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2021/09/17 18:31
ミス日本東日本地区代表の青学3年生・土屋佳蓮さん、12キロ減量でミスコン挑戦
『第54回ミス日本コンテスト2022』の東日本地区大会が14日、東京・京王プラザホテルで行われ、自己PR、質疑応答、洋服審査、スポーツウェア審査など厳正な選考を経て、2022年1月24日に行われる予定の『ミス日本コンテスト』に出場する地区代表9名が決定した。ファイナリストの一人、東京都出身の21歳・土屋佳蓮(つちや・かれん)さんは、青山学院大学国際政治経済学部の3年生。「日本女性として国際社会に誇れるような素晴らしい人になれるよう、精進してまいります」と意気込みを語った。
国際政治経済学部で学ぶ土屋さんは、社会に満ちた偏見や誤解を解くことを目標に活動。「固定観念にとらわれることなく、心の目で物事をみる大切さを忘れないよう、私はいつもこうして胸をノックします。きっかけは授業で訪れた東京のモスクでのイスラム女性との出会いでした。“イスラム教は怖い”と偏見を持っていた私を、“ここに来たらみんな家族よ”と、あたたかく迎え入れてくれたのです」と自身の経験に基づくエピソードを披露。
そして「マジョリティの意見に流されることなく、自分の意志で判断することが当たり前の社会にしたい。それにはまず、私自身が多様性を理解しなければ。そういう想いでポーランド留学、東京五輪でのおもてなしスタッフ採用に挑み、合格できたのです。コロナにより、どちらも実現しませんでしたが、社会のあらゆる誤解を解くという目標への意欲はますます高まっています。今掴める糸口を新たに探し、世界遺産、フランス語の勉強に励んでいます」と行動を続ける姿勢を見せた。
審査員からの「どんな女性を美しいと思うか?」という質問には「自分に自信を持っている女性」と土屋さん。「私自身、大学1年生のときは今より体重が12キロ重かったんです。自分のスマホのカメラロールを観ていた時に、自分の写真がめっきり減ってしまったことに気付いて、“今、私自分に自信が無いんだ”って気付き、毎日筋トレを1時間やって、マイナス12キロを実現しました」と、自信を取り戻し、今も体型をキープしているという。そして最後に「日本女性として、国際社会に誇れるような素晴らしい人になれるように精進してまいります」と日本大会に向けて意気込みを語った。
ファイナルへの出場が決定したのは、大妻女子大学4年の属安紀奈さん(さっか・あきな/22歳)、国家公務員の守田栞さん(もりた・しおり/24歳)、青山学院大学3年の土屋佳蓮さん(つちや・かれん/21歳)、復旦大学4年の飯島由佳さん(いいじま・ゆか/24歳)、大妻女子大学3年の佐藤梨沙子さん(さとう・りさこ/21)、経営者である山本紗也さん(やまもと・さや/25歳)、東京医科歯科大学3年の横山莉奈さん(よこやま・りな/21歳)、モデルで女優の成田愛純さん(なりた・あすみ/19歳)、国際基督教大学3年の河野瑞夏さん(こうの・みずか/21歳)の9人。
ファイナリストたちは来年1月24日に開催予定の『第54回ミス日本コンテスト2022』に向けて、今後開催される勉強会に出席し、内面・外見・行動の3つの美を磨いていく。