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2021/09/13 19:29
『私が女優になる日_』で発掘された未来のスター女優が“よるおびドラマ”出演 『この初恋はフィクションです』の配役発表
TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_』にて半年に及ぶ演技バトルで選ばれたメンバー4名が、10月からスタートする“よるおびドラマ”『この初恋はフィクションです』に出演。顔も姿も見たことがない「不思議な転校生」に恋をする主人公・倉科泉役は飯沼愛をはじめとするメンバーの配役が発表となった。
TBSでは10月から『この初恋はフィクションです』を、TBS史上初の試みとして月曜日から木曜日の深夜24時40分から15分枠で放送。企画・原案には多数の話題作を手掛ける秋元康、脚本を『おっさんずラブ』シリーズ(EX)、『私の家政夫ナギサさん』、『恋はDeepに』(NTV)などを手掛けた、今最も勢いのある脚本家の一人である徳尾浩司が務めるオリジナルの青春群像ラブストーリー。民放初の試みとして、YouTubeで全話配信を実施。1話約15分という特性を活かし、月曜日から木曜日の放送回をその週の金曜日にYouTubeで一挙配信する。
今回、全国9000人の中から選ばれた10人による演技バトルを制し主演の座を射止めたのは、飯沼愛(香川県出身・18歳)。飯沼はドラマ初出演にして初主演を務める。そのほか主要キャストとして、演技バトル上位者および特別枠として選出された武山瑠香(東京都出身・15歳)、赤穂華(兵庫県出身・15歳)、三浦涼菜(福岡県出身・18歳)、渋谷風花(青森県出身・18歳)の出演が決定。
飯沼愛が演じるのは、本作の主人公・倉科泉(くらしな・いずみ)。泉はいつも学年で1位の成績で、学級委員も務める優等生。恋愛に関してはクラスで1番奥手だが、顔も姿も見たことがない「不思議な転校生」である「祖父江広樹(そぶえ・ひろき)」に恋をするという役どころ。
演技バトル2位でドラマ出演権を獲得した武山瑠香が演じるのは、泉の親友で、明るく元気なクラスの人気者、谷田紗羽(たにだ・さわ)。TikTokではプチ有名人で、流行に敏感なファッションリーダーである紗羽は、他校に彼氏がいながら人一倍祖父江に興味を持つ。演技バトルではコメディエンヌとして注目された武山がどう演じるのか注目だ。
演技バトル3位でドラマ出演権を獲得した赤穂華は、陸上部のエースでクールビューティな浜井凛(はまい・りん)を演じる。凛は思ったことは何でもハッキリと言うサバサバした性格。恋にも果敢に正面から向き合う。そして陸上という道がありながらも、将来を模索中という役どころだ。
そして特別枠で選出された三浦涼菜は、「普通」であることがコンプレックスで、泉や紗羽のように自分のスタイルを持った子に憧れを持つ、少し不器用な性格の三ノ輪萌子(みのわ・もえこ)を演じる。
また、最終結果発表当日に急遽1枠追加された特別枠で選出された渋谷風花の配役は後日発表。「彼女しか持っていないものがある」「誰かのミューズになる存在」と言われてきた渋谷がどのような役柄を演じるのかについても注目が集まる。なお、9月18日(土)には、追加キャストとポスタービジュアルが解禁される予定。
■『この初恋はフィクションです』あらすじ
主人公の倉科泉(飯沼愛)は、いつも学年で1位の成績だが、恋愛に関してはクラスで1番奥手な高校2年生。泉が通う桜彩館高校は校則がなく、個性を尊重した自由な校風の進学校だ。そんな桜彩館高校の2年1組に「とんでもないイケメンが転校してくる」と噂が立ち、女子生徒たちは浮き立つ。しかし、噂の転校生は初日から欠席。「祖父江広樹」という名前だけが黒板に書かれる。そして彼は、次の日も、その次の日も登校してこない・・・。生徒たちは「実は有名アイドルとか?」など妄想をし、根も葉もない噂話だけがどんどん広がる――。クラスの女子は皆、想像で美化した祖父江に夢中。一方、男子は女子が祖父江に夢中なのが面白くない。
そんなある日、泉は担任の長谷部に呼び出され、学級委員で家が近いという理由だけで、祖父江の家まで宿題を届ける係に任命される。そして家に行くと突然、祖父江の母親から息子の友達になってあげてと頼まれる。会ったこともない祖父江のLINEアカウントを知ってしまった泉は、クラスのみんなに内緒で祖父江とやりとりを始めることに・・・!
LINEの中での祖父江はつかみどころがなく、不思議な存在。そんなやりとりが面白く、自分だけが知る祖父江のことをだんだん意識するようになる泉。しかし、祖父江の家を訪ねていることを、仲良しグループの1人に知られてしまい――。
さらに泉に密かに想いを寄せているクラスメイトの野島啓介(坂東龍汰)も、見えないライバル「祖父江」の存在を意識するように・・・。
まだ誰も会ったことのない“不思議な転校生"である祖父江の存在に振り回されていく桜彩館高校の生徒たち。そんな中で巻き起こる、友情や恋、勉強、部活、進路など、高校2年生の彼女・彼らが持つ問題や悩み、出来事を等身大に描いていく。
■コメント
「私が女優になる日_」に9000人の応募があった時から10人に選ばれての演技バトルまで、彼女たちのことを約9カ月間、ずっと傍で見てきたので、今とても感慨深いです。
この作品は、誰が主人公に選ばれるか、演技バトルが終わるまで本当にわからない状態で準備をしていたので、役設定は作っていても、誰になるかで全然イメージが変わる可能性があり、ずっとソワソワしていました。ですが、最終的に主演が飯沼さんに決定し、その不安はなくなりました。飯沼さんの魅力は、垢抜け切ってないピュアさと、真面目な姿勢、芯の強さだと思うのですが、彼女が持つそれらが想像していた主人公・倉科泉と通じるものがあったので、それまでフワっとしていたドラマの輪郭がくっきり見えるようになりました。
紗羽を演じる武山さんは、画面に映ったときの画力・ビジュアルがとても強いです! 自然と視線を奪われます。また、凛役の赤穂さんも萌子役の三浦さんもそれぞれに光る存在感があり、魅力的です。
彼女たちにとっては人生でたった一度きりのデビュー作、全力で良い作品を一緒に作り上げたいという気持ちで日々撮影にまい進しております! フレッシュなエネルギーが多くの方に届いてくれれば幸いです。