女優・山口まゆが、音声版サブスクリプションサービス・NUMAにて10月11日（月）より配信がスタートするイヤードラマ『ビールいかがですか』で主演を務める。山口は野球場の新人ビール売り子・茉莉を演じる。

　新人のビールの売り子を主人公に、熾烈な競争社会の中での成長と青春を描く意欲作『ビールいかがですか』。常に野球のそばで育ってきた物語の主人公の茉莉（まり）、19歳。大学1年生。ライトスタンドからの景色に酔いしれ、野球場でビールの売り子のアルバイトを始めて3日目、No.1の売り子・ちひろの売上杯数に驚きながら、ビールを売る難しさを感じる茉莉。見た目の可愛さだけで売れるような決して簡単な世界ではなかった…。

　プロの洗礼。気分の落ち込みにさらに加担してのしかかる重たいビール樽。恥ずかしさもありながら懸命に「ビールいかがですか」と客席に呼びかける茉莉の前に現れたのは、今まさにカバンからユニフォームを取り出すサラリーマンの橘（たちばな）。席に着く橘の元に向かう茉莉。「ビールいかがですか」果たして茉莉は橘を常連客としてゲットできるのか……！？

　主人公の茉莉を演じるのはドラマ『リカ〜リバース〜』に出演し、映画『樹海村』では主演を務め、12月10日公開映画『軍艦少年』の公開を控える注目の若手女優の山口まゆ。茉莉の初めての常連客となり、茉莉の成長を見守るサラリーマン・橘を演じるのは、ドラマ『#家族募集します』に出演、NHK連続テレビ小説『エール』で慶應義塾大学　応援団長を演じて話題となった、舞台、ドラマ、映画で幅広く活躍する橋本淳。

　売り子同士のしのぎを削る戦いや、暗黙のルールなど。お仕事ドラマとして、ビール売り子の知られざる興味深い世界を体感しながら、茉莉の成長とちょっぴり胸キュンも感じられる青春コメディとなっている。イヤードラマ『パパの恋人』を手掛けたNHKエンタープライズのチームが入り、前作とは毛色が違う青春サクセスストーリーを仕上げている。

　山口まゆは「ビールの売り子さん達のリアルな瞬間が垣間見れるドラマだなと思いました。イヤードラマは初めてで、苦戦することもありましたが、普段のお芝居とはまた異なった楽しさがあってとても楽しかったです。是非聴いてみてください！！」とアピール。橋本淳は「僕が演じた橘という役は、どこか現実社会に疲れていて、ある種の現実逃避で癒しを求めて球場に来ているサラリーマンなんじゃないかなと。居酒屋には行かず、球場で野球を見ながらお酒を楽しむ。救いを求めて。やっぱり胸キュンです」とコメントしている。

　『ビールいかがですか』(全5話)はNUMAにて10月11日（月）より配信がスタート。毎週月曜日に新エピソードが更新される。

■あらすじ
茉莉、19歳。大学1年生。彼女のそばにはいつも野球があった。3歳から家族で野球観戦、初恋は中学の野球部キャプテン、高校では吹奏楽部に入って、甲子園を目指す野球部の応援。そして大学生になった茉莉は、野球場でビールの売り子のアルバイトを始めた。コンコースから階段を上がってライトスタンドに出ると、一気に視界が開け、3万の客席と、緑鮮やかなグラウンドが目に飛び込んでくる。この瞬間がたまらない。しかし…バイト3日目、まだ休憩時間におしゃべりする友だちもいない彼女の153cmの体と心に、10kgの樽と17杯分のビールが、重くのしかかる。可愛いだけじゃ売れない？　先輩の常連客に売るのは御法度？　売上No.1の売り子・ちひろの洗礼！樽交換のチェッカー大野は相談に乗ってくれると思いきや口説かれてる！？　茉莉の狙う橘は初の常連客となってくれるのか。人との出会いを通して成長する茉莉の姿を描く、青春お仕事コメディ！