秋田県出身の高校2年生、”爽やかスポーツマン”齋藤璃佑さんがグランプリを受賞、『第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』 | ニュース | Deview-デビュー

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2021/11/22 08:31

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秋田県出身の高校2年生、”爽やかスポーツマン”齋藤璃佑さんがグランプリを受賞、『第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』

『第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』グランプリの齋藤璃佑さん(C)Deview
『第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』グランプリの齋藤璃佑さん(C)Deview

 武田真治や小池徹平、三浦翔平、菅田将暉などを輩出した若手俳優の登竜門『第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』の最終選考会が21日、都内で行われ、応募総数16,622人の中から、秋田県出身の高校2年生・17歳、齋藤璃佑(さいとう・りゅう)さんが見事グランプリに輝いた。

 同コンテストは、『あなたの隣のすてきな男の子、推薦してください』をキャッチフレーズに、1988年にスタートして以降、数々のスターを発掘。

 応募資格は、応募時12歳〜22歳の男子。応募総数16,622人から、エントリー選考によりBEST1000を選出。全国6都市での地方予選とリモート選考の第2次審査を経て通過したBEST150が、月刊誌『JUNON』と公式携帯サイト『プラチナ☆JUNON』、公式アプリ『CHEERZ for JUNON』、動画配信サービス『SHOWROOM』での人気投票結果の合計により、BEST150→BEST70→BEST35→BEST20→BEST10とサバイバル形式で候補者を選出。約半年にも及ぶ戦いを勝ち抜いた「BEST10」に加え、敗者復活者5名の計15名がファイナリストとして最終選考会に駒を進めた。

 最終選考会では、審査員長(JUNON編集長)、ゲスト審査員(原田龍二/朝日奈央)、協賛各社審査員、芸能事務所関係者、プレミアシート審査員、リモート読者審査員の採点で、「グランプリ」と「準グランプリ」を決定。最終選考会前に行われた一般人気投票でランキング1位となったファイナリストには、フォトジェニック賞が授与される。

 第1次審査【自由パフォーマンス】では、ファイナリスト15名が、ピアノ弾き語りやフリースタイルバスケ、リフティング、津軽三味線、日本舞踊など、個性豊かなパフォーマンスでそれぞれが自身の魅力を最大限にアピール。

 グランプリに輝いた齋藤さんは、秋田県在住の高校2年生で、短髪姿が印象的なさわやかスポーツマン。この日のために猛特訓したというヒューマンビートボックスと、フリースタイルバスケ、さらにはBTSの大ヒット曲『Dynamite』のダンスと、盛りだくさんな内容のパフォーマンスを披露。司会を務めた吉村崇(平成ノブシコブシ)が「ちょっとやりすぎじゃないですか?」と声をかけると、「欲張っちゃったんですよ〜」と満面の笑みを浮かべ、「周りのみんなに協力してもらって練習したのですが、その成果を十分に発揮できました」と満足げな表情を浮かべていた。

 続く第2審査の【告白パフォーマンス】では、ファイナリスト一人ひとりが、ゲスト審査員の朝日を相手に愛の告白を披露。告白シチュエーションやどんなセリフで想いを伝えるか、そして告白に合わせて洋服も自身でコーディネートするなど、ファイナリストたちが自己プロデュースで告白パフォーマンスに挑む。

 齋藤さんは『高校の先輩に告白』というシチュエーションで【告白パフォーマンス】を披露。白シャツにネクタイ&カーディガンという制服スタイルで、「朝日先輩、今帰りですか? じゃあ、一緒に帰りましょう」と一緒に歩き出し、「久しぶりだし、ここでちょっと話しませんか?」とベンチへと誘う。そして、「先輩も4月から東京ですね。寂しくなりますね」と話しかけ、「実はね、俺も東京行くんだ。もう先輩、気づいていると思うけど、俺、ずっと奈央先輩のこと好きだった」と告白。そして、「今、ジュノンボーイコンテスト受けていて。絶対、グランプリ獲って東京に行くから、俺を付き合ってください!」とまっすぐに朝日を見つめて、堂々とした男らしい告白パフォーマンスを披露。

 また、ゲスト審査員の原田と朝日に、ファイナリストたちが質問するトークコーナーでは、俳優志望という齋藤さんが原田に「演技のときに意識していることは何ですか?」と質問。原田は「意識していることはないんです。たとえば、殺人犯の役をやらなきゃいけないときに、前もってそういう経験はできないので、どうやったらそういう狂気を表現できるか。自分の想像力を養って、それを自分の肉体というものを通して芝居する。僕も毎回悩みながら、模索しながらやってます」と真摯に答える。

 さらに「何事も一生懸命やること。自分が求められたときにはそれに応える。僕はそれ以上に応えられたらなと思っていて。自分の実力以上のものは出ないにしろ、そういう気概でいることが大事だと思う」と力説。すると、「ちょっと熱くなっちゃった」と急に服を脱ぎ始め、「裸一貫という意味ではさ、吉村くんも初心に戻って、例のやつを」と、吉村のお馴染みのネタ、脇で音を鳴らす”裸芸”を一緒にやろうとムチャぶり。

 「四十肩で湿布を貼っていて…」としぶしぶ服を脱ぎ始める吉村に対して、なぜか齋藤さんも一緒にやることになり、白シャツを脱ぎ捨て、腹筋バキバキの肉体美を披露。最近筋トレにハマっているという齋藤さんの鍛え上げられた体に、会場からは思わず「おぉ〜!」というどよめきが起こり、原田も「いい体してるな〜!!」と絶賛。そして、原田と吉村、齋藤さんの3人で"裸芸"を披露し、会場を盛り上げていた。

 審査がすべて終了し、迎えた結果発表。グランプリの発表の瞬間、笹沼彩子審査員長(『JUNON』編集長)から名前が告げられると、胸に手を当てて驚きの表情を見せていた齋藤さん。前回のグランプリ・前川佑からトロフィーを受け取ると、「名前を呼ばれたときは、本当に夢なんじゃないかと思いましたが、今トロフィーをもらって、その重さに"あ、現実なんだな"と思いました」と受賞への想いを吐露。そして、「3月から始まったコンテストですが、僕のことをずっと応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを伝え、「みなさんのおかげでグランプリ獲りました!」と声を弾ませた。

 笹沼審査員長は、今回のコンテストを振り返り「個人的な正直な感想を申し上げると、本当に15個賞があったらいいなと思うくらい、悩んで選ばせていただきました」と審査が難航したことを吐露。また、ファイナリストの中で唯一、リモート審査で最終選考会まで勝ち上がった齋藤さんに対し、「初めましてが、ファイナリストお披露目の日で、どういう子なのかなと思っていたけど、予想以上のカッコ良さで、今回これで出会えたのも奇跡だったなと思いました」と明かす。そして、ファイナリストたちに向けて、「私たちは地方予選から何回か会っているんですが、本当に会う度にみんなのことが大好きになっていきました。そういった魅力的な15人えすので、今後、たくさん活躍してくれることと思います」と期待を寄せた。

 また、審査員を代表して原田は「ますますこれから輝いて行かれると思いますが、一番のプロデューサーは自分自身だと思います。なので、俳優にしろ、歌手にしろ、表現者としては、いろんな体験が自分を培っていくと思うので、恐れずにいろんなことにチャレンジしていってもらいたいと思います」とアドバイスした。

 グランプリ受賞後、大勢のマスコミを前に、初の囲み取材に出席した齋藤さん。改めて受賞への想いを聞かれると、「嬉しいの一言に尽きます」と喜びをかみしめ、この日披露したパフォーマンスに関して、「特技という特技が僕にはなかったので、ファイナリストになってから頑張って考えて、今回の3つに絞りました」とコメント。さらに「1ヵ月くらい、お風呂の中とかでビートボックスやったり、お父さんやお母さんの前でダンスやバスケをやったりして、毎日頑張って練習した成果を今日披露できたかなと思います」と審査を振り返る。

 そんな齋藤さんに対して、朝日は「私でもステージに上がって話すというのは緊張することなのに、とても堂々とパフォーマンスされていて。その姿を見てすごいな、度胸があるなと思いました」と称賛。吉村は「僕ら世代に比べたら圧倒的にカメラ慣れや表現慣れしている。発表の場がいろいろとあるんだなと感じた」と最終選考会を振り返った。

 「幅広い役を演じられる俳優になりたい」という夢を語った齋藤さん。憧れの俳優については、「ムロツヨシさんや賀来賢人さんのように、コミカルな役もシリアスな役も、幅広い役を演じられる俳優さんに憧れています」と明かす。また、今後の目標については、「『実るほど頭が下がる稲穂かな』が僕の座右の銘で、グランプリを獲ったことに満足せず、少しずつ努力をして全国の皆様に応援していただけるような、俳優もできる、バラエティもできる人になりたいと思っています」と宣言。

 さらに、仮面ライダーシリーズやマーベルシリーズのマンガがきっかけで芸能界に興味を持ったそうで、「仮面ライダーやヒーローに憧れて、誰かに元気を与えられるような人になりたいと思って、ジュノンに応募したので、全国の人たちに元気や勇気を与えられるような人になりたいと思います」と力強く語った。

 そして最後に、「一番最初に感謝を伝えたい人は父と母です。半年という長い審査期間でつらいこともたくさんあったりしたのですが、その度に父と母に相談したり、3人で話をしたりして、そこで乗り越えられました」と振り返り、「それと友達にも悩みを打ち明けたり、『頑張って』と言ってくれていたので、みんなにも感謝の気持ちを伝えたいです」と胸の内を明かした。

【第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』最終選考会 結果】
■グランプリ:齋藤璃佑(さいとう・りゅう)●2004年6月16日生まれ/秋田県出身・秋田県在住/17歳・高校2年生/179cm/64kg/A型
■準グランプリ:西優行(にし・ゆあん)●2007年12月29日生まれ/千葉県出身・千葉県在住/13歳・中学2年生/177cm/56kg/O型
■フォトジェニック賞:大塚大雅(おおつか・たいが)●1999年11月8日生まれ/大阪府出身・大阪府在住/22歳・大学4年生/170cm/55kg/B型
■審査員特別賞:松谷太虹(まつや・だいじ)●2007年9月25日生まれ/東京都出身・東京都在住/14歳・中学2年生/167cm/45kg/O型
■明色美顔ボーイ賞:西原大湖(にしはら・おうみ)●2001年4月5日生まれ/大分県出身・東京都在住/20歳・フリーター/180cm/67kg/B型

関連写真

  • 『第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』グランプリの齋藤璃佑さん(C)Deview

  • ヒューマンビートボックスを披露する齋藤璃佑さん(C)Deview

  • フリースタイルバスケの技を披露する齋藤璃佑さん(C)Deview

  • ダンスを披露する齋藤璃佑さん(C)Deview

  • ゲスト審査員・朝日奈央を相手にした告白パフォーマンス(C)Deview

  • 鍛え上げられた肉体美を披露した齋藤璃佑さん(C)Deview

  • 吉村崇(平成ノブシコブシ)と原田龍二とともに”裸芸”を披露した齋藤璃佑さん(C)Deview

  • グランプリを受賞した齋藤璃佑さんと前回グランプリの前川佑(C)Deview

  • グランプリを受賞した齋藤璃佑さん(C)Deview

  • MCを務めた吉村崇(平成ノブシコブシ)、ゲスト審査員の朝日奈央、グランプリを受賞した齋藤璃佑さん、ゲスト審査員の原田龍二(C)Deview

  

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