんと一緒に乗り越えていけるアプガ(2)という場所、時間が私はほんとに大好きです。私は、これからも自分の大好きなことを精いっぱいやっていきたいです。今日はZepp Tokyoワンマンライブですが、いつかはZeppツアーができるくらいどんどん大きなアイドルになっていきたいです。ぜひみなさん、アップアップガールズ(2)の応援、これからもよろしくお願いします!」と、アプガ(2)の過去と現在と未来の思いを織り交ぜながら熱く語った。
ライブもいよいよ終盤戦。ここで、鍛治島がZepp Tokyoに向けて作曲し、歌詞を児玉雨子が手がけた新曲「しあわせの半径」が初披露される。人それぞれの幸せの価値観、人と人の絆を歌うバラード曲を、メンバーは気持ちを込めて歌唱し観客の心をしっかり掴んだ。
会場がいい雰囲気に包まれると、うれしいお知らせとして、新曲「しあわせの半径」が11月26日の24時から配信リリースされること、そして、12月28日に新宿ReNYで年内ラストのワンマンライブ『アップアップガールズ(2)にきちゃん ねんまつ わんだーらんど』が開催決定、さらには2022年2月から4月にかけて全国ツアー『アップアップガールズ(2)ツアー2022』が開催されることが併せて発表された。
ライブに戻ると、彼女たちは1st EPから優しいメロディが響くミディアムチューン「手さぐりLovin'ぎゅー」を歌唱する。ラストスパートは、熱い夏の思い出を爽快に届けるロックナンバー「ナツメグ」。そして、鍛治島作曲のスカチューン「どのみちハッピー!」が届けられる。アプガ(2)は、カラフルな紙吹雪が舞う中、弾けるような楽しさで観客とともに熱く盛り上がり、最高の一体感を作り上げてライブは終わりを告げた。
☆アップアップガールズ(2)
オフィシャルサイト http://upupgirls2.jp/≪コンサート情報≫
■アップアップガールズ(2)にきちゃん ねんまつ わんだーらんど
12月28日(火)1公演目:15:30〜/ 2公演目:19:00〜 新宿 ReNY
■アップアップガールズ (2)ツアー 2022
2月23日(水・祝)表参道 GROUND
2月27日(日)club SONIC iwaki
3月6日(日)福岡 DRUM SON
3月13日(日)新横浜 NEW SIDE BEACH!!
3月21日(月祝)秋田 CLUB SWINDLE
4月3日(日)静岡 ROXY
4月10日(日)柏 PALOOZA