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2021/11/22 19:03

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学園ドラマへの出演が続く15歳新人女優・角心菜に注目「先輩の清野菜名さんと共演出来たらすごく嬉しい」

ステッカー所属/角心菜(C)Deview
ステッカー所属/角心菜(C)Deview

 役者やモデル、タレント、アーティストとして芸能の世界で活躍するにあたり、その活動を支える芸能プロダクションへの所属は、大きなアドバンテージとなる。オーディション情報サイト「デビュー」は、独自のオーディションを企画・運営し、芸能界志望者と芸能プロとの間を繋いできた。近年デビューを通じて芸能プロへの所属のきっかけ掴んだ新人タレントを取材。所属オーディションから、現場でのサポート、そして今後の成長に繋がるバックアップに至るまで、芸能プロと新人の“二人三脚”の関係について話を聞いた。今回は清野菜名らが所属するプロダクション「ステッカー」に所属して1年、複数のドラマへの出演を果たした新人・角心菜(すみ・ここな/15歳)にインタビューを行った。

■夏の特別オーディション2020/ステッカー合格
角心菜インタビュー

――デビューを通じてオーディションに応募したきっかけを教えてください。

「5歳の時から地元・大阪のモデル事務所でお仕事を始めて、いつもと違う自分になって何かを表現するというのが大好きで、楽しくお仕事を続けていました。そして中学生になって、今度は映像の世界で表現したい、自分が映画やドラマからもらった勇気を、今度は与える側になりたいと思ったのをきっかけに、お母さんが見つけてくれたデビューに登録しました」

――ステッカーを選んだのはどうしてですか?

「空手小学校6年間習っていたこともあって、清野菜名さんのアクションにすごく憧れていて、“どこの事務所だろう?”と思って調べて、ステッカーのことを知りました。所属されている皆さんが多方面で活躍されているし、少数精鋭で丁寧にマネージメントしてくださるだろうなと思って応募しました。あと、大阪に住んでいるので、関西と繋がりのある事務所というのも決め手になりました」

――事務所のオーディションを受けてみていかがでした?

「最終面接にはほとんどのスタッフさんが参加して、たくさん質問してくださいました。皆さん優しく接してくださったので、リラックスして面接審査を受けることが出来ました。面接当日は少し寒い日だったんですが、待合室に案内されるとき“寒くない? 大丈夫?”って一番最初に私の体のことを気遣ってくださったのが印象に残っています」

――面接ではどんな話をしたんですか?

「以前のモデル事務所には10年間所属していて、移籍は最初で最後にしたいと思っていたので、“ずっと長い間お世話になりたい”という想いを伝えました。所属後、スタッフの方々と接してみて、すごくアットホームな事務所だなって感じました」

――所属後、すぐにオーディションでドラマ出演が決まるなど順調に活躍されていますが、事務所からはどんなサポートを受けていますか?

「演技のオーディション自体が初めてで、分からないことが多かったんですが、たくさんアドバイスをくださいましたし、標準語のチェックもしていただきました。一番嬉しかったのは、初めての現場でのお仕事のとき、お守りをいただいたことです。不安だったんですが、事務所の皆さんがあたたかく支えてくれました」

――今も大阪在住で、東京で仕事やオーディションがあるときに上京しているんですね。

「新幹線に一人で乗って来るんですが、もうだいぶ慣れてきました。最初、新幹線に乗っている時間、何をすればいいか分からなかったんですけど、最近はスマホで見逃したドラマを観たり、宿題をしたり…その時間を楽しんでいます」

――WOWOWで放送のショートショート劇場『こころのフフフ』が所属後最初の現場になりますね。初めて現場に出た感想は?

「ワンシーンでも様々な角度から撮ることにすごくびっくりました。たくさんの方が現場にいらして、みんなで力を合わせて作品を完成させていくんだということを実感して、私ももっと頑張ろうって強く思うようになりました」

――現場で印象に残っていることは?

「同世代の方が多くて、最初は初めての現場で仲良くなれるかな?と思っていたんですがみんなすごく優しくて、すぐに仲良くなれました。『こころのフフフ』ではいろんな方がゲスト出演しているんですが、ジャルジャルの後藤淳平さんがクラスの担任の先生役だったんです。元々ジャルジャルさんは大好きだったので、“先生!?”ってびっくりして。共演出来て本当に嬉しかったです(笑)」

――続く『おいしい給食』もオーディションで役を獲得したんですね。

「オーディションも勉強になりました。最初に“前作を観ているか”と質問されたんですが、season1は見ていたので“全部見ています!”って答えて。そのあとで、いろんな役を演じさせてもらいました。オーディションに参加している方と、いろんな組み合わせで演技をしました」

――クラスのシーンはリアルに楽しそうですよね。

「本当の学校にいるみたいで楽しいです。私は給食が大好きなので、毎回給食を食べられるのがすごく嬉しかったです(笑)。中学生になってからはお弁当になってしまって、“ああ、もう食べられないのか”って思っていたので。先日放送された冷やし中華と春巻きのメニューや、アメリカンなメニューもめっちゃ美味しかったです! 知らないメニューもたくさん出てくるので、家族に“こんなメニュー、給食で出た?”と聞くと“出たよ出たよ!懐かしい〜っ!”って話が盛り上がりました」

――ドラマではココを見てほしいというポイントはありますか?

「給食の時間、日直が『いただきます』と言うんですが、私が日直の回は後半にありますので、ぜひ見ていただけたら! 給食のシーン中も、画面の中に私を見つけてほしいです」

――甘利田先生役・市原隼人さんが校歌を歌うシーンや、給食を食べたときのリアクションがありえないほど激しいですよね。

「みんな笑いを堪えるのに必死でした。クラスのみんなはもう先生のそんな行動に慣れているという“てい”でいないといけないので、絶対に笑っちゃいけないんです。カットがかかった瞬間にみんなで大笑いして。すごく楽しい現場です! 市原さんは、演技をするにあたって熱い想いを最初に語ってくださって。現場で自分が映っていない場面でも、ちゃんと演技をしていないといけないとおっしゃっていて。すごく勉強になりました。

――目指していた映像演技の現場はいかがですか?

「すごく楽しいです! いつもと違う自分を演じるのがすごく楽しいですし、いろんな経験ができるので、貴重な機会だなと思いながら現場に行っています」

――優等生っぽい役が似合いそうですが、普段の心菜さんはどんなコ?

「普段は友達とよくおしゃべりして、うるさいぐらいに笑っています。関西なのでみんなお笑いが大好きですし、話の中でもボケとツッコミがあって…。自分はツッコミに回るほうが多いですかね?」

――今後はどんな役を演じてみたいですか?

「例えば消えちゃいそうな儚い役だったり、不良の役にも興味があります。あと、本で読んで、特攻隊のことを知ったときにすごく驚いてしまって。当時の勉強をしながら、戦時中の物語も演じてみたいなと思っています」

――空手経験者ならアクション演技にも挑戦できそうです。

「空手は小学校の6年間稽古して、黒帯まで取りました。型と組手の両方をやっていて、実際に打撃を当てているので、アクションでもリアル感は出せるかなと思います。先輩の清野さんと共演出来たらすごく嬉しいです!!」

――清野さんをはじめ、ステッカーには実力派の役者が多数所属しています。

「事務所の先輩が出ている映画やドラマ、舞台を観る機会も多いです。あらゆる面で事務所の方が支えてくださっているのを強く感じるので。本当にこの事務所で良かったなって思います。演技レッスンやボイストレーニングを受けられるところを関西で探してくださったり。すごく感謝をしています」

――心菜さんが普段ハマっていることは?

「小説を読むことが好きです。映画化された小説を先に読んで、そのあとに映画を観ると、思い描いていた世界と実際に映像化された作品の違いも感じられて、すごくワクワクします。最近配信で『ツナグ』という映画を観たんですが、小説を読んで自分が考えていた情景と全然違っていて、その違いも面白かったです。オーディションで事前にセリフをいただいたときも、自分の役以外のキャラクターがどんな性格なのかを考えたり、相関図も作るようにしています」

――今後の活動に向けて、意気込みを聞かせていただけますか?

「女優以外でも、ミュージックビデオに出演してみたいですし、先輩の清野菜名さんのように化粧品のCMもやってみたいです。実は去年の11月16日が所属日で、今日でちょうど1年なんです。当時ステッカーに応募するきっかけになったデビューさんに、ちょうど1年後にインタビューしていただけて、素敵な記念日になりました。これからももっと活躍して、またデビューさんにインタビューしていただけるように頑張りたいと思います!」

――これからオーディションに挑戦しようと持っている読者にメッセージをいただけますか?

「私も、ステッカーに入る前にたくさん事務所のことを調べました。デビューさんはすごく詳しく事務所について書いてあるので、事務所がどんな人材を求めているのかを調べて、自分にぴったりの事務所を探してほしいなと思います」

■担当マネージャー・スタッフからの推薦コメント

「お話を聞いていただいた通り、本当に真面目で、現場にも毎回いろいろと準備をしてきてくれる一生懸命な子です。こちらも頑張ってお仕事を決めてあげたいなと思わせてくれるような、素直で可愛らしい、絵に描いたようないい子です!!可愛らしいビジュアルも強みだと思いますし、小さい頃からやっているモデルとしての表現力もさらに磨いて、お芝居もしっかりとできるマルチに活躍できる女優さんに育って欲しいなと思います。」

PROFILE
角心菜(すみ・ここな)●2006年5月4日生まれ、大阪府出身。デビュー『夏の特別オーディション2020』をきっかけにステッカーに所属。「ミスセブンティーン2021」ファイナリスト。ショートショート劇場『こころのフフフ』(WOWOW)『おいしい給食season2』(TOKYO MX)、MiLK FRAPPE モデル。

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