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2021/09/12 18:59
全国9000人から演技バトルを勝ち抜いた香川県出身の18歳・飯沼愛、ドラマ初出演にして初主演
TBSが全国の10代女性を対象に、将来ドラマで活躍する女優を発掘・育成するため昨年12月から実施してきたオーディション『TBSスター育成プロジェクト「私が女優になる日_」』。全国約9000人の応募者の中から、10月にスタートする同局史上初「よるおびドラマ」のヒロインに、香川県出身の18歳・飯沼愛が選ばれた。
飯沼は演技未経験ながら初回の演技バトルから高評価を受け、多くの審査員からポイントを獲得し、審査員の劇作家・根本宗子に「末恐ろしい」と言わしめた。1位に選ばれ「本当に信じられないです。初めてのドラマ出演が主演ということに、今は正直不安が大きいですがとてもうれしいです」と感激し、「選んでいただいたからには期待に応えたいと思います。まだお芝居を始めて数カ月しかたっていないので、もっと上達できるように必死に頑張っていきたいです」と早くも意欲を見せる。
女優という夢のスタートラインに立ち、「今は女優と呼ばれるのもおこがましいと思っているので、まずはこのドラマを通じて“女優”と呼んでいただけるように成長していきたいです」とフレッシュに意気込んだ。
2位は放送作家のカツオが手掛けたリモート演技バトルから“コメディエンヌ”の才能を開花させた武山瑠香(東京都出身・15歳)。彼女にしかできない、さりげない芝居が審査員に高く評価された。3位には、根本宗子の脚本が課題となったバトルでの母娘の“生々しい演技”をバカリズムが絶賛した赤穂華(兵庫県出身・15歳)。安定した演技で着実にポイントを重ねていき、混戦だった3位争いに見事勝利する形となった。
当初から演技バトル上位3人と、演技バトル全体を通じて選出される特別枠1人を選出することが発表されていたが、急遽結果発表直前に“特別枠”を1人追加することになり、。三浦涼菜(福岡県出身・18歳)と、渋谷風花(青森県出身・18歳)が見事選ばれ、ドラマに出演することになった。三浦は、初回収録前日に新型コロナウイルスの濃厚接触者となりスタートから3回目まで演技バトルの欠場を余儀なくされたが、その後は脚本に沿った役作りで毎回表情を変える演技力と成長の速さを高く評価され、飛ぶ鳥を落とす勢いでランキングを駆け上がっていった。
そして、急遽追加となった1枠に選ばれた渋谷は、審査員を務めてきた数々のトップクリエイターたちから唯一無二の個性を評価され、秋元氏も「説明がつかない何かをもってる」と語り、大きな期待を込めての選出となった。
この5人が、10月にスタートする「よるおびドラマ」の『この初恋はフィクションです』に主要キャストとして出演が決定。半年前まで演技未経験の普通の女の子だった彼女たちが、ついに「女優になる日」を迎える。ドラマ初出演となる彼女たちだからこその、今しかできない魅力の詰まった作品となることは間違いない。
■演技バトル最終ランキング(合計pt)
1位 飯沼愛(22pt)
2位 武山瑠香(20pt)
3位 赤穂華(17pt)
4位 三浦涼菜(16.5pt)※新型コロナの濃厚接触者となり3回欠場のため1.5倍で計算
5位 高倉萌香(16pt)
6位 高橋七海(15pt)
7位 岡田里穗(11pt)
8位 渋谷風花(10pt)
8位 出口真帆(10pt)
10位 肱岡加那美(9pt)
■コメント
<1位:飯沼愛(香川県出身・18歳)>
バトルの1位が主演を演じることを今日知って、本当に信じられないです。初めてのドラマ出演が主演ということに、今は正直不安が大きいですがとてもうれしいです。選んでいただいたからには期待に応えたいと思います。
まだお芝居を始めて数カ月しかたっていないので、もっと上達できるように必死に頑張っていきたいです。今は女優と呼ばれるのもおこがましいと思っているので、まずはこのドラマを通じて“女優”と呼んでいただけるように成長していきたいです。
<2位:武山瑠香(東京都出身・15歳)>
本当にここまでこれたことが信じられないです。心構えができていなかったのでまだ実感が湧いていないですが、めちゃくちゃうれしいです。この10回の演技バトルを通じていろいろな部分が成長できたなと思うので、これからももっともっと成長していきたいです。どんな役でもはまるような、女優さんになりたいです。
<3位:赤穂華(兵庫県出身・15歳)>
私はちょこっと映るだけの役でも印象に残るような女優さんになりたいです。私はドラマ出演が確実な3位以内に入れるかどうかのギリギリのところで戦っていたので、まだ本当に信じられないです。不安は大きいですが、不安をやる気に変えていけるように頑張ります。
<特別枠:三浦涼菜(福岡県出身・18歳)>
誰のせいでもないのですが、他のメンバーよりも演技バトルの参加回数が少なくて、バトルを休んでいる時にどうしたら追いつけるか、自分のいいところはどこなのか探していました。3位以内に入るのは厳しいかなと思っていたので、特別枠に選出されてとてもうれしいです。どんな台本でも演じられるような女優さんになりたいです。
<特別枠:渋谷風花(青森県出身・18歳)>
初回から点数は入らないのに「魅力がある」「光るものがある」とコメントをいただくことが多くて、一番この中でランキングも低いですし不安は大きいですが、頑張りたいです。正直、3位以内にも入らないし、特別枠にも絶対に選ばれないと思っていました。一番演技がへたくそだと思うので、へたくそだと思われないように頑張ります。
<総合プロデューサー・秋元康>
様々な脚本家の方の脚本で演技バトルを繰り返していくという、とても恵まれた期間だったと思います。もちろん彼女たちの努力や元々の才能もありますが、初回から比べるとこんなにも成長したというのに驚かされました。飯沼さん、武山さん、赤穂さんの上位3名は今までの演技バトルの結果の積み重ねですが、本当に素晴らしいと思います。
女優やお芝居というものにおそらく正解はありません。なので、ランキングでは測りきれない“特別枠”を用意していたのですが、特別枠を決めるにあたって、審査員・スタッフみんなでとても悩み、話し合いました。監督・プロデューサーなど、それぞれの目線で「この人と仕事をしてみたい」という想いがあります。
個人的にはこれまでの成長をみていて、今後どうなっていくのか想像できないことに魅力を感じていましたし、協議の結果、急遽特別枠を追加して三浦さん、渋谷さんの2人を選ばせていただきました。今回、このプロジェクトを通じて今まで出会ったことのない子たちを発掘できたように思います。頑張っていただきたいです。