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2021/10/02 12:45

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主人公を追い詰める孤高のラッパー役はオーディションを勝ち抜いた遠藤健慎、稲葉友主演映画『恋い焦れ歌え』で特技のラップを披露

映画『恋い焦れ歌え』主演・桐谷仁役の稲葉友(左)、KAI役の遠藤健慎(右)
映画『恋い焦れ歌え』主演・桐谷仁役の稲葉友(左)、KAI役の遠藤健慎(右)

 2022年春公開予定の稲葉友主演映画『恋い焦れ歌え』において、物語のキーパーソンとなるKAI役に、1000人もの候補の中からオーディションを勝ち抜いた若手俳優・遠藤健慎が抜擢された。稲葉が演じる主人公・桐谷仁を追い詰める孤高のラッパーKAIとして、自身の特技であるラップを活かし、迫力あるパフォーマンスを披露している。

 同作の監督・原作・脚本は、10月16日に公開を控えた映画『プリテンダーズ』や、連続ドラマ『おじさんはカワイイものがお好き。』(2020年/読売テレビ)等で知られる熊坂出が担当。作中のラップシーンは『戦極MC BATTLE』『フリースタイルダンジョン』で知られ、小説、作詞、コラム執筆でも活躍するハハノシキュウ氏が監修を担当。本格的なラップ表現にも注目だ。

 遠藤は、2021年4月期のドラマ『カラフラブル〜ジェンダーレス男子に愛されています 。〜』(YTV・NTV系)では、デスク境(おいでやす小田)から説教されてばかりのイマドキな新入社員・甘地大和役でレギュラー出演、6月にはHulu オリジナルドラマ『悪魔とラブソング』にもレギュラー出演するなど、様々な作品に出演している若手俳優の注目株。

 遠藤が演じるKAIは、高い歌唱力とカリスマ性で男女問わず多くの人間を魅了する、孤高のラッパー。仁が抱える“恐ろしいトラウマ”をラップで表現するように脅す。なぜKAIは仁を追い詰めるのか? 人が変わったように異常な執着心を抱くKAIは、まるで”黒い悪魔の使者”のような存在。しかし実は彼自身も誰にも知られたくない深い傷を負っていた…という役どころ。

 本作でラップを披露している遠藤は、「僕の学生時代から今に至るまで、『HIPHOP』は圧倒的に僕の大部分を占めています。そんなラップに少しでも皆さんの目に触れる部分で携われたことが幸せです」と明かし、「監修してくださったハハノシキュウさん、ありがとうございました。できる全ては出してきました!」とコメント。熊坂監督は、そんな遠藤に関して「遠藤さんは、暴れん坊の子鹿のような役どころを見事に演じきってくださいました。暗闇の中で、巨大なスクリーンで、是非、遠藤健慎を体験して欲しいです」と期待を寄せた。

 また、コミック版『恋い焦れ歌え〜R.I.P.〜』も10月9日(予定)よりコミックシーモアにて1&2巻同時に先行配信がスタートする。同コミックは映画版と世界観を同じとした作品で、KAIなどの登場キャラクターも同じ。しかしコミック版ではKAIの視点によって物語が描かれており、登場人物の視点を変える事で、より深く物語の世界を楽しめる作りになっている。漫画を担当するのは、ノワール作品で異彩を放つmiso氏。心に深い傷を負った男たちを美しく、そして儚く描く。

■KAI役 遠藤健慎 コメント全文
「恋い焦れ歌え」にて、KAI役を演じさせて頂きました遠藤健慎です。
熊坂監督とは今年の3月に出会い、今回ご一緒させていただくのは2度目、役者として何がしたいか...成人という一種のターニングポイントで、これから先のことを悩んでいた僕は、この作品に出会えたこと、熊坂監督はじめ、スタジオブルー・フューチャーコミックスの皆様と作品作りに携われたことを幸せに思うばかりです。

本作では、主人公である仁を追い詰めていく役所になります。
その中で生まれる素直な感情を出していいものなのかという葛藤やカットごとに変わっていく自分の感覚に戸惑いながら、
稀に酔いしれたりもしてしまいながら何とかクランクアップまで漕ぎつきました。
思っているよりも下衆で汚い言葉も出てくるし、固唾を飲み込んで見守るようなシーンも多々ありますが、「汚くて美しい世界」を熊坂監督とカメラマンの南さんが作り上げてくださってます。

そして、仁を演じてくださった稲葉友さんには感謝してもしきれません。
撮影に入る前のアクションやラップの練習から一緒に役作りの時間を共有し、たくさんのアドバイスをくださり、僕達だけにしか演じることのできない仁とKAIが生まれました。
稲葉さんがこの映画の座長を務めてくださり、本当に良かったです。

最後に、この映画ではラップをしています。
僕の学生時代から今に至るまで、「HIPHOP」は圧倒的に僕の大部分を占めています。
そんなラップに少しでも皆さんの目に触れる部分で携われたことが幸せです。
監修してくださったハハノシキュウさん、ありがとうございました。
できる全ては出してきました!
どうかお時間があれば、劇場でメッセージがつまりに詰まったこの映画を観てほしいと願うばかりです。よろしくお願いします。

【映画概要】
『恋い焦れ歌え』2022年春公開予定
原作&監督&脚本:熊坂出(『茅ヶ崎物語』『おじさんはカワイイものがお好き。』『プリテンダーズ』ほか)

出演:主演・稲葉友(桐谷仁役)、遠藤健慎(KAI役)

■『恋い焦れ歌え』あらすじ
清廉潔白な小学校臨時教員・桐谷仁(稲葉友)。正規教員の道も見えてきた最中、彼を恐ろしく深い闇に突き落とす出来事が――。
それから3ヶ月経ったある夜、
「覚えてる? 俺のこと」
彼の前に、謎の男「KAI」が現れる。仁が抱える"恐ろしいトラウマ"を容赦なくえぐり、さらにそれをラップで表現するよう挑発する、まるで黒い悪魔の使者のような男――。
KAIはなぜ仁に執着するのか? 仁は自らの”闇”にどう立ち向かっていくのか?
"この街・川崎"で深い傷を負った男たちが再生するための葛藤、戦い。そしてその向こう側にある真実の愛とは……。

関連写真

  • 映画『恋い焦れ歌え』主演・桐谷仁役の稲葉友(左)、KAI役の遠藤健慎(右)

  • 映画『恋い焦れ歌え』主演・桐谷仁役の稲葉友(右)、KAI役の遠藤健慎(左)

  • 映画『恋い焦れ歌え』で物語のキーパーソンにオーディションで抜擢された遠藤健慎

  • 映画『恋い焦れ歌え』場面写真

  • 映画『恋い焦れ歌え』場面写真

  • 映画『恋い焦れ歌え』場面写真

  • 映画『恋い焦れ歌え』場面写真

  • 映画『恋い焦れ歌え』場面写真

  • ラップ監修 : ハハノシキュウ

  

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