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2021/10/22 20:01
有村架純、松本穂香の所属事務所に聞く、女優志望者に必要なこと「色々な事に興味を持って自分の中の引き出しをたくさん作る事は大事」
緊急事態宣言が解除され、新型コロナの感染者も急激な減少を見せる中、オリンピックでイレギュラーな編成を行っていたテレビも落ち着きを見せ、10月に入り秋の新ドラマが続々とスタート。個性あふれる企画での人気俳優の新鮮な顔合わせに加え、フレッシュなキャストの抜擢など、大きな賑わいを見せている。そんなドラマ界で輝く俳優たちが所属する芸能プロダクションは、次世代のドラマを牽引する新たな俳優の発掘に動いている。オーディション情報サイト「デビュー」は、新人募集中の芸能プロダクションが求める人材、俳優育成の方針や実例、そしてドラマで求められる俳優に必要な事等について取材。『WOWOWオリジナルドラマ 前科者 −新米保護司・阿川佳代−』主演の有村架純、 BS時代劇『剣樹抄〜光圀公と俺〜』出演の松本穂香が所属するフラームに話を聞いた。
フラームは女優に特化した事務所で『WOWOWオリジナルドラマ 前科者 −新米保護司・阿川佳代−』(11月20日スタート 毎週土曜 よる10:30〜 WOWOW)主演の有村架純、BS時代劇『剣樹抄〜光圀公と俺〜』(11月5日スタート 毎週金曜 よる8:00〜 NHKBSプレミアム)出演の松本穂香、『ラジエーションハウスII 〜放射線科の診断レポート〜』(毎週月曜 よる9:00〜 フジテレビ系)出演中の山口紗弥加、『最愛』(10月15日スタート 毎週金曜 よる10:00〜 TBS系)出演中の田中みな実らが所属。
同社が求める人材は「どんな些細なことに対しても、いま自分が出せる力の全てを出して取り組める人」。その上で、女優志望者を審査するうえで重視するのは、「何に対しても興味を持てる人。その場の空気を読めることや、対応力の有るなしは重要だと思います」と語る。
また今後、同社所属者のようにドラマへの出演を夢見る女優志望者に対して「最低限でもドラマや映画はたくさん観ること。最近は、役者になりたいと言っているのにドラマや映画を観ていない人が多い…。一般的な常識や感覚を身に付けるためにも、ニュース、ドキュメンタリー、小説などに常に触れる事は大事です。色々な事に興味を持って自分の中の引き出しをたくさん作る事が大事です」とアドバイスを送っている。
フラームは「秋ドラマ特別オーディション2021」として新人を募集中。応募資格は10〜20歳の女性。応募の締め切りは11月8日。