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2021/10/25 12:33
劇場アニメ『漁港の肉子ちゃん』第23回富川アニメーション国際映画祭にて、最も人気のあった作品に与えられる「特別賞」を受賞
明石家さんまが直木賞作家・西加奈子の小説に惚れ込み企画・プロデュースした劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』が、10月22日〜26日に開催された第23回富川アニメーション国際映画祭にて、映画祭での最も人気のあった作品に与えられる特別賞(「Special Prize by Korean Society of Cartoon & Animation Studies」)を受賞した。本作はこれまで11の海外映画祭で上映され、今回の富川を含め3つ目の受賞となる。
『漁港の肉子ちゃん』は『ドラえもんのび太の恐竜2006』『海獣の子供』の渡辺歩が監督を務め、アニメーション制作を圧倒的クオリティと世界観で世界中に多くのファンを持つSTUDIO4℃が手がけた、漁港の船に住む訳あり母娘・肉子ちゃんとキクコが紡ぐ感動のハートフルコメディ。
富川アニメーション国際映画祭は1999年に発足し、アジアにおいてはアニメーションに特化した最大規模の映画祭の一つ。韓国北西部の都市、富川市で開催され、今年で23回目を数える。芸術的に優れたアニメを発掘し、その深い魅力を世界中に届ける、アジア最高のコンペティションを有するアニメーション映画祭だ。昨年の第22回の長編部門にて渡辺歩監督の『海獣の子供』がグランプリ受賞。今年は長編部門の審査員長を渡辺歩監督が務めている。
『漁港の肉子ちゃん』は映画祭で最も人気のあった作品として「Special Prize by Korean Society of Cartoon & Animation Studies」(特別賞)を受賞した。受賞の一報を受け、現地の渡辺歩監督からは「審査員としてお招き下さった上に賞まで頂戴できるとは本当にいいのでしょうか? この熱気溢れるプチョンで肉子を受け入れて下さる意味の大きさと重さは、現地に居る私が強く感じます。世界のアニメーションが交差するこの町で……!カムサハムニダ!プチョン!この映画の故郷が一つ増えました!」と喜びのコメントが届いた。