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2021/11/02 18:01
2021ミス・ユニバース日本代表・渡邉珠理、世界大会開催地・イスラエルの次期駐日大使を訪問
2021ミス・ユニバース日本代表・渡邉珠理(わたなべじゅり)が27日、12月に行われる世界大会「The 70th Miss Universe」に向けて、開催地がイスラエルであることから、イスラエル大使官邸を訪問。次期駐日イスラエル大使のギラッド・コーヘン(Gilad Cohen)氏と面会した。
渡邉珠理は、9月22日、東京・山野ホールにて行われた、株式会社MYgroup主催「2021Miss Universe(R) Japan Final(2021ミス・ユニバース(R)ジャパンファイナル)Presented by Click Holdings」にて優勝。優勝後の会見では、イスラエルについて「素敵なところと聞いているので楽しみにしています」と語り、「今年こそTOP5、いや、ミス・ユニバースのタイトルを日本人3人目として獲ってきたいと思います」と意気込みを見せていた。
訪問には、株式会社MY group代表取締役兼ナショナルディレクターであり、2008ミス・ユニバース日本代表でもある美馬寛子も同行。美馬は義姉がイスラエル人であり、結婚式のためイスラエルを訪れたことがあるという縁がある。コーヘン氏は来日したばかりということで、手土産には日本らしい季節(紅葉)の羊羹をプレゼント。コーヘン氏からは、官邸シェフお手製のモンブランによるもてなしを受けた。。
今回、イスラエルと日本の国交樹立70周年を記念して、世界大会で渡邉が着用するナショナルコスチュームをイスラエル人のデザイナーに依頼。渡邉がその衣装の話とともに、「この機会に文化交流の大使になりたいと思っています」とコーヘン大使に伝えると、コーヘン氏から「ぜひ日本人としてパイオニアになっていただき、すべての人々のために道を開いていただけるよう願っています」と激励の言葉をかけられた。
そして、コーヘン氏は、イスラエルがさまざまな文化の交流地点である“メルティングポット”であり、芸術、景観、伝統、料理など、あらゆる面において素晴らしい体験ができる魅力的な国であることを2人に説明。また、日本についても、文化や習慣にまつわるリサーチをしてきたということで、「物事に対する考え方がとても素晴らしいですね」と称賛していた。
また、イスラエルが女性の登用や企業に大変積極的であることや、気候変動への取り組みを強化していることなどから、渡邉は「今回イスラエルで大会が行われるということは、女性や女性の権限を象徴するものであり、また、気候変動問題への取り組みなど、さまざまな先進性を表しています。イスラエルの優れた点はたくさんあることがわかりましたので、私は今回単にコンテストに出場するのではなく、そのすべてを取り入れて、日本に持ち帰りたいと思っています。私たちはお互いに学ぶことがたくさんあります。そのための機会になればと思っています」と日本代表としての決意を表明。コーヘン氏は「それは素晴らしい。この大会は全世界に向けたメッセージだと私は思っています。イスラエルと日本の観光業と多くの人々、そして女性の重要性や権利につながる機会を提供することだと思います。大会を楽しみにしています」と渡邉の活躍に期待を寄せた。
途中、スキーやゴルフなどアクティビティの話で盛り上がる場面や、中国での滞在経験がある渡邉とイスラエル一等書記官が中国語で会話をし始めるなど、終始和やかな雰囲気でトークが展開。あっという間に時間は過ぎ、帰国後の再会を約束し、訪問は終了した。
「The70thMissUniverse」に向けて、「あらゆる面でベストを尽くそうと努力をしてします」と意気込みを新たにした。